iSCSIホストQoS設定
概要
iSCSIホストの帯域制限(性能の上限値)を設定します。
本機能は、QoS動作モードが有効であっても、無効であっても実行できます。ただし、無効の場合、設定された帯域制限で動作を開始するのは、QoS動作モードを有効にしたときです。
ポートの帯域制限は、ポートごとに設定します。詳細は、「FCポートQoS設定」、「iSCSIポートQoS設定」、または「SASポートQoS設定」を参照してください。
ホストLUNの帯域制限は、LU QoSグループで設定します。詳細は、「Host-LU QoS設定」を参照してください。
ユーザー権限
デフォルトロールにおける実行可否
| デフォルトロール | 実行可否 |
|---|---|
| Monitor | |
| Admin | |
| StorageAdmin | |
| AccountAdmin | |
| SecurityAdmin | |
| Maintainer |
権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。
設定内容
iSCSIホストQoS設定
装置に登録されているiSCSIホストの帯域制限を設定します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
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名前 |
iSCSIホスト名が表示されます。 |
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IPバージョン |
iSCSIホストのIPアドレスを登録したときのIPバージョンが表示されます。 IPv4 IPv6 |
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IPアドレス |
iSCSIホストのIPアドレスが表示されます。 IPv6アドレスは省略表記になります。IPアドレスを設定していない場合、空白になります。 IPv4アドレスの場合 xxx.xxx.xxx.xxx xxx:0~255(10進数) IPv6アドレスの場合 xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff(16進数、「a」~「f」は英小文字) 詳細は、「IPv6のアドレス表記」を参照してください。 空白 |
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帯域制限 |
性能の上限「IOPS(スループット値)」を選択します。性能の上限を設定しない場合は「無制限」を選択します。 帯域制限値は、「ホストQoSパターン設定」またはCLIコマンド "set qos-bandwidth-limit" を使用して変更できます。変更した場合は、その値が本項目の選択肢として表示されます。 設定値および初期値については、「帯域制限」(Host QoS)を参照してください。 |
操作手順
帯域制限を設定するiSCSIホストを選択し(複数選択可)、[ アクション ] から「iSCSIホストQoS設定」をクリックします。
iSCSIホストの帯域制限を選択して、[ 設定 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ iSCSIホストQoS設定が開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ iSCSIホストQoS ] 画面に戻ります。

