ネットワーク通信プロトコル

用途とプロトコルによって、使用できるLANポートと機能が異なります。

用途／プロトコル別にLANポートの使用可否を以下に示します。

表: LANポートの使用可否

用途

プロトコル

tcp / udp

ポート番号

通信方向

メインCM

サブCM

備考

MNT

RMT

MNT

RMT

ETERNUS Web GUI

https / http（*1）

tcp

443 / 80

from

○

○

△（*2）（*3）

△（*2）（*3）

Web画面

（*4）

ETERNUS CLI

ssh / telnet（*5）

tcp

22 / 23

from

○

○

△（*2）

△（*2）

—

ftp (client)

tcp

21

to

○

○

△（*2）

△（*2）

—

SNMP

agent

snmp

udp

161

from

○

○

○

○

—

trap

snmp trap

udp

162（*6）

to

○（*7）

○（*7）

×

×

—

SMI-S

http / https

tcp

5988 / 5989

from

○

×

×

×

SMI-Sクライアントとの通信に使用

http / https

tcp

—

to

○

×

×

×

SMI-Sリスナーへのイベント通信などに使用

SLP

udp

427

to

○

×

×

×

SMI-Sクライアントからのサービス探査通信に使用

SLP

tcp

5993

from

○

×

×

×

RESTful API

https

tcp

5665

from

○

○

×

×

—

E-mail

smtp (client)

tcp

25（*6）

to

○（*7）

○（*7）

×

×

障害通知などに使用

NTP

NTP (client)

udp

123

to

○（*7）

○（*7）

×

×

—

REMCS

（リモート通報サービス）

smtp (client)

tcp

25（*6）

to

○（*7）

○（*7）

×

×

障害通知などに使用

pop3 (client)

tcp

110（*6）

to

○（*7）

○（*7）

×

×

SMTP認証に使用

Syslog

（イベント通知、監査ログ送信）

Syslog

udp

514（*6）

to

○（*7）

○（*7）

×

×

—

RADIUS

Radius

udp

1812（*6）

to

○（*7）

○（*7）

×

×

—

ping

ICMP

—

—

from

○（*7）

○（*7）

×

×

—

RCIL

IPMI

udp

623 / 664

from

○

×

○

×

—

○：使用可　△：一部の機能で使用可　×：使用不可

*1 ：

装置初回起動時、httpポートはCloseされています。

ETERNUS Web GUI（Easy Administration View）の場合、httpsだけ使用できます。
*2 ：

以下の機能だけを使用できます。

  • 装置状態の確認

  • メインCMの切り替え
*3 ：

ETERNUS Web GUI（Easy Administration View）の場合、サブCMは使用できません。
*4 ：

ETERNUS Web GUI（Easy Administration View）の場合、装置とPCとの情報のやり取りには、RESTful APIを使用します。
*5 ：

装置初回起動時、telnetポートはCloseされています。
*6 ：

変更可能です。
*7 ：

MNTポートまたはRMTポートのどちらか一方を使用します。

ETERNUS SF ソフトウェアを使用する場合のポート番号については、ストレージ基盤ソフトウェアの各マニュアルを参照してください。