NASインターフェース変更
概要
NASインターフェースの設定を変更します。
本機能は、ユニファイドストレージ環境で使用します。
NASインターフェースの変更が正常終了しなかった場合、装置の状態が正常になってから再度実施してください。
Active-Active接続を行う場合、冗長化する各CMのポートに、同じサブネットワーク上の異なるIPアドレスを設定してください。
ユーザー権限
デフォルトロールにおける実行可否
| デフォルトロール | 実行可否 |
|---|---|
| Monitor | |
| Admin | |
| StorageAdmin | |
| AccountAdmin | |
| SecurityAdmin | |
| Maintainer |
権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。
設定内容
NASインターフェース設定
NASインターフェースを変更します。
| 項目 | 説明 | 設定値 |
|---|---|---|
No. |
NASインターフェース番号(0 ~ 159)が表示されます。 |
|
ポート |
ポートの位置情報が表示されます。 ポートが設定されていない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。 CM#x CA#y Port#z x:CM番号 y:CA番号 z:Port番号 |
|
冗長化ポート |
対象ポートとマルチパスを設定する冗長化ポートを選択します。マルチパスを設定しない場合、「なし」を選択します。 対象ポートにマルチパスを設定していない場合、選択肢として「NASインターフェースを設定したシングルポート」および「なし」が表示されます。表示される冗長化ポートは、該当ポートと異なるCMのポートです。ただし、結合ポート (Bondingのメンバーポート) は表示されません。 対象ポートにマルチパスを設定している場合、冗長化ポートが表示されます。本項目は、ポートが設定されている場合に有効です。 |
CM#x CA#y Port#z x:CM番号 y:CA番号 z:Port番号 なし |
IPアドレス |
対象ポートのIPv4アドレスを入力します。 |
xxx.xxx.xxx.xxx xxx:先頭は、1 ~ 255(10 進数) xxx:そのほかは、0 ~ 255(10 進数) Class (A, B, C) 内のいずれかであること。 |
サブネットマスク |
対象ポートのサブネットマスクを入力します。 |
192.0.0.0 ~ 255.255.255.252 |
ゲートウェイ |
対象ポートのIPv4ゲートウェイアドレスを入力します。 |
xxx.xxx.xxx.xxx xxx:すべて、0 ~ 255(10 進数) Class (A, B, C) 内のいずれかであること。 |
IPv6リンクローカルアドレス |
対象ポートのIPv6リンクローカルアドレスを入力します。 |
fe80::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字) 詳細は、IPv6のアドレス表記を参照してください。 |
IPv6コネクトIPアドレス |
対象ポートのIPv6コネクトIPアドレスを入力します。 |
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字) 詳細は、IPv6のアドレス表記を参照してください。 |
IPv6ゲートウェイ |
対象ポートのIPv6ゲートウェイアドレスを入力します。 |
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字) 詳細は、IPv6のアドレス表記を参照してください。 |
IPv6プレフィックス長 |
対象ポートのIPv6プレフィックス長を入力します。 |
3 ~ 128 |
操作手順
変更するNASインターフェースを選択し、[ アクション ] から「変更」をクリックします。
各項目の設定内容を変更して、[ 変更 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
注意- 以下の場合、エラー画面が表示されます。
各項目が入力条件を満たしていない
IPアドレスがネットワークアドレスと同一
IPアドレスがブロードキャストアドレスと同一
ゲートウェイが設定されている場合に、ゲートウェイとネットワークアドレスが同一
ゲートウェイが設定されている場合に、ゲートウェイとブロードキャストアドレスが同一
- 以下の場合、エラー画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ NASインターフェース変更が開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ NASインターフェース ] 画面に戻ります。

