NASシステムボリューム復旧

概要

対象となるNAS Engine が使用しているNASシステムボリューム (RootFS) を復旧させ、NAS Engine を強制的に組み込みます。

RootFS とは、CMごとに存在するNAS Engineのルートファイルシステムを保持しているボリュームです。何らかの理由により両系の RootFS に不整合が生じ、NAS Engine が正しく動作できなくなった場合、本機能を使用して RootFS 復旧させ、NAS Engine を再度組み込みます。

本機能は、ユニファイドストレージ環境の場合に表示されます。

注意
  • ETERNUS DX60 S5、ETERNUS DX900 S5ETERNUS DX8100 S4/DX8900 S4、およびETERNUS AF150 S3/AF250 S3/AF650 S3 では、本機能は未サポートです。

  • 以下の対象NASシステムボリュームが存在する場合、本機能を実行できます。
    • CM#0の場合、$SYSVOL2

    • CM#1の場合、$SYSVOL3

  • 本機能は、担当保守員の指示に従って実行してください。

ユーザー権限

デフォルトロールにおける実行可否

デフォルトロール 実行可否
Monitor  
Admin
StorageAdmin  
AccountAdmin  
SecurityAdmin  
Maintainer

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

操作手順

  1. 復旧する NAS Engine を選択し、[ アクション ] から「NASシステムボリューム復旧」をクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

  2. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → NASシステムボリューム復旧が開始されます。

  3. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ Controller Module ] 画面に戻ります。