REC帯域制限設定

概要

コピー経路に適用する帯域の制限値を設定します。

Caution
  • 本機能を実行するには、アドバンスト・コピー機能のライセンスまたはStorage Cluster機能のライセンス (*1)の登録が必要です。

    *1  :  Storage Cluster機能のライセンスは、ETERNUS SF Storage Cruiser から登録してください。
Note
  • コピー経路のInitiator側(コピー元側)で、経路に送出する帯域を制限します。帯域制限値は経路ごとに設定することが可能です。

  • 帯域制限値は、コピー経路情報に含まれません。コピー経路情報を変更後にコピー経路を設定しても、変更していない経路に設定された帯域制限値は保持されます。

  • コピー経路を削除すると、経路に設定されていた帯域制限値も削除されます。

表示内容

装置情報

項目 説明

自装置Box ID

自装置のBox IDが表示されます。

接続先装置Box ID

接続先装置のBox IDが表示されます。

実効回線速度

自装置と経路が設定されている接続先装置が遠隔接続の場合、実効回線速度(1 ~ 65535(Mbit/s))が表示されます。

直接接続の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

設定内容

帯域制限設定

項目 説明 設定値

設定方法

帯域制限の設定方法を選択します。

  • 全パス同じ帯域を設定する

    すべてのコピー経路に同じ帯域制限を設定します。

  • パスごとに帯域を設定する

    コピー経路ごとに帯域制限を設定します。

全パス同じ帯域を設定する

パスごとに帯域を設定する

帯域制限

設定方法に「全パス同じ帯域を設定する」を選択した場合、帯域制限値を入力します。「0」を入力すると、帯域制限は「無制限」になります。

設定方法に「パスごとに帯域を設定する」を選択した場合、空白が表示されます。アドバンスト・コピー経路欄で経路ごとに帯域制限値を設定してください。

0(初期値)~ 65535 [Mbit/s]

空白

アドバンスト・コピー経路

項目 説明 設定値

自装置ポート

自装置のCAポートの位置情報が表示されます。

CE#n CM#n CA#n Port#nまたはCM#n CA#n Port#n

接続先ポートWWN / iSCSI Name

接続先ポートが表示されます。

FCポートの場合、WWN が表示されます。

iSCSIポートの場合、iSCSI Name が表示されます。

IPアドレス

ポート種別がiSCSIの場合、コピー経路で使用している接続先ポートのIPアドレスが表示されます。

IPバージョンにより表示形式が異なります。

ポート種別がFCの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

IPv4アドレスの場合

xxx.xxx.xxx.xxx

xxx:0~255(10進数)

IPv6アドレスの場合

xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字)

詳細は、IPv6のアドレス表記を参照してください。

帯域制限

経路ごとに帯域制限値を入力します。

「0」を入力すると、帯域制限は「無制限」になります。

0(初期値)~ 65535 [Mbit/s]

操作手順

  1. 帯域制限を設定する接続先装置を選択し、[ アクション ] から「REC帯域制限設定」をクリックします。

  2. 帯域制限の詳細情報を入力し、[ 設定 ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

  3. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → REC帯域制限設定が開始されます。

  4. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ コピー経路 ] 画面に戻ります。