データ削減処理CM変更
概要
Deduplication/Compressionボリューム に割り当てられているデータ削減処理CMを変更します。
「データ削減処理CM」とは、重複排除/圧縮によるデータ削減処理を制御するCMのことです。本機能は、データ削減処理で使用するメモリの平準化やCMの負荷分散のために使用します。
本機能は、Deduplication/Compression機能が有効な場合だけ表示されます。
ETERNUS DX100 S5/DX200 S5およびETERNUS AF150 では、本機能は未サポートです。
データコンテナボリュームのデータ削減処理CM は本機能で変更できません。変更する場合は、CLIを使用してください。なお、本操作には「保守作業」の権限が必要です。
- 以下の場合、本機能は実行できません。
ステータスが「Normal」以外のCEまたはBBU が存在する
新しいデータ削減処理CM に「自動」を選択した場合、「Normal」および「Warning」以外のCMが存在する
新しいデータ削減処理CM に「自動」以外を選択した場合、「Normal」以外のCMが存在する
ユーザー権限
デフォルトロールにおける実行可否
| デフォルトロール | 実行可否 |
|---|---|
| Monitor | |
| Admin | |
| StorageAdmin | |
| AccountAdmin | |
| SecurityAdmin | |
| Maintainer |
権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。
設定内容
新しいデータ削減処理CMを選択します。
データ削減処理CMの設定
| 項目 | 説明 | 設定値 |
|---|---|---|
新しいデータ削減処理CM |
新しいデータ削減処理CMを選択します。 選択肢には「自動」と実装されている正常なCM番号(「CE#x CM#y」または「CM#y」)が表示されます。 「自動」を選択した場合、正常なCM間でデータ削減処理の負荷が分散するように、担当CMが割り当てられます。 |
自動 ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8900 S4の場合 CE#x CM#y そのほかのモデルの場合 CM#y x:CE番号 y:CM番号 |
表示内容
選択したDeduplication/Compressionボリュームの詳細が表示されます。
対象のシン・プロビジョニングボリューム
| 項目 | 説明 |
|---|---|
|
No. |
ボリューム番号が表示されます。 |
|
名前 |
ボリューム名が表示されます。 |
|
タイプ |
ボリュームの種別が表示されます。 TPV |
|
用途 |
ボリュームの用途が表示されます。
|
|
ステータス |
ボリュームのステータスが表示されます。 詳細は、「ボリュームのステータス」を参照してください。 |
|
現在のデータ削減処理CM |
現在、ボリュームに割り当てられているデータ削減処理CM が表示されます。 ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8900 S4の場合 CE#x CM#y そのほかのモデルの場合 CM#y x:CE番号 y:CM番号 |
操作手順
データ削減処理CMを変更するDeduplication/Compressionボリュームを選択し(複数選択可)、[ アクション ] から「データ削減処理CM変更」をクリックします。
注意Deduplication/Compressionボリューム以外のボリュームを選択した場合、「データ削減処理CM変更」をクリックできません。
新しいデータ削減処理CM を選択し、[ 変更 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ データ削減処理CMの変更が開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ボリューム ] 画面に戻ります。

