REC Sessionのサスペンド
POST /copysession/{copysession_id}/suspend
概要説明
指定されたREC Sessionをサスペンドします。
REC Sessionのコピーを一時中断し、コピー元、コピー先ボリュームは独立したボリュームとしてアクセス可能となります。
Suspend中はコピー先、コピー元に対する変更部分を記録し続けています。
「POST /copysession/{session_id}/resume」を発行することで、Suspend状態への移行が完了した以降の変更部分をコピーし、等価性維持状態を回復します。
転送モードが同期、または非同期Consistencyの場合、JobがSuccessになった時点では、サスペンド処理は完了していないことがあります。「GET /job/{job_id}」のprogress_href_listにサスペンド処理の進捗確認用のHrefが応答されますので、「GET /copysession/{copysession_id}」を使用して、サスペンドが完了したかどうかを確認してください。
Partial Errorの場合、エラー情報が「GET /job/{job_id}」のfailed_resource_info_listで確認できます。
REC Sessionのサスペンドは、コピー元とコピー先のデータが等価性維持状態のときに実行してください。
コピー元とコピー先のデータが等価性維持状態ではない場合でも、強制的にサスペンドすることは可能ですが、未転送のデータが残ったままの状態となり、コピー先のデータは使用できない状態となります。
- 強制サスペンドは、主に以下のような場合に実施します。それ以外の場合は原則的に使用しないでください。
REC Sessionの設定変更時
接続先装置からデータをリストアする場合
コピー経路異常によりHaltになったREC Sessionを手動で復旧する場合
- 以下のREC Sessionを指定することはできません。
TypeがRECではないCopy Session
StatusがErrorのREC Session
転送モードが非同期ThroughモードのREC Session
転送モードが非同期StackのREC Sessionをサスペンドする場合、PhaseがEquivalentではないREC Session
テナントユーザーの場合、自装置のVolumeが自テナントに属するVolumeではないときは、REC Sessionを指定できません。
リクエスト例
- Copy Session ID 1のCopy Sessionをサスペンドする場合の例です。
$ curl -i -H "Authorization: Bearer g17e4umvwYoHuhkG7yCSee.." -X POST "https://192.168.1.1:5665/api/v1/copysession/1/suspend"
レスポンス例
{
"job_id": 8192001,
"job_href": "/api/v1/job/8192001"
}
Parameters
PATH PARAMETERS
| copysession_id
(required) |
integer Copy Session ID。 |
QUERY PARAMETERS
| force | boolean Default: false 強制的にSuspendするかどうか。 trueを指定した場合、コピー元とコピー先のデータが等価性維持状態ではないときでも、REC Sessionを強制的にSuspendします。 falseを指定した場合、コピー元とコピー先のデータが等価性維持状態のとき、REC SessionをSuspendします。 |
Responses
正常にジョブ登録できた場合、HTTPステータスコードが202 (Accepted)となりレスポンスボディを応答します。
RESPONSE BODY
| job_id | integer Job ID。 |
| job_href | string JobのResourceへのLink。 |

