シン・プロビジョニングプールフォーマット（全エリア）
概要
シン・プロビジョニングプール (TPP)の全エリアをフォーマットします。
TPPの全エリアをフォーマットすると、TPP内のTPVのデータは消去されます。データ消去後に TPVを再度使用する場合は、TPVのフォーマットが必要です。
- 以下の機能を実行中のTPVが属するTPPをフォーマットすると、実行中の機能はエラー停止します。実行中の機能を停止するか、または完了してから、TPPをフォーマットしてください。
TPV平準化
- 以下の場合、本機能は実行できません。
フォーマットできるTPPが存在しない
TPP内にStorage Cluster機能で使用されているボリュームが存在する
- TPPのフォーマット後、エラーメッセージの「内部リソースが不足しています。」が表示された場合、TPPのフォーマットに失敗していることがあります。フォーマットしたTPPのステータスを [ シン・プロビジョニングプール ] 画面の「ステータス」で確認してください。詳細は、「シン・プロビジョニングプール（基本情報）」を参照してください。ステータスが「Readying」または「Partially Readying」の場合、TPPは未フォーマット状態です。ステータスごとに以下のように対応してください。
「Readying」の場合、実行中のフォーマットが完了してから、本機能を使用して該当するTPPを再フォーマットする。
「Partially Readying」の場合、実行中のフォーマットが完了してから、「シン・プロビジョニングプールフォーマット（未フォーマットエリア）」を使用して該当するTPPを再フォーマットする。
TPPのステータスが「Available」、「Partially Readying」、「Readying」、または「Exposed」のTPPをフォーマット対象とします。
フォーマットの進捗状況（「進捗率」、「推定残り時間」、および「残り容量」）は、「シン・プロビジョニングプール（基本情報）」で確認できます。TPP名をクリックして基本情報を参照してください。
TPVをフォーマットする場合は、「ボリュームフォーマット」を参照してください。
「シン・プロビジョニングプール作成」でTPPを作成した場合、TPPは自動的にフォーマットされます。この場合、本機能でそのTPPを再度フォーマットする必要はありません。
操作手順
TPPの全エリアをフォーマットします。
フォーマットするTPPを選択し（複数選択可）、[ アクション ] から「フォーマット（全エリア）」をクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
CautionTPPの全エリアをフォーマットすると、TPP内のTPVのデータは消去されます。
RAIDマイグレーション実行中のTPVが属するTPPをフォーマットすると、RAIDマイグレーションはエラー停止します。
平準化実行中のTPVが属するTPPをフォーマットすると、TPV平準化はエラー停止します。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ シン・プロビジョニングプール全エリアのフォーマットが開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ シン・プロビジョニングプール ] 画面に戻ります。
Caution該当TPP内のTPVを再度使用する場合は、TPVをフォーマットしてください。