EC/OPC速度設定
概要
EC や OPC 機能を使用する際の、コピー実行速度を指定します。
設定には、ホストI/Oの負荷とコピー処理の負荷を考慮することが必要です。設定された速度は、次セッションだけではなく、既存セッションにも反映されます。
本機能を実行するには、アドバンスト・コピー機能のライセンスまたはStorage Cluster機能のライセンス (*1)の登録が必要です。
*1 : Storage Cluster機能のライセンスは、ETERNUS SF Storage Cruiser から登録してください。
ECには、EC、REC、およびRAIDマイグレーションを含みます。
以下の条件をすべて満たす場合、RECは本機能で設定する「EC/OPC速度」で動作します。そのほかの場合、「REC多重度設定」で設定した「多重度」および「速度レベル」で動作します。
接続形態に「直接接続」が指定されている
速度レベルに「自動」が指定されている
接続形態の指定については「コピー経路設定」を参照してください。
速度レベルの設定については「REC多重度設定」を参照してください。
EC/OPC速度に「自動」を設定した場合、装置で動作している速度状態を確認できます。詳細は「設定(アドバンスト・コピー)」を参照してください。
設定内容
EC/OPCの実行速度を以下の5段階のモードから選択します。
EC/OPC速度
項目 | 説明 | 設定値 |
---|---|---|
EC/OPC速度 |
EC/OPCの実行速度を選択します。
|
自動 高速 中速 低速 超低速 |
高度な設定
コピースケジュールモードを設定します。
項目 | 説明 | 設定値 |
---|---|---|
コピースケジュールモード |
EC、OPC、QuickOPCのスケジュールモードを選択します。通常は、初期値(「セッション均等」)を変更する必要はありません。 SnapOPCおよびSnapOPC+ は、スケジュールモードの設定は不要です。 RECのスケジュールモードは、「REC多重度設定」で設定してください。
Caution
|
セッション均等(初期値) コピー先RAIDグループ均等 |
操作手順
EC/OPCの実行速度を設定します。
[ アクション ] から「EC/OPC速度設定」をクリックします。
各項目を設定し、[ 設定 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
Noteコピースケジュールモードを設定する場合は、「高度な設定」をクリックしてください。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ EC/OPCの速度設定が開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ 設定 ] 画面に戻ります。