シン・プロビジョニングプール閾値変更

概要

シン・プロビジョニングプール (TPP)の使用容量を監視する閾値を変更します。閾値には、「警告」と「注意」の2種類があります。

Note
  • 本機能では、「シン・プロビジョニングプール作成」で作成したTPPの閾値を変更します。

  • 本機能を使用すると、一度の操作で複数のTPPに同じ閾値を設定できます。

  • TPPの使用状況の遷移を通知することができます。対象は以下の遷移です。詳細は、「イベント通知設定」を参照してください。
    • Normal」から「Attention

    • Normal」または「Attention」から「Warning

    • TPP容量が枯渇した

設定内容

TPPの閾値を変更します。

閾値設定

項目 説明 設定値

警告

TPPの使用容量を監視する警告閾値 (%) を変更します。

「警告」 ≥ 「注意」となるように警告閾値を選択してください。

5 ~ 99 %

90 %(初期値)

注意

TPPの使用容量を監視する注意閾値 (%) を変更します。

「警告」 ≥ 「注意」となるように注意閾値を選択してください。

なお、注意閾値は省略できます。注意閾値を設定する場合は、チェックボックスをオンにしてください。

チェックボックス

  オン

   5 ~ 80 %

  オフ

初期値:

チェックボックスオン

75 %

表示内容

[ シン・プロビジョニングプール ] 画面で選択したTPPが表示されます。閾値を変更するTPPを確認してください。

対象のシン・プロビジョニングプール

項目 説明

名前

TPP名が表示されます。

ドライブタイプ

TPPを構成するドライブのタイプが表示されます。

詳細は、ドライブ種別を参照してください。

RAIDレベル

TPPを構成するRAIDグループのRAIDレベルが表示されます。

詳細は、RAIDレベルを参照してください。

ステータス

TPPのステータスが表示されます。

詳細は、シン・プロビジョニングプールのステータスを参照してください。

総容量

TPPの総容量が表示されます。

Current

使用状況

現在のTPPの使用状況が表示されます。

  • Normal

    TPPの使用率が注意閾値未満です。

  • Attention

    TPPの使用率が注意閾値以上、警告閾値未満です。

    または、データコンテナボリュームの使用率が80%以上です。

  • Warning

    TPPの使用率が警告閾値以上です。

TPPの使用率 = 使用容量 ÷ 総容量

警告

TPPに現在設定されている警告閾値が(5 ~ 99 %)単位で表示されます。

注意

TPPに現在設定されている注意閾値が(5 ~ 80%)単位で表示されます。

注意閾値が省略されている場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

操作手順

TPPの閾値を変更します。

  1. 閾値を変更するTPPを選択し(複数選択可)、[ アクション ] から「閾値設定」をクリックします。

  2. 新しい閾値を選択し、[ 設定 ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

    Caution
    • 「警告」 ≥ 「注意」の大小関係が成り立たない場合、エラー画面が表示されます。

    Note
    • 注意閾値を変更する場合、チェックボックスをオンにしてから新しい閾値を選択してください。

    • 注意閾値を省略する場合、チェックボックスをオフにしてください。

  3. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → シン・プロビジョニングプールの閾値の設定が開始されます。

  4. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ 閾値 ] 画面に戻ります。