ディスクファームウェア適用
概要
現在稼働中のディスクファームウェアを、BUD に保存済みの別のディスクファームウェアに切り替えて適用します。
ディスクファームウェアが登録されていない場合、本機能は実行できません。
ディスクファームウェア適用を開始する前に、「保守作業開始/終了」で保守作業開始操作を実施してください。適用が完了したあとに保守作業終了操作を実施してください。リモートサポート運用中の場合、保守作業終了操作を実施後に、REMCS によるリモートサポートは自動的に再開されます。
ディスクファームウェア適用には「活性」と「非活性」の2種類の実行モードがあります。ただし、活性適用できないディスクファームウェアの場合、実行モードを選択できません。
活性で本機能を実行する場合は、事前に装置の負荷を下げてください。
非活性で本機能を実行する場合は、事前にディスクアクセス(ホストアクセスと内部処理)を停止してください。
活性適用中はホストレスポンスが遅くなります。
ディスクの種類によってディスクファームウェアは異なります。
設定内容
登録済みのディスクファームウェアが一覧で表示されます。 ディスクに適用するディスクファームウェアを選択します。
ディスクファームウェア選択
項目 | 説明 | 設定値 |
---|---|---|
ラジオボタン |
適用するディスクファームウェアをオンにします。 |
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No. |
装置に登録されているディスクファームウェアの項番(0 ~ 15)が表示されます。 |
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ベンダーID |
ドライブの製造社名が表示されます。 |
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プロダクトID |
ドライブの製品名が表示されます。 登録済みディスクファームウェア一覧はプロダクトIDで並べ替えが行われ、最大2世代が表示されます。 |
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版数 |
ディスクファームウェアの版数が表示されます。 |
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実行モード |
ディスクファームウェア適用の実行モードを「活性」と「非活性」から選択します。 ディスクファームウェア適用を活性で実行できない場合は、「非活性」が表示されます。 ディスクファームウェア適用を活性で実行できるかどうかは、ドライブのメーカーとドライブの種類により異なります。 |
活性(初期値) 非活性 |
[ ドライブ選択 ] 画面
一覧から、ディスクファームウェアを適用するドライブを指定します。
ディスクファームウェア情報
項目 | 説明 |
---|---|
ベンダーID |
ドライブの製造社名が表示されます。 |
プロダクトID |
ドライブの製品名が表示されます。 |
ファームウェア版数 |
ディスクファームウェアの版数が表示されます。 |
実行モード |
ディスクファームウェアの実行モードが表示されます。 活性 非活性 |
ディスク選択
適用するディスクファームウェアとプロダクトIDが一致するドライブの一覧が表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
ドライブ選択チェックボックス |
ディスクファームウェアを適用するドライブのチェックボックスをオンにします。 Caution
|
Enclosure |
ドライブが搭載されているエンクロージャが表示されます。 CE:コントローラーエンクロージャ DE:ドライブエンクロージャ CE CE#n DE#n |
スロットNo. |
ドライブが搭載されているエンクロージャのスロット番号が表示されます。 |
ステータス |
ドライブのステータスが表示されます。 詳細は、ドライブのステータスを参照してください。 |
容量 |
ドライブの容量(TB/GB)が表示されます。 |
回転数 |
ドライブの回転数が表示されます。 SSD、NVMe SSD、SSD SED、またはNVMe SSD SEDの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。 10000 rpm 7200 rpm |
タイプ |
詳細は、ドライブ種別を参照してください。 |
用途 |
ドライブの用途が表示されます。
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プロダクトID |
ドライブの製品名が表示されます。 |
ファームウェア版数 |
ディスクファームウェアの版数が表示されます。 |
操作手順
[ アクション ] から「ディスクファームウェア適用」をクリックします。
対象ディスクファームウェアを指定し、[ 選択 ] ボタンをクリックします。
→ [ ドライブ選択 ] 画面 が表示されます。
ディスクファームウェアを適用するドライブを選択し、[ 適用 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ ディスクファームウェア適用が開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ファームウェア保守 ] 画面に戻ります。