DE活性増設

装置を停止することなく稼働したままの状態で、DE (Drive Enclosure) を増設します。

DEを装置に追加したあと、Web GUIから組み込みます。

同一SASカスケード上のDE

同一SASカスケード上のDEは以下のとおりです。

• ETERNUS DX60 S5の場合

  同一SASカスケード上のDEはありません。

• ETERNUS DX100 S5/DX200 S5の場合

  DI Port No.0 に接続される、DE#01, DE#02, DE#03, DE#04, DE#05, DE#06, DE#07, DE#08, DE#09, DE#0A です。

• ETERNUS DX500 S5の場合

  DI Port No.0 に接続される、CE, DE#01, DE#02, DE#03, DE#04, DE#05 です。

  DI Port No.x に接続される、DE#y0, DE#y1, DE#y2, DE#y3, DE#y4, DE#y5です。

      ETERNUS DX500 S5：x=1～ 3, y=1～ 3

  （例）DI Port No.1 に接続される、DE#10, DE#11, DE#12, DE#13, DE#14, DE#15 です。

• ETERNUS DX600 S5の場合

  DI Port No.0 に接続される、CE, DE#01, DE#02, DE#03, DE#04, DE#05, DE#06, DE#07, DE#08, DE#09, DE#0A です。

  DI Port No.x に接続される、DE#y0, DE#y1, DE#y2, DE#y3, DE#y4, DE#y5, DE#y6, DE#y7, DE#y8, DE#y9, DE#yA です。

      ETERNUS DX600 S5：x=1～ 3, y=1～ 3

  （例）DI Port No.1 に接続される、DE#10, DE#11, DE#12, DE#13, DE#14, DE#15, DE#16, DE#17, DE#18, DE#19, DE#1A です。

• ETERNUS DX900 S5の場合

  ETERNUS DX900 S5では、2台のCE を搭載できます。

  CE#x/DI Port#0 に接続される、DE#x1、DE#x2、DE#x3（x：0、1、C、D、E、F）

  CE#x/DI Port#1 に接続される、DE#x4、DE#x5、DE#x6、DE#x7（x：0、1、C、D、E、F）

  CE#x/DI Port#2 に接続される、DE#x8、DE#x9、DE#xA、DE#xB（x：0、1、C、D、E、F）

  CE#x/DI Port#3 に接続される、DE#xC、DE#xD、DE#xE、DE#xF（x：0、1、C、D、E、F）

  （例）CE#0/DI Port#0 に接続される、DE#01、DE#02、DE#03 は、同一SAS カスケード上のDE です。

• ETERNUS DX8100 S4の場合

  同一SASカスケード上のDEはありません。

• ETERNUS DX8900 S4の場合

  ETERNUS DX8900 S4では、複数台のCEを搭載できます。

  CE#x/DI Port#0 に接続される、DE#x1、DE#x2、DE#x3 (x：0 ～ B)

  CE#x/DI Port#1 に接続される、DE#x4、DE#x5、DE#x6、DE#x7 (x：0 ～ B)

  CE#x/DI Port#2 に接続される、DE#x8、DE#x9、DE#xA、DE#xB (x：0 ～ B)

  CE#x/DI Port#3 に接続される、DE#xC、DE#xD、DE#xE、DE#xF (x：0 ～ B)

  （例）CE#0/DI Port#0 に接続される、DE#01、DE#02、DE#03 は、同一SASカスケード上のDEです。

• ETERNUS AF250 S3の場合

  DI Port No.0 に接続される、DE#01、DE#02、DE#03、DE#04、DE#05、DE#06、DE#07、DE#08、DE#09、DE#0A です。

• ETERNUS AF650 S3の場合

  DI Port No.0 に接続される、CE、DE#01, DE#02, DE#03, DE#04, DE#05, DE#06, DE#07, DE#08, DE#09, DE#0A です。

  DI Port No.x に接続される、DE#y0、DE#y1, DE#y2, DE#y3, DE#y4, DE#y5, DE#y6, DE#y7, DE#y8, DE#y9, DE#yA です。

  ETERNUS AF650 S3：x=1～ 3, y=1～ 3

デフォルトロールにおける実行可否

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

ウィザード形式で以下の画面が表示されます。

[ 開始 ] 画面

増設するDEを選択します。

増設位置の選択

対象Drive Enclosure

[ Drive Enclosureの搭載 ] 画面

対象Drive Enclosure

作業手順に従い、増設したDEと以下のポート、またはDEを接続してください。

ETERNUS DX60 S5の場合

ETERNUS DX100 S5/DX200 S5の場合

（例）

DE#01を増設する場合、「DI Port No.0」と接続します。DE#03を増設する場合、その1つ前の「DE#02」と接続します。

ETERNUS DX500 S5/DX600 S5も同様に1stDEの場合は「DI Port」と、1stDE以外の場合は「増設可能なDE」で1つ前のDEと接続します。

ETERNUS DX500 S5の場合

ETERNUS DX600 S5の場合

ETERNUS DX900 S5の場合

ETERNUS DX8100 S4（AC100Vモデル）の場合

ETERNUS DX8100 S4（AC200Vモデル）の場合

ETERNUS DX8900 S4の場合

ETERNUS AF250 S3の場合

ETERNUS AF650 S3の場合

[ Drive Enclosureの組み込み ] 画面

ステータス監視

[ IOM#1切り離し ] 画面

対象Drive Enclosure

[ IOM#1切り離し確認 ] 画面

ステータス監視

[ 終了 ] 画面

DEの増設が完了したことを示すメッセージが表示されます。

1. [ アクション ] から「DE活性増設」をクリックします。

   → [ 開始 ] 画面が表示されます。

2. 各項目を設定し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

   → [ Drive Enclosureの搭載 ] 画面が表示されます。

3. 作業手順に従ってDEを搭載し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

   → [ Drive Enclosureの組み込み ] 画面が表示されます。

4. DEの組み込み処理が完了するとIOM#1の切り離し処理に遷移します。

   → [ IOM#1切り離し ] 画面が表示されます。

5. 対象部品のステータスを確認し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

   → [ IOM#1切り離し確認 ] 画面が表示されます。

6. IOM#1の切り離しが完了するとSASケーブル取り外し処理に遷移します。

   → [ SASケーブル取り外し ] 画面が表示されます。

7. 作業手順に従ってSASケーブルを取り外し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

   → [ SASケーブル接続 ] 画面が表示されます。

8. 作業手順に従ってSASケーブルを接続し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

   → [ IOM#1組み込み ] 画面が表示されます。

9. 作業手順に従ってIOM#1を組み込み、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

   → [ 終了 ] 画面が表示されます。

10. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ Drive Enclosure ] 画面に戻ります。