ONTAP 9.13

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ジョブの管理用コマンド

ジョブはジョブ キューに配置され、リソースが利用可能になるとバックグラウンドで実行されます。ジョブで使用するクラスタ リソースが多すぎる場合は、そのジョブを停止するか、またはクラスタに対する要求が少なくなるまで一時停止できます。また、ジョブを監視して再開することもできます。

あるジョブを呼び出すコマンドを入力すると、通常、ジョブがキューに登録されたというメッセージが表示され、CLIのコマンド プロンプトに戻ります。ただし、一部のコマンドではジョブの進捗状況が表示され、ジョブが完了するまでCLIのコマンド プロンプトに戻りません。このような場合は、Ctrl+Cキーを押してジョブをバックグラウンドに移動できます。

実行する処理 使用するコマンド

すべてのジョブに関する情報を表示する

job show

ジョブに関する情報をノード単位で表示する

job show bynode

クラスタ関連ジョブに関する情報を表示する

job show-cluster

完了したジョブに関する情報を表示する

job show-completed

ジョブ履歴に関する情報を表示する

job history show

クラスタ内のノードごとに、最大25,000個のジョブ レコードが格納されています。このため、ジョブ履歴全体を表示しようとすると時間がかかることがあります。待機時間を短くするためには、ノード、Storage Virtual Machine(SVM)、またはレコードIDごとにジョブを表示します。

プライベート ジョブのリストを表示する

job private show(advanced権限レベル)

完了したプライベート ジョブに関する情報を表示する

job private show-completed(advanced権限レベル)

ジョブ マネージャの初期化状態に関する情報を表示する

job initstate show(advanced権限レベル)

ジョブの進捗状況を監視する

job watch-progress

プライベート ジョブの進捗状況を監視する

job private watch-progress(advanced権限レベル)

ジョブを一時停止する

job pause

プライベート ジョブを一時停止する

job private pause(advanced権限レベル)

一時停止したジョブを再開する

job resume

一時停止したプライベート ジョブを再開する

job private resume(advanced権限レベル)

ジョブを停止する

job stop

プライベート ジョブを停止する

job private stop(advanced権限レベル)

ジョブを削除する

job delete

プライベート ジョブを削除する

job private delete(advanced権限レベル)

クラスタ関連ジョブとそのジョブを所有する使用不可能なノードとの関連付けを解除し、別のノードがジョブの所有権を取得できるようにする

job unclaim(advanced権限レベル)

完了したジョブの結果は、event log show コマンドを使用して確認できます。

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