電源連動接続(RCIL)

ETERNUS DXは、Remote Cabinet Interface over LAN(RCIL)電源連動機能を使用して、LAN経由で電源投入/切断の制御をサーバと連動させることができます。

RCIL(LAN)を備えたサーバからの制御コマンドを検出して、電源投入または電源切断を行います。ETERNUS DXは、任意のサーバから制御コマンドの投入指示を検出すると電源投入し、同一グループに登録されたすべてのサーバから制御コマンドの切断指示を検出すると電源切断します。

Caution
  • 連動させるサーバ側でもRCIL機能を備えている必要があります。

  • RCIL機能を備えているサーバは、Fujitsu SPARC Serversだけです(2024年9月時点)。

図: RCIL電源連動機能を使用した電源制御

電源投入シーケンス

  1. サーバの電源投入と起動

    ETERNUS DXの起動が完了するまで、サーバのOS起動開始を待ち合わせます(*1)。

  2. LAN経由でETERNUS DXに電源投入を指示

  3. ETERNUS DXの起動

    *1

    サーバ側で、ETERNUS DXの起動を待ち合わせるための設定が必要です。

電源切断シーケンス

  1. サーバのシャットダウン

  2. LAN経由でETERNUS DXに電源切断を指示

  3. ETERNUS DXの終了