自動メタキャッシュ分散配置有効
概要
自動メタキャッシュ分散配置を有効にします。
メタキャッシュの「現在の配置」が「初期の配置」と異なる場合、装置に登録されているすべてのNASボリュームのメタキャッシュを、以下のタイミングで自動的に初期の配置に戻します。
NAS Engine 組み込み時またはCM組み込み時
毎時30分
メタキャッシュの再配置は、「メタキャッシュ分散配置初期化」を使用することを推奨します。本機能を使用した場合、ホストI/Oに関係なく毎時30分にメタキャッシュの再配置が実行され、NAS関連の処理が最大2分間遅延することがあります。
本機能は、ユニファイドストレージ環境で使用します。
注意
- メタキャッシュ再配置中のNASボリュームで以下の操作を実行すると、その操作の処理が再配置終了まで NASボリュームあたり最大2分間遅延することがあります。
NASボリュームの削除
NASボリュームの状態表示
共有フォルダー一覧の表示
共有フォルダーの作成
共有フォルダーの削除
共有フォルダーの変更
- 自動メタキャッシュ分散配置の実行と以下の操作が競合すると、先行している処理が優先されます。
NAS運用ボリュームの容量拡張
NAS運用ボリュームのバックアップ
スナップショット採取
- 以下の処理がすべて完了すると、自動メタキャッシュ分散配置処理が動作します。
コントローラーファームウェア適用
両CM(CM#0およびCM#1)のファームウェア版数一致
CM組み込み
備考
メタキャッシュの現在の配置および初期の配置を確認できます。詳細は、「メタキャッシュ分散配置」を参照してください。
ユーザー権限
デフォルトロールにおける実行可否
| デフォルトロール | 実行可否 |
|---|---|
| Monitor | |
| Admin | |
| StorageAdmin | |
| AccountAdmin | |
| SecurityAdmin | |
| Maintainer |
権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。
操作手順
[ アクション ] から「自動分散配置有効」をクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
注意すでに自動メタキャッシュ分散配置が有効の場合、「自動分散配置有効」はクリックできません。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ 自動メタキャッシュ分散配置の有効設定が開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ メタキャッシュ分散配置 ] 画面に戻ります。

