鍵グループ設定（RAIDグループ）

概要

鍵グループ にSEDで構成したRAIDグループを追加または削除します。

鍵グループに設定されているRAIDグループは鍵サーバから取得するSED認証鍵で管理されます。鍵グループは、装置に1つです。

鍵グループに設定されていないRAIDグループは装置共通鍵で管理されます。

注意
  • 鍵グループにRAIDグループを追加する場合は、事前に以下の設定を行ってください。

    1. 鍵グループを作成する。

    2. 鍵グループにマスタサーバまたはスレーブサーバを割り当てる。

    3. 鍵グループに鍵を設定し、鍵ステータスが「正常」であることを確認する。

    詳細は、「鍵グループ作成」および「SED認証鍵更新」を参照してください。

  • ステータスが「Available」以外のRAIDグループは、鍵グループに追加できません。

備考

  • SEDで構成したRAIDグループの情報と、鍵グループ設定状態は、[ SED鍵グループ ] 画面で確認できます。詳細は、「SED鍵グループ」を参照してください。

  • 鍵グループで使用するSED認証鍵の情報とSSL／KMIP証明書情報は、[ 鍵グループ ] 画面で確認できます。詳細は、「鍵グループ」を参照してください。

  • 鍵管理対象RAIDグループに属するボリュームが業務運用中であっても、鍵グループに追加または削除できます。

ユーザー権限

デフォルトロールにおける実行可否

デフォルトロール 実行可否
Monitor  
Admin
StorageAdmin  
AccountAdmin  
SecurityAdmin  
Maintainer  

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

設定内容

鍵グループ設定

項目 説明 設定値

鍵グループ

鍵グループにRAIDグループを追加する場合は「有効」を選択します。

鍵グループからRAIDグループを削除する場合は「無効」を選択します。

複数のRAIDグループを選択して本機能を起動した場合、一括で有効／無効を設定できます。

有効

無効

表示内容

選択したRAIDグループの詳細情報が表示されます。

対象RAIDグループ

項目 説明

名前

RAIDグループ名が表示されます。

ステータス

RAIDグループのステータスが表示されます。

詳細は、「RAIDグループのステータス」を参照してください。

注意

  • ステータスが「Available」以外のRAIDグループが存在する場合、選択したすべてのRAIDグループの鍵グループ設定がエラーになります。

RAIDレベル

RAIDレベルが表示されます。

High Performance (RAID1+0)

High Capacity (RAID5)

High Reliability (RAID6)

High Reliability (RAID6-FR)

Reliability (RAID5+0)

Mirroring (RAID1)

Striping (RAID0)

総容量

RAIDグループの総容量が表示されます。

現在の鍵グループ

RAIDグループの鍵グループ設定状態が表示されます。

  • 該当RAIDグループが鍵グループに設定されている場合、「有効」

  • 該当RAIDグループが鍵グループに設定されていない場合、「無効」

操作手順

  1. 鍵グループに追加または削除するRAIDグループを選択し（複数選択可）、[ アクション ] から「鍵グループ設定」をクリックします。

    注意

    • 選択したRAIDグループは、一括で処理されます。複数のRAIDグループを追加または削除する場合は、鍵グループへ追加するRAIDグループだけ、または鍵グループから削除するRAIDグループだけを選択してください。

  2. 鍵グループ設定状態を選択し、[ 設定 ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

    注意
    • 以下の場合、エラー画面が表示されます。

      • 鍵グループに割り当てている鍵のステータスが「正常」、「期限切れ」、および「変更中」以外

      • 「有効」を選択したとき、鍵グループが作成されていない

      • 「有効」を選択したとき、鍵グループにマスタサーバもスレーブサーバも割り当てられていない

  3. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → 鍵グループ設定が開始されます。

  4. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ SED鍵グループ ] 画面に戻ります。