キャッシュパラメーターのエクスポート

概要

全ボリュームのキャッシュパラメーターの設定情報を一括で採取します。

備考
  • 採取できるキャッシュパラメーターは、以下のとおりです。
    • キャッシュページ容量

    • Prefetch Limit (PL)

    • Force Prefetch Mode (FP)

    • Multi Writeback Count (MWC)

    • Prefetch Sequential Detect Count (PSDC)

    • Sequential Dirty Detect Count (SDDC)

    • Sequential Slope (SS)

    • Sequential Dirty Slope (SDS)

    • Sequential Parallel Multi I/O Count (SPMC)

    • Extreme Cache

    • Extreme Cache Pool

  • 採取できるボリュームタイプは、「Standard」、「WSV」、「TPV」、「FTV」、「SDV」、および「SDPV」です。ただし、ボリュームタイプが「WSV」、「TPV」、および「FTV」の場合、「キャッシュページ容量」は採取できません。ボリュームタイプが「SDV」および「SDPV」の場合、「Extreme Cache」および「Extreme Cache Pool」は採取できません。

  • TPP ごとのMWCも採取できます。

  • Deduplication/Compressionボリュームのキャッシュパラメーターは採取できません。

ユーザー権限

デフォルトロールにおける実行可否

デフォルトロール 実行可否
Monitor  
Admin
StorageAdmin
AccountAdmin  
SecurityAdmin  
Maintainer

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

表示内容

全ボリュームのキャッシュパラメーターが採取されます。

ダウンロード設定

項目 説明

対象キャッシュパラメーター

ダウンロード対象キャッシュパラメーターが表示されます。

Cache Control Parameter List Information

項目 説明

Model Name

装置のモデル名が表示されます。

Serial No.

装置の製造番号が表示されます。

項目 説明

Volume

ボリューム番号が表示されます。

LUNコンカチネーションによる連結ボリュームの場合、またはタイプが「WSV」の場合、ボリューム番号の後ろに「(連結順位/連結数)」が表示されます。

Name

ボリューム名が表示されます。

Type

ボリュームの種別が表示されます。

Standard

WSV

TPV

FTV

SDV

SDPV

Cache Page Capacity

ボリュームのキャッシュページ容量が表示されます。

タイプが「WSV」、「TPV」、または「FTV」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

タイプが「Standard」であっても、LUNコンカチネーションによる連結ボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

PL

ボリュームのプリフェッチ制限 (Prefetch Limit)の値が表示されます。

FP

ボリュームの強制プリフェッチモード (Force Prefetch Mode) が、有効の場合は「ON」が、無効の場合は「OFF」が表示されます。

MWC

ボリュームのマルチライトバックカウンタ (Multi Writeback Count)の値が表示されます。

タイプが「TPV」または「FTV」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

タイプが「Standard」であっても、LUNコンカチネーションによる連結ボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

PSDC

ボリュームのプリフェッチシーケンシャル検出カウント (Prefetch Sequential Detect Count)の値が表示されます。

SDDC

ボリュームのシーケンシャルダーティー検出カウント (Sequential Dirty Detect Count)の値が表示されます。

SS

ボリュームのシーケンシャルスロープ (Sequential Slope)の値が表示されます。

SDS

ボリュームのシーケンシャルダーティースロープ (Sequential Dirty Slope)の値が表示されます。

SPMC

ボリュームのシーケンシャルパラレルマルチI/Oカウント (Sequential Parallel Multi I/O Count )の値が表示されます。

Extreme Cache

ボリュームのExtreme Cache が有効の場合「ON」が、無効の場合、「OFF」が表示されます。

Extreme Cache が設定できないボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、装置の Extreme Cache が有効な場合に表示されます。

Extreme Cache Pool

ボリュームの Extreme Cache Pool が有効の場合「ON」が、無効の場合、「OFF」が表示されます。

Extreme Cache Pool が設定できないボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、装置の Extreme Cache Pool が有効な場合に表示されます。

TPPが登録されている場合、TPPごとのMWCが採取されます。

項目 説明

TPP No.

TPP番号が表示されます。

Name

TPP名が表示されます。

MWC

TPPのマルチライトバックカウンタ (Multi Writeback Count)の値が表示されます。

操作手順

  1. [ アクション ] から「キャッシュパラメーターのエクスポート」をクリックします。

  2. [ エクスポート ] ボタンをクリックします。

    → キャッシュパラメーターの採取が実行されます。

        採取が終了すると、ファイルをダウンロードする画面が表示されます。

  3. [ ダウンロード ] ボタンをクリックします。

    → ファイルをダウンロードするダイアログボックスが表示されます。

  4. キャッシュパラメーターの設定情報ファイルを保存します。

    ファイル名の初期値は、「CacheParam_シリアルナンバー_YYYY-MM-DD_hh-mm-ss.txt」

    (シリアルナンバー:装置の製造番号、YYYY-MM-DD_hh-mm-ss:ダウンロード画面(手順3.の画面)が表示された時点の日時)です。

    → キャッシュパラメーターのダウンロードが開始されます。

  5. [ 完了 ] ボタンをクリックして、手順1で本機能を起動した画面に戻ります。