DNSサーバ設定

概要

NASシステムで使用するDNS (Domain Name System) サーバを設定します。

本機能は、ユニファイドストレージ環境で使用します。

注意
  • 認証サーバの設定を行う前に、DNSサーバを設定してください。

備考
  • 項目を空白にして設定すると、DNSサーバ設定の該当項目は削除されます。

ユーザー権限

デフォルトロールにおける実行可否

デフォルトロール 実行可否
Monitor  
Admin
StorageAdmin
AccountAdmin  
SecurityAdmin  
Maintainer

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

設定内容

DNSサーバ設定

項目 説明 設定値

プライマリIPアドレス

業務LANで使用するDNSサーバのプライマリIPアドレスをIPv4形式で入力します。

セカンダリIPアドレスと同じIPv4アドレスは入力できません。

xxx.xxx.xxx.xxx

xxx:先頭は、1~255(10進数)

xxx:そのほかは、0~255(10進数)

セカンダリIPアドレス

業務LANで使用するDNSサーバのセカンダリIPアドレスをIPv4形式で入力します。

プライマリIPアドレスと同じIPv4アドレスは入力できません。

セカンダリIPアドレスを設定する場合、プライマリIPアドレスの設定は省略できません。

xxx.xxx.xxx.xxx

xxx:先頭は、1~255(10進数)

xxx:そのほかは、0~255(10進数)

IPv6プライマリIPアドレス

業務LANで使用するDNSサーバのプライマリIPアドレスをIPv6形式で入力します。

入力できるIPv6アドレスは、「グローバルアドレス」または「ユニークローカルアドレス」です。詳細は、設定可能なIPv6アドレス を参照してください。

現在の設定状態を表示する際、IPv6アドレスは省略表記になります。

セカンダリIPアドレスと同じIPv6アドレスは入力できません。

xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字)

詳細は、IPv6のアドレス表記を参照

IPv6セカンダリIPアドレス

業務LANで使用するDNSサーバのセカンダリIPアドレスをIPv6形式で入力します。

入力できるIPv6アドレスは、「グローバルアドレス」または「ユニークローカルアドレス」です。詳細は、設定可能なIPv6アドレス を参照してください。

現在の設定状態を表示する際、IPv6アドレスは省略表記になります。

プライマリIPアドレスと同じIPv6アドレスは入力できません。

IPv6セカンダリIPアドレスを設定する場合、IPv6プライマリIPアドレスの設定は省略できません。

xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字)

詳細は、IPv6のアドレス表記を参照

操作手順

  1. [ アクション ] から「DNSサーバ設定」をクリックします。

  2. 各項目を設定して、[ 設定 ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

    注意
    • 以下の場合、エラー画面が表示されます。
      • 各項目が入力条件を満たしていない

      • プライマリIPアドレスとセカンダリIPアドレスに同じIPv4アドレスを設定にした

      • IPv6プライマリIPアドレスとIPv6セカンダリIPアドレスに同じIPv6アドレスを設定にした

      • セカンダリIPアドレスが設定されている状態で、プライマリIPアドレスに空白を設定した

      • IPv6セカンダリIPアドレスが設定されている状態で、IPv6プライマリIPアドレスに空白を設定した

  3. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → DNSサーバ設定が開始されます。

  4. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ 環境設定 ] 画面に戻ります。