リダンダント・コピー
リダンダント・コピーは、故障の予兆があるドライブ内のデータをホットスペアにコピーする機能です。
ドライブのパトロール機能などで予防交換が必要と判断したドライブのデータを、そのほかのドライブから生成して、ホットスペアに書き込みます。リダンダント・コピー機能を使用すると、常に冗長性を維持した状態でデータを復元させることができます。
図: リダンダント・コピー機能
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Note
ドライブのチェックの際に不良セクタが検出された場合、自動的に交代トラックが割り当てられます。この段階ではドライブ障害の予兆として認識されませんが、予備セクタが不足し、交代トラックの割り当てで回避できなくなるとリダンダント・コピーでの切り離し対象となります。
Important
リダンダント・コピー速度
ホストアクセスに対するリダンダント・コピーの優先度を指定できます。Rebuild優先度を高くすることで、ホストアクセスよりもリダンダント・コピーが優先され、リダンダント・コピーの性能を向上させることができます。
ただし、優先度を高くすると、該当RAIDグループでリダンダント・コピーが動作する際に、該当RAIDグループの性能(スループット)が低下することがあります。
詳細は、『Web GUI ユーザーズガイド』の「RAIDグループパラメーター設定」を参照してください。