SNMPマネージャー設定
概要
SNMPマネージャーのIPアドレスを設定します。
SNMPマネージャーは、コミュニティー名やユーザー名を使用して装置にアクセスする場合や装置からSNMPマネージャーにトラップを送信する場合に使用されます。
SNMPマネージャーは、装置で最大10個設定できます。
「SNMP機能」が無効の場合、本機能は実行できません。
「SNMPエージェントコミュニティー設定」または「SNMPエージェントトラップ設定」で使用しているSNMPマネージャーのIPアドレスを変更したり、削除したりすることはできません。
SNMPマネージャーが装置と異なるサブネットワークにある場合、「ネットワーク環境設定」の「接続許可IPアドレス」にSNMPマネージャーのIPアドレス、またはSNMPマネージャーが属するネットワークアドレスを設定する必要があります。
表示内容
装置に登録されているSNMPマネージャーのIPアドレスが表示されます。
[ 追加 ] ボタンをクリックすると、[ マネージャー ] 画面が表示されます。[ マネージャー ] 画面でIPアドレスを設定します。
項目 | 説明 |
---|---|
マネージャー |
SNMPマネージャーの管理番号(1~10)が表示されます。管理番号は空いている最も小さな番号から取得されます。 リンクをクリックすると、編集画面が表示されます。 Caution
|
マネージャーIPアドレス |
SNMPマネージャーのIPアドレスが表示されます。 IPv6アドレスは省略表記になります。詳細は、IPv6のアドレス表記を参照してください。 |
設定内容
[ マネージャー ] 画面
SNMPマネージャーのIPアドレスを登録または編集します。
項目 | 説明 | 設定値 |
---|---|---|
IPバージョン |
SNMPマネージャーのIPバージョンを「IPv4」と「IPv6」から選択します。 |
IPv4(初期値) IPv6 |
マネージャーIPアドレス(IPv4) |
SNMPマネージャーのIPアドレスをIPv4形式で入力します。 すでに使用されているIPアドレスは入力できません。 本項目は、「IPバージョン」に「IPv4」を選択した場合、有効になります。 |
xxx.xxx.xxx.xxx xxx:先頭は、1~255(10進数) xxx:そのほかは、0~255(10進数) 空白(初期値) |
マネージャーIPアドレス(IPv6) |
SNMPマネージャーのIPアドレスをIPv6形式で入力します。 入力できるIPv6アドレスは、「リンクローカルアドレス」、「グローバルアドレス」、「ユニークローカルアドレス」、または「6to4アドレス」です。詳細は、設定可能なIPv6アドレス を参照してください。 すでに使用されているIPアドレスは入力できません。 本項目は、「IPバージョン」に「IPv6」を選択した場合、有効になります。 |
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字) 詳細は、IPv6のアドレス表記を参照 空白(初期値) |
機能ボタン
ボタン | 説明 |
---|---|
[ 追加 ] |
IPアドレスを追加します。 最大数のIPアドレスがすでに登録されている場合、[ 追加 ] ボタンはクリックできません。 |
[ 削除 ] |
IPアドレスを削除します。 以下の場合、[ 削除 ] ボタンはクリックできません。
|
操作手順
[ アクション ] から「SNMPマネージャー設定」をクリックします。
マネージャーIPアドレスを追加する場合は、[ 追加 ] ボタンをクリックします。
マネージャーIPアドレスを編集する場合は、[ マネージャー ] リンクをクリックします。
→ [ マネージャー ] 画面が表示されます。
Note既存のマネージャーIPアドレスを削除する場合は、該当領域の [ 削除 ] ボタンをクリックします。
マネージャーIPアドレスを追加または編集し、[ OK ] ボタンをクリックします。
→ 元の画面に戻ります。
マネージャーIPアドレスを複数設定する場合は、手順2および手順3を繰り返します。
マネージャーIPアドレスの追加または編集が完了したら、[ 設定 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ SNMPマネージャー設定が開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ネットワーク ] 画面に戻ります。