メタキャッシュ分散配置

概要

自動メタキャッシュ分散配置の設定状態およびメタキャッシュの配置が表示されます。

本機能は、ユニファイドストレージ環境の場合に表示されます。

注意
  • ETERNUS DX60 S5、ETERNUS DX900 S5ETERNUS DX8100 S4/DX8900 S4、およびETERNUS AF150 S3/AF250 S3/AF650 S3 では、本機能は未サポートです。

備考
  • SAN環境で動作していた装置をユニファイドストレージ環境で使用するためには、ユニファイドアップグレードが必要です。詳細は、「ユニファイドストレージライセンス登録」および「コントローラーファームウェア適用」を参照してください。ユニファイドアップグレード後、カテゴリーに本機能が表示されます。

  • メタキャッシュ分散配置は、手動で実行することを推奨します。詳細は、「メタキャッシュ分散配置初期化」を参照してください。

  • メタキャッシュは、自動で初期配置に戻せます。詳細は、「自動メタキャッシュ分散配置有効」を参照してください。

  • メタキャッシュ分散配置の自動実行を無効に変更できます。詳細は、「自動メタキャッシュ分散配置無効」を参照してください。

ユーザー権限

デフォルトロールにおける実行可否

デフォルトロール 実行可否
Monitor
Admin
StorageAdmin
AccountAdmin  
SecurityAdmin
Maintainer

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

表示内容

自動メタキャッシュ分散配置

項目 説明

自動メタキャッシュ分散配置

自動メタキャッシュ分散配置の設定が有効か、無効かが表示されます。

本項目が「有効」の場合、以下のタイミングで装置に登録されているすべての NASボリュームに対し、メタキャッシュの配置を確認します。「現在の配置」と「初期の配置」が異なる場合、メタキャッシュは自動的に初期の配置に戻されます。

  • NAS Engine 起動時

  • 毎時30分

注意
  • メタキャッシュの再配置は、「メタキャッシュ分散配置初期化」を使用することを推奨します。「自動メタキャッシュ分散配置有効」を使用した場合、ホストI/Oに関係なく毎時30分にメタキャッシュの再配置が実行され、NAS関連の処理が最大2分間遅延することがあります。

メタキャッシュ配置情報

項目 説明

ボリュームNo.

NASボリュームのボリューム番号が表示されます。

ボリューム名

NASボリュームのボリューム名が表示されます。

現在の配置

現在のメタキャッシュの配置が表示されます。

配置情報を取得できない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

CM#0

CM#1

初期の配置

NASボリューム作成時のメタキャッシュの配置が表示されます。

配置情報を取得できない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

CM#0

CM#1