SASポートQoS設定

概要

SASポートの帯域制限(性能の上限値)を設定します。

注意
  • 本機能は、ETERNUS DX100 S5/DX200 S5でサポートします。

  • 本機能は、QoS動作モードの有効/無効にかかわらず実行できます。QoS動作モードが無効になっている場合、QoS動作モードを有効にすると、設定された帯域制限で動作を開始します。

備考
  • ホストの帯域制限は、ホストごとに設定します。詳細は、「FCホストQoS設定」、「iSCSIホストQoS設定」、または「SASホストQoS設定」を参照してください。

  • ホストLUNの帯域制限は、LU QoSグループで設定します。詳細は、「Host-LU QoS設定」を参照してください。

ユーザー権限

デフォルトロールにおける実行可否

デフォルトロール 実行可否
Monitor  
Admin
StorageAdmin
AccountAdmin  
SecurityAdmin  
Maintainer

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

設定内容

SASポートQoS設定

SASポートの帯域制限を設定します。

項目 説明

ポート

対象ポートの位置情報が表示されます。

CM#x CA#y Port#z

x:CM番号

y:CA番号

z:Port番号

タイプ

対象ポートのタイプが表示されます。

12G SAS

帯域制限

性能の上限「IOPS(スループット値)」を選択します。性能の上限を設定しない場合は「無制限」を選択します。

設定値および初期値については、「帯域制限」(Port QoS)を参照してください。

備考
  • 帯域制限値は、「ポートQoSパターン設定」またはCLIコマンド "set qos-bandwidth-limit" を使用して変更できます。変更した場合は、その値が本項目の選択肢として表示されます。

操作手順

  1. 帯域制限を設定するSASポートを選択し(複数選択可)、[ アクション ] から「SASポートQoS設定」をクリックします。

  2. SASポートの帯域制限を選択して、[ 設定 ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

  3. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → SASポートQoS設定が開始されます。

  4. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ SASポートQoS ] 画面に戻ります。