コピー経路設定

概要

REC を実行する場合に必要となる装置間のコピー経路情報の設定をウィザード形式で行います。

コピー経路情報とは、REC実行時にその経路(コピー経路、およびコピー経路を設定する装置)を示すものです。

自装置のコピー経路情報に限らず、他装置同士のコピー経路情報も作成できます。

コピー経路設定対象としてサポートしている装置

  • ETERNUS DX600 S6/DX900 S6

  • ETERNUS DX8100 S6/DX8900 S6

  • ETERNUS DX200 S5

  • ETERNUS DX500 S5/DX600 S5/DX900 S5

  • ETERNUS DX200 S4

  • ETERNUS DX500 S4/DX600 S4

  • ETERNUS DX8100 S4/DX8900 S4

  • ETERNUS DX200 S3

  • ETERNUS DX500 S3/DX600 S3

  • ETERNUS DX8100 S3/DX8700 S3/DX8900 S3

  • ETERNUS AF250 S3

  • ETERNUS AF650 S3

  • ETERNUS AF250 S2

  • ETERNUS AF650 S2

  • ETERNUS AF250

  • ETERNUS AF650

  • ETERNUS DX200F

  • ETERNUS DX90 S2

  • ETERNUS DX410 S2/DX440 S2

  • ETERNUS DX8100 S2/DX8700 S2

  • ETERNUS DX90

  • ETERNUS DX410/DX440/DX8100/DX8400/DX8700

  • ETERNUS4000/ETERNUS8000

  • ETERNUS6000

コピー経路設定可能装置数、経路数、ポート数

  • 1台の装置から接続できる装置数は、最大で16です。

  • 装置間で設定できるコピー経路数は、最大で8です。

  • 1個のポートから接続できる接続先ポート数 (FC-RA) は、最大で32です。

  • 1個のポートから接続できる接続先ポート数 (iSCSI-RA) は、最大で16です。

「コピー経路設定」では、コピー経路の基準となる装置を「設定装置」、接続先の装置を「接続装置」と表記しています。

ここでは、以下の処理を実行できます。

  1. 装置情報登録

  2. コピー経路情報作成

  3. コピー経路情報適用

  4. コピー経路情報保存

  5. 帯域制限設定

  6. 応答遅延時間測定

Caution
  • 本機能を実行するには、アドバンスト・コピー機能のライセンス または Storage Cluster機能のライセンス (*1)の登録が必要です。

  • 異なる世代の装置間(ETERNUS DX600 S6 と ETERNUS DX200 S5 など)でコピー経路情報を作成する場合は、必ず新しい方の装置(ETERNUS DX600 S6 と ETERNUS DX200 S5 では ETERNUS DX600 S6)で作成してください。古い方の装置のコピー経路作成機能では、新しい装置の情報が追加できなかったり、作成したコピー経路情報ファイルが新しい装置に適用できなかったりする場合があります。

  • 作成した経路情報と装置の経路情報に差異がある場合、一部の経路に「適用しない」を選択して装置に経路情報を適用すると、適用後の経路情報とバックアップした経路情報ファイルの内容が不一致になります。詳細は、適用結果の仕様を参照してください。なお、バックアップ経路ファイルと設定用PCに保存したダウンロード経路情報ファイルの内容は一致します。

  • コピー経路情報の変更については、さらに以下のことに注意してください。
    • すでにコピー経路が設定されている装置に新たにコピー経路を追加する場合、設定済みのコピー経路を含むすべてのコピー経路で経路情報ファイルを作成してください。

    • コピー経路情報を設定済みの装置のBox IDを変更した場合、RECは実行できなくなります。新規Box IDでコピー経路情報を作り直したあと、Box IDを変更した装置と経路を設定しているすべての装置にコピー経路情報を再度適用してください。

    • 使用中のコピー経路情報を変更すると、コピーの停止など業務に影響がでる場合があります。RECが動作中でないことを確認してください。動作中かどうかは、リモートコピーのコピーセッション一覧から確認できます。

  • ETERNUS DX S6 seriesと以下の装置間のREC は未サポートです。

    • ETERNUS DX410 S2/DX440 S2/DX8100 S2/DX8700 S2/DX90 S2
    • ETERNUS DX90
    • ETERNUS DX410/DX440/DX8100/DX8400/DX8700
    • ETERNUS4000/ETERNUS8000
    • ETERNUS6000
*1  :  Storage Cluster機能のライセンスは、ETERNUS SF Storage Cruiser から登録してください。
Note
  • 本機能で読み込むことのできるコピー経路情報ファイルは、本機能で作成/保存したファイルだけです。

  • 本機能で読み込むことのできる装置情報ファイルは、コピー経路設定対象としてサポートしている装置で採取/保存したファイルです。

  • 設定装置のコピー経路情報を削除する場合は、「コピー経路全削除」を実行してください。設定装置のコピー経路情報は初期化されます。

  • 応答遅延時間は、自装置と物理的に経路を設定した接続装置との間しか測定できません。他装置同士のコピー経路を作成した場合は、該当装置にコピー経路情報ファイルを適用後、応答遅延時間を測定してください。

  • 応答遅延時間は、接続形態が「遠隔接続」の場合だけ測定できます。

  • 測定した応答遅延時間を変更する場合は、「応答遅延時間測定」を参照してください。

  • 実効回線速度を変更する場合は、「REC実効回線速度設定」を使用してください。実効回線速度は、接続形態が「遠隔接続」の場合だけ設定できます。

設定内容

ウィザードに従ってコピー経路を作成します。

[ 開始 ] 画面

処理モード選択

項目 説明 設定値

処理モード

処理モードを指定します。

  • 経路作成

    コピー経路を作成し、装置に適用します。

  • 経路適用

    既存のコピー経路情報ファイルを装置に適用します。

経路作成

経路適用

[ 作成方法選択 ] 画面

既存情報選択

項目 説明 設定値

既存情報

装置情報を登録する際に、既存のどの情報を利用するか、または既存の情報を利用しないかを指定します。

  • バックアップ経路ファイル

    前回適用したコピー経路情報ファイルを利用します。

  • 経路ファイル

    設定用PCに保存されているコピー経路情報ファイルを利用します。

  • 利用しない

    新規にコピー経路を作成します。

バックアップ経路ファイル

経路ファイル

利用しない

[ コピー経路情報ファイル選択 ](作成時)画面

コピー経路情報ファイル選択

項目 説明 設定値

コピー経路情報ファイル

コピー経路情報ファイルの格納先を入力します。

[ 参照 ] ボタンをクリックして格納先を指定します。

コピー経路情報ファイルの格納先のパス

[ 装置情報登録確認 ] 画面

装置一覧

項目 説明

装置選択チェックボックス

コピー経路を作成する装置を選択します。

前回適用した、または装置に保存されているコピー経路情報ファイルに設定されている装置一覧が表示されます。

Box ID

装置のBox ID が表示されます。

[ 装置構成設定 ] 画面

装置構成設定

項目 説明 設定値

Box ID

コピー経路を作成する以下のいずれか1装置のBox IDが表示されます。

  • [ 装置情報登録確認 ] 画面で既存のコピー経路情報ファイルから選択した装置

  • [ 装置情報ファイル選択 ] 画面からファイル入力で追加した装置

  • [ 装置情報入力 ] 画面から手入力で追加した装置

 

Port

ポートの搭載位置が表示されます。

装置の種別によって、表示内容および表示数が異なります。

詳細は、Portの表示内容および表示数を参照してください。

 

Port Type

ポートの種別を選択します。

装置の種別によって、表示内容が異なります。

使用しない場合は「-」(ハイフン)を選択します

Caution
  • コピー経路を設定する、設定しないにかかわらず、RA または CA/RAのポートが存在する場合、そのポートの種別を選択してください。

  • 1つのコピー経路(自装置と相手装置間の経路)上に異なる種類 (FC, iSCSI 10Gbit/s)のインターフェースを混在できません。

  • コピー経路情報で設定したポートのポートモードと適用する装置に搭載されているアダプターのポートモードが一致していない場合、コピー経路情報ファイルは装置に適用できません。コピー経路情報を変更するか、または「ポートモード設定」を使用して事前に装置側のポートモードを切り替えてください。

  • コピー経路情報で設定したポートタイプ (FC, iSCSI) と適用する装置に搭載されているアダプターのポートタイプが一致していない場合、コピー経路情報ファイルを装置に適用できません。ポートタイプごとの適用不可条件は以下のとおりです。
    • ポートタイプが FCの場合、WWNが装置に搭載されているアダプターと一致しない

    • ポートタイプが iSCSIの場合、IPアドレスおよび iSCSI Nameが装置に搭載されているアダプターと一致しない

Port Typeの設定値を参照

使用RA Port

RAまたはCA/RAのポートをすべて選択します。

チェックボックスの右側にポート番号が表示されます。

「Port Type」に、「iSCSI-RA 1-Port」または「iSCSI-RA 2-Port」を選択した場合は、自動的にすべてのポートが選択されます。

ETERNUS6000以外の場合に表示されます。

Caution
  • コピー経路を設定する、設定しないにかかわらず、RA または CA/RAのポートをすべて選択してください。

#n

n:ポート番号 (0 ~ 3)

Port Type に「FC 1-Port」を選択した場合:#0(#1、#2、および#3は選択できません)

Port Type に「FC 2-Port」を選択した場合:#0、#1(#2および#3は選択できません)

Port Type に「FC 4-Port」を選択した場合:#0、#1、#2、#3

Port Type に「iSCSI 1-Port」を選択した場合:#0(#1は選択できません)

Port Type に「iSCSI 2-Port」を選択した場合:#0、#1

Port Type に「iSCSI-RA」を選択した場合:#0、#1(すべて選択されています)

Port Type に「iSCSI-RA 1-Port」を選択した場合:#0(選択されています)

Port Type に「iSCSI-RA 2-Port」を選択した場合:#0、#1(すべて選択されています)

未選択

Port No.

ETERNUS6000の場合だけ表示されます。

Port番号が表示されます。

Port#n

n:Port番号 (0 ~ 3)

 

Initiator / Target Setting

ETERNUS6000の場合だけ表示されます。

RAとしてコピー経路を設定するポートの用途を選択します。

Port Type に「FC 2-Port」を選択した場合:#2および#3の「Initiator / Target Setting」は装置に反映はされません。

Port Type に「-」(ハイフン)を選択した場合:#0、#1、#2および#3の「Initiator / Target Setting」は装置に反映はされません。

  • Initiator:送信専用のポートです。

  • Target:受信専用のポートです。

Initiator

Target

Portの表示内容および表示数

モデル 表示内容 表示数

ETERNUS DX200 S5/DX200 S4/DX200 S3

CM#n CA#n

最大4(CM数:2、CM内のCA数:2)

ETERNUS DX500 S5/DX500 S4/DX500 S3

CM#n CA#n

最大4(CM数:2、CM内のCA数:2)

ETERNUS DX600 S6/DX600 S5/DX600 S4/DX600 S3

CM#n CA#n

最大8(CM数:2、CM内のCA数:4)

ETERNUS DX900 S6/DX900 S5

CE#n CM#n CA#n

最大16 (CE数:2、CE内のCM 数:2、CM内のCA 数:4)

ETERNUS DX8100 S6/DX8100 S4/DX8100 S3

CM#n CA#n

最大4(CM数:2、CM内のCA数:2)

ETERNUS DX8700 S3

CE#n CM#n CA#n

最大32(CE数:4、CE内のCM数:2、CM内のCA数:4)

ETERNUS DX8900 S6/DX8900 S4/DX8900 S3

CE#n CM#n CA#n

最大96(CE数:12、CE内のCM数:2、CM内のCA数:4)

ETERNUS AF250 S3/AF250 S2/AF250

CM#n CA#n

最大4(CM数:2、CM内のCA数:2)

ETERNUS AF650 S3/AF650 S2/AF650

CM#n CA#n

最大8(CM数:2、CM内のCA数:4)

ETERNUS DX200F

CM#n CA#n

4(CM数:2、CM内のCA数:2)

ETERNUS DX90 S2

CM#n CA#n

4(CM数:2、CM内のCA数:2)

ETERNUS DX410 S2

CM#n CA#n

最大4(CM数:2、CM内のCA数:2)

ETERNUS DX440 S2

CM#n CA#n

最大8(CM数:2、CM内のCA数:4)

ETERNUS DX8100 S2

CM#n CA#n

最大8(CM数:2、CM内のCA数:4)

ETERNUS DX8700 S2

CM#n CA#n

最大32(CM数:8、CM内のCA数:4)

ETERNUS DX90

CM#n

2(CM数:2)

ETERNUS DX410/DX440/DX8100/DX8400/DX8700

CM#n CA#n

最大32(CM数:8、CM内のCA数:4)

ETERNUS4000/ETERNUS8000

CM#n CA#n

最大32(CM数:8、CM内のCA数:4)

ETERNUS6000

RT#n CA#n

最大16(RT数:4、RT内のCA数:4)

Port Typeの設定値

モデル 設定値

ETERNUS DX200 S5

FC 2-Port

FC 4-Port

iSCSI 2-Port

「-」(ハイフン)

ETERNUS DX200 S4およびETERNUS DX200 S3

FC 2-Port

iSCSI 2-Port

「-」(ハイフン)

ETERNUS DX600 S6、ETERNUS DX500 S5/ETERNUS DX600 S5、ETERNUS DX500 S4/DX600 S4、および ETERNUS DX500 S3/DX600 S3

FC 2-Port

FC 4-Port

iSCSI 2-Port

「-」(ハイフン)

ETERNUS DX900 S6ETERNUS DX8100 S6/DX8900 S6、ETERNUS DX900 S5、ETERNUS DX8100 S4/DX8900 S4、および ETERNUS DX8100 S3/DX8700 S3/DX8900 S3

FC 2-Port

FC 4-Port

iSCSI 2-Port

「-」(ハイフン)

ETERNUS AF250 S3

FC 2-Port

FC 4-Port

iSCSI 2-Port

「-」(ハイフン)

ETERNUS AF250 S2、およびETERNUS AF250

FC 2-Port

iSCSI 2-Port

「-」(ハイフン)

ETERNUS AF650 S3、ETERNUS AF650 S2、およびETERNUS AF650

FC 2-Port

FC 4-Port

iSCSI 2-Port

「-」(ハイフン)

ETERNUS DX200F

FC 2-Port

iSCSI 2-Port

「-」(ハイフン)

ETERNUS DX90 S2

FC 1-Port

FC 2-Port

iSCSI 1-Port

iSCSI 2-Port

「-」(ハイフン)

ETERNUS DX410 S2/DX440 S2 および ETERNUS DX8100 S2/DX8700 S2

FC 1-Port

FC 2-Port

FC 4-Port

iSCSI 1-Port

iSCSI 2-Port

「-」(ハイフン)

ETERNUS DX90

FC 4-Port

「-」(ハイフン)

ETERNUS DX410/DX440/DX8100/DX8400/DX8700および ETERNUS4000/ETERNUS8000

FC 1-Port

FC 2-Port

FC 4-Port

iSCSI-RA 1-Port

iSCSI-RA 2-Port

「-」(ハイフン)

ETERNUS6000

FC 2-Port

FC 4-Port

「-」(ハイフン)

[ ポート情報設定 ] 画面

ポート情報設定

項目 説明 設定値

Port

ポートの搭載位置が表示されます。

CE#n CM#n CA#n Port#nまたはCM#n CA#n Port#n

 

Port Type

ポートの種別が表示されます。

FC 1-Port

FC 2-Port

FC 4-Port

iSCSI 1-Port

iSCSI 2-Port

iSCSI-RA 1-Port

iSCSI-RA 2-Port

 

IPバージョン

iSCSIポートのIPバージョンを選択します。

コピー経路情報ファイルを読み込んだ際、すでにコピー経路が設定されているポートは、そのポートのIPバージョンが初期値として選択されます。そのほかのポートは、「IPv4」が初期値として選択されます。

Port Type が「iSCSI 1-Port」または「iSCSI 2-Port」の場合だけ、本項目が表示されます。

Caution
  • iSCSIポートの1つのポートで使用できるIPバージョンは、IPv4、IPv6(リンクローカル)、または IPv6(コネクトIP)のいずれか1つです。IPバージョンが同じiSCSIポート同士の場合だけ、コピー経路を作成できます。

IPv4

IPv6(リンクローカル)

IPv6(コネクトIP)

IPアドレス

iSCSIポートのIPアドレスを入力します。

Port Type が「iSCSI」の場合 (*1)、本項目が表示されます。

以下のいずれかの場合、本項目の入力は必須です。未設定の場合は空白となります。

  • Port Typeに「iSCSI-RA 1-Port」または「iSCSI-RA 2-Port」を選択した

  • IPバージョンに「IPv4」を選択した

半角数字

先頭のテキストボックス:1 ~ 255

その他のテキストボックス:0 ~ 255

空白

IPv6リンクローカルアドレス

iSCSIポートのIPv6リンクローカルアドレスを入力します。

IPバージョンに「IPv6(リンクローカル)」を選択した場合、本項目の入力は必須です。未設定の場合は空白となります。

詳細は、設定可能なIPv6アドレス を参照してください。現在の設定状態を表示する際、IPv6アドレスは省略表記になります。

Port Type が「iSCSI 1-Port」または「iSCSI 2-Port」の場合だけ、本項目が表示されます。

fe80::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字)

詳細は、IPv6のアドレス表記を参照してください。

空白

IPv6コネクトIPアドレス

iSCSIポートのIPv6コネクトIPアドレスを入力します。

IPバージョンに「IPv6(コネクトIP)」を選択した場合、本項目の入力は必須です。未設定の場合は空白となります。

入力できるIPv6アドレスは「グローバルアドレス」、「ユニークローカルアドレス」、または「6to4アドレス」です。詳細は、設定可能なIPv6アドレス を参照してください。現在の設定状態を表示する際、IPv6アドレスは省略表記になります。

Port Type が「iSCSI 1-Port」または「iSCSI 2-Port」の場合だけ、本項目が表示されます。

xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字)

詳細は、IPv6のアドレス表記を参照してください。

空白

iSCSI Name

iSCSIポートのiSCSI Nameを入力します。

Port Type が「iSCSI」の場合 (*1)、本項目の入力は必須です。未設定の場合は空白となります。

同一装置内で重複しないiSCSI Nameを入力してください。

4 ~ 223文字の半角英数字記号

( "-"、 "."、 ":")

先頭が「iqn.」または「eui.」であること。

空白

Alias Name

iSCSIポートのエイリアスネームを入力します。(省略可能)

Port Type が「iSCSI」の場合 (*1)、本項目が表示されます。未設定の場合は空白となります。

1 ~ 31文字の半角英数字記号

("-"、 "."、 ":"、 "+"、 "@"、 "_"、 "="、 "/"、 "["、 "]"、 ","、 "~")

空白

ユーザー名

iSCSIポートにアクセスする際のユーザー名を入力します。(省略可能)

Port Type が「iSCSI」の場合 (*1)、本項目が表示されます。未設定の場合は空白となります。

ユーザー名とパスワードは、必ずペアで設定してください。

1 ~ 255文字の半角英数字記号

空白

パスワード

iSCSIポートにアクセスする際のパスワードを入力します。(省略可能)

Port Type が「iSCSI」の場合 (*1)、本項目が表示されます。未設定の場合は空白となります。

ユーザー名とパスワードは、必ずペアで設定してください。

入力内容は、「*」などで表示されます。

12 ~ 100文字の半角英数字記号

空白

WWN

FCポートのWWNを入力します。

装置内で重複するWWNは入力できません。

Port Type が「FC」の場合 (*2)、本項目が表示されます。初期値は以下の内容が表示されます。

  • 「装置情報ファイル」または「経路情報ファイル」を読み込んでいる場合、各ファイルに設定されていたFCポートWWNが表示されます。

  • 装置情報を手入力した場合、装置WWNから生成されたFCポートWWNが表示されます。

Note

半角16進数 (0 ~ 9, A ~ F, a ~ f)

16桁(すべて「F (f)」または「0」は入力不可)

*1  :  Port Type が、「iSCSI 1-Port」、「iSCSI 2-Port」、「iSCSI-RA 1-Port」、または「iSCSI-RA 2-Port」の場合に相当します。
*2  :  Port Type が、「FC 1-Port」、「FC 2-Port」、または「FC 4-Port」の場合に相当します。

[ 装置情報ファイル選択 ] 画面

装置一覧

項目 説明

Box ID

コピー経路を作成する以下のいずれかの装置のBox IDが表示されます。

  • [ 装置情報登録確認 ] 画面で既存のコピー経路情報ファイルから選択した装置

  • [ 装置情報ファイル選択 ] 画面からファイル入力で追加した装置

  • [ 装置情報入力 ] 画面から手入力で追加した装置

処理方法選択

項目 説明 設定値

処理方法

装置の登録を続行するかどうかを選択します。

「ファイルから装置の登録を行う」を選択した場合は、「装置情報ファイル選択」でファイルを指定してください。

装置がすでに128台登録されている場合は、「ファイルから装置の登録を行う」を選択できません。

ファイル指定による装置の登録を終了する

ファイルから装置の登録を行う

装置情報ファイル選択

項目 説明 設定値

装置情報ファイル

装置情報ファイルの格納先を入力します。

[ 参照 ] ボタンをクリックして格納先を指定します。

装置情報ファイルの格納先のパス

[ 装置情報入力 ] 画面

装置一覧

項目 説明

Box ID

コピー経路を作成する以下のいずれかの装置のBox IDが表示されます。

  • [ 装置情報登録確認 ] 画面で既存のコピー経路情報ファイルから選択した装置

  • [ 装置情報ファイル選択 ] 画面からファイル入力で追加した装置

  • [ 装置情報入力 ] 画面から手入力で追加した装置

処理方法選択

項目 説明 設定値

処理方法

装置の登録を続行するかどうかを選択します。

「手入力で装置の登録を行う」を選択した場合は、「装置情報設定」を設定してください。

装置がすでに128台登録されている場合は、「手入力で装置の登録を行う」を選択できません。

手入力による装置の登録を終了する

手入力で装置の登録を行う

装置情報設定

項目 説明 設定値

機種タイプ

登録する装置の種別を選択します。

ETERNUS DX8900 S6

ETERNUS DX8100 S6

ETERNUS DX900 S6

ETERNUS DX600 S6

ETERNUS DX900 S5

ETERNUS DX500 S5/DX600 S5/AF650 S3

ETERNUS DX200 S5/AF250 S3

ETERNUS DX8900 S4

ETERNUS DX8100 S4

ETERNUS DX500 S4/DX600 S4/AF650 S2

ETERNUS DX200 S4/AF250 S2

ETERNUS DX8700 S3/DX8900 S3

ETERNUS DX8100 S3

ETERNUS DX500 S3/DX600 S3/AF650

ETERNUS DX200 S3/DX200F/AF250

ETERNUS DX8700 S2

ETERNUS DX8100 S2

ETERNUS DX410 S2/DX440 S2

ETERNUS DX90 S2

ETERNUS DX90

ETERNUS DX410/DX440/DX8100/DX8400/DX8700

ETERNUS4000/ETERNUS8000 MODEL400/600/800/1200/2200

ETERNUS4000/ETERNUS8000 MODEL300/500/700/900/1100/2100

ETERNUS6000

Box ID

登録する装置のBox IDを入力します。

ほかの装置と重複しているBox IDは登録できません。

半角英大文字、半角数字、半角スペース、"#"(シャープ)

40文字(固定)

WWN

登録する装置のWWN を入力します。

ほかの装置と重複しているWWN は登録できません。

Note
  • ETERNUS DX S3 series 以降の装置 (*1)、 ETERNUS AF series 、またはETERNUS DX200Fの場合、装置WWN は [ システム ] 画面に表示されます。詳細は、「システム(基本情報)」を参照してください。

    *1  :  ETERNUS DX S6/S5/S4/S3 series のことです。
  • 旧機種の装置WWN は、FCポートのWWN から生成します。詳細は、装置WWNの求め方を参照してください。

  • FCポートのWWN が表示される画面についてはFCポートWWNの表示画面を参照してください。どのFCポートから生成しても装置WWN は同一です。

  • iSCSI だけが搭載されている装置の場合は、装置WWNを生成できません。旧機種の「装置情報採取」を使用して装置情報ファイルを作成してください。本機能で装置情報登録の際、ファイル指定で装置を登録してください。

半角16進数 (0 ~ 9, A ~ F, a ~ f)

16桁(すべて「F (f)」または「0」は入力不可)

装置WWNの求め方

FCポートのWWNから装置WWNを生成します。

  • ETERNUS DX8100 S2/ETERNUS DX8700 S2,

    ETERNUS DX410 S2/DX440 S2,

    ETERNUS DX90 S2

    ETERNUS DX90の場合:

    FCポートのWWNを bit 表記に変更し、bit7~0 を「0」にしてください。

    (例1)FCポートのWWN が「500000E0D4445884」の場合、装置WWNは「500000E0D4445800」になります。

            bit7~0 は、(例1)の下線の部分です。

    Byte 位置   0     1     2     3     4     5     6     7  
    bit 位置 63 --- 56 55 --- 48 47 --- 40 39 --- 32 31 --- 24 23 --- 16 15 --- 8 7 --- 0

    FCポートWWN

    (bit 表記)

    500000E0D4445884

    (0101 0000 0000 0000 0000 0000 1110 0000 1101 0100 0100 0100 0101 1000 1000 0100)

    装置WWN

    (bit 表記)

    500000E0D4445800

    (0101 0000 0000 0000 0000 0000 1110 0000 1101 0100 0100 0100 0101 1000 0000 0000)

  • ETERNUS DX410/DX440/DX8100/DX8400/DX8700,

    ETERNUS4000/ETERNUS8000 MODEL400/600/800/1200/2200,

    ETERNUS4000/ETERNUS8000 MODEL300/500/700/900/1100/2100,

    ETERNUS6000の場合:

    FCポートのWWNを bit 表記に変更し、bit60~48 を「0」にしてください。

    (例2)FCポートのWWN が「2040000B5D6A0000」の場合、装置WWNは「2000000B5D6A0000」になります。

            bit60~48 は、(例2)の下線の部分です。

    Byte 位置   0     1     2     3     4     5     6     7  
    bit 位置 63 --- 56 55 --- 48 47 --- 40 39 --- 32 31 --- 24 23 --- 16 15 --- 8 7 --- 0

    FCポートWWN

    (bit 表記)

    2040000B5D6A0000

    (0010 0000 0100 0000 0000 0000 0000 1011 0101 1101 0110 1010 0000 0000 0000 0000)

    装置WWN

    (bit 表記)

    2000000B5D6A0000

    (0010 0000 0000 0000 0000 0000 0000 1011 0101 1101 0110 1010 0000 0000 0000 0000)

FCポートWWNの表示画面

FCポートのWWNの表示画面は以下のとおりです。

  • ETERNUS DX S6/S5/S4/S3 series の場合

    ETERNUS AF series およびETERNUS DX200F の場合

        → [ Channel Adapter詳細 ] 画面のポートインフォメーション (FC)

  • ETERNUS DX90 S2の場合

    ETERNUS DX410 S2/DX440 S2の場合

    ETERNUS DX8100 S2/DX8700 S2の場合

        → [ チャネルアダプター詳細 ] 画面のポートインフォメーション (FC)

  • ETERNUS DX90の場合

        → [ 装置状態表示 ] 画面のPortの状態表示 (FC)

  • ETERNUS DX410/DX440の場合

    ETERNUS DX8100/DX8400/DX8700の場合

    ETERNUS4000/ETERNUS8000の場合

        → [ 装置状態表示 ] 画面のCA詳細画面 (FC)

  • ETERNUS6000の場合

        → [ 装置状態表示 ] 画面のWWN一覧 (FC)

[ 装置情報確認 ] 画面

装置一覧

項目 説明

Box ID

コピー経路を作成する装置のBox IDが表示されます。

コピー経路を作成するには、2台以上の装置が必要です。

[ コピー経路作成装置選択 ] 画面

接続装置一覧

登録した装置で接続可能な組み合わせの一覧が表示されます。

項目 説明

Path

装置間にコピー経路が設定されている場合は、以下のアイコンが表示されます。

  • コピー経路が設定されています。

  • 設定したコピー経路に以下の異常があります。

    • 接続装置が16台を超えている。

    • 1個のポートに対し、設定されているコピー経路が32個(iSCSI-RA は16個)を超えている。

設定装置Box ID

設定装置のBox IDが表示されます。

「コピー経路設定」では、コピー経路作成の基準となる装置を「設定装置」、接続先の装置を「接続装置」と表記しています。

「設定装置」と「接続装置」にはコピーの方向はありません。どちらでもコピー元装置になれます。

接続装置Box ID

接続装置のBox IDが表示されます。

クリックすると[ コピー経路作成 ] ダイアログボックスが表示されます。

[ コピー経路作成 ] ダイアログボックス

コピー経路設定

項目 説明

設定装置Box ID

設定装置のBox IDが表示されます。

接続装置Box ID

接続装置のBox IDが表示されます。

回線設定

項目 説明 設定値

接続形態

設定装置と接続装置間の接続形態を選択します。

  • 遠隔接続

    設定装置と接続装置間を回線経由で接続します。

  • 直接接続

    設定装置と接続装置間を回線経由しないで直接接続します。

    スイッチ接続であっても、回線を使用しない場合は、「直接接続」を選択してください。

遠隔接続

直接接続

実効回線速度

接続装置との実効回線速度(1 ~ 65535 (Mbit/s))を指定します。

接続形態が「遠隔接続」の場合にだけ指定できます。

詳細は、実効回線速度の設定例を参照してください。

Caution
  • 実効回線速度を変更する場合は、本機能で実効回線速度を変更したコピー経路を再作成し、関連する装置に適用してください。

最大で5桁の10進数

1 ~ 65535 (Mbit/s)

実効回線速度の設定例

「実効回線速度」は、実際にRECに使用できるWANの帯域(複数回線を使用する場合は、その合計)を設定します。帯域制御装置などで、RECに使用できるWANの帯域が決められている場合は、その値を設定します。WANの帯域を制御する場合は、帯域制御装置が別途必要です。

また、回線装置に圧縮機能がある場合は、圧縮後に使用可能な帯域(複数回線を使用する場合は、その合計)を設定します。 ETERNUSストレージシステムではデータを圧縮することはできません。 データを圧縮する場合は、回線装置に圧縮機能が必要です。

(例1)帯域制御装置を使用しない場合

        回線帯域 (*2) :200 Mbit/s(すべてRECで使用可能)

        回線数 (*3) :4(すべて 200 Mbit/s)

        実効回線速度 = 200 (Mbit/s) × 4 = 800 (Mbit/s)

(例2)帯域制御装置を使用する場合

        帯域制限した回線帯域 (*2) :100 Mbit/s(200 Mbit/sの回線帯域のうち、RECとして 100 Mbit/s を使用可能)

        回線数 (*3) :2(すべて 100 Mbit/s)

        実効回線速度 = 100 (Mbit/s) × 2 = 200 (Mbit/s)

(例3)回線装置に圧縮機能がない場合

        回線帯域 (*2) :200 Mbit/s(すべてRECで使用可能)

        回線数 (*3) :2(すべて 200 Mbit/s)

        回線装置圧縮率:0 (%)(圧縮なし)

        実効回線速度 = 200 (Mbit/s) × 2 ÷ (1 - 0 (%)) = 400 (Mbit/s)

(例4)回線装置に圧縮機能がある場合

        回線帯域 (*2) :200 Mbit/s(すべてRECで使用可能)

        回線数 (*3) :2(すべて 200 Mbit/s)

        回線装置圧縮率:20 (%)(すべて 20%)

        実効回線速度 = 200 (Mbit/s) × 2 ÷ (1 - 20 (%)) = 500 (Mbit/s)

*2  :  お客様がRECに使用するため契約された回線帯域
*3  :  お客様がRECに使用するため契約された回線数

経路設定

項目 説明

CE

CE番号が表示されます。

設定装置:縦軸に表示されます。

接続装置:横軸に表示されます。

ETERNUS DX8900 S6 など、CEを複数台搭載できる機種の場合に表示されます。

CE#n

CM

CM番号が表示されます。

設定装置:縦軸に表示されます。

接続装置:横軸に表示されます。

機種タイプがETERNUS6000 以外の場合に表示されます。

CM#n

RT

RT番号が表示されます。

設定装置:縦軸に表示されます。

接続装置:横軸に表示されます。

機種タイプがETERNUS6000の場合だけ表示されます。

RT#n

CA

CA番号とPort種別が表示されます。

設定装置:縦軸に表示されます。

接続装置:横軸に表示されます。

機種タイプがETERNUS DX90の場合は表示されません。

CA#n (x)

x:Port種別

FC

iSCSI

Port

CMまたはCA内のポート番号(0 ~ 3)が表示されます。

設定装置:縦軸に表示されます。

接続装置:横軸に表示されます。

Port Type が「iSCSI 1-Port」、「iSCSI 2-Port」、「iSCSI-RA 1-Port」、または「iSCSI-RA 2-Port」の場合、ポート番号の後ろまたは下にIPバージョンが表示されます。

     (v4) : IPv4アドレス

     (v6L) : IPv6リンクローカルアドレス

     (v6C) : IPv6コネクトIPアドレス

     (-) :コピー経路として未使用

ETERNUS6000の場合、ポート番号の後ろまたは下に用途が表示されます。

     (I) : Initiator(送信専用のポート)

     (T) : Target(受信専用のポート)

     (-) : コピー経路として未使用

経路情報

コピー経路を設定する組み合わせのチェックボックスをオンにします。

コピー経路を削除する組み合わせのチェックボックスをオフにします。

最大で8経路まで選択できます。

以下の条件をすべて満たす(コピー経路を設定できる)組み合わせにだけチェックボックスが表示されます。

  • 設定装置と接続装置でポート種別(FC、iSCSI、iSCSI-RA)が同じである。

  • 設定装置と接続装置でiSCSIポートのIPバージョン(v4、v6L、v6C)が同じである。

  • RAポート または CA/RAポートである。

  • 設定装置と接続装置でポートの用途 (Initiator / Target) が異なる(ETERNUS6000の場合)。

[ ファイルダウンロード ] 画面

コピー経路情報ファイル採取

項目 説明

保存

コピー経路情報ファイルがすでに保存されている場合、[ ] アイコンが表示されます。

装置モデル

コピー経路情報ファイルの出力対象モデルが表示されます。

本機能で作成した経路情報に存在するモデルだけが、以下のモデル単位に表示されます。

  • ETERNUS DX S6 series

  • ETERNUS DX S5 series, AF S3 series

  • ETERNUS DX8000 S4 series

  • ETERNUS DX S4/S3 series, AF series(AF S3 seriesを含まず), ETERNUS DX200F (対象:V10L40以上)

  • ETERNUS DX S3 series, ETERNUS DX200F (対象:V10L40未満)

  • ETERNUS DX90 S2

    ETERNUS DX400 S2 series

    ETERNUS DX8000 S2 series

  • ETERNUS DX90

  • ETERNUS DX400 series

    ETERNUS DX8000 series

  • ETERNUS4000

    ETERNUS8000

  • ETERNUS6000

Caution
  • コピー経路情報ファイル内の ETERNUS DX S3 seriesのコントローラーファームウェア版数がすべて「V10L40以上」の場合、「ETERNUS DX S4/S3 series, AF series, ETERNUS DX200F (対象:V10L40以上)」を保存してください。すべて「V10L40未満」の場合、「ETERNUS DX S3 series, ETERNUS DX200F (対象:V10L40未満)」を保存してください。「V10L40以上」と「V10L40未満」が混在している場合、「ETERNUS DX S4/S3 series, AF series, ETERNUS DX200F (対象:V10L40以上)」および「ETERNUS DX S3 series, ETERNUS DX200F (対象:V10L40未満)」の両方を保存してください。

    V10L40以上の装置には「ETERNUS DX S4/S3 series, AF series, ETERNUS DX200F (対象:V10L40以上)」で保存したコピー経路情報ファイルの適用が必要です。同様に、V10L40未満の装置には、「ETERNUS DX S3 series, ETERNUS DX200F (対象:V10L40未満)」で保存したコピー経路情報ファイルの適用が必要です。

  • ETERNUS DX S3 seriesのコピー経路情報ファイルを本機能で編集する場合は、「ETERNUS DX S4/S3 series, AF series, ETERNUS DX200F (対象:V10L40以上)」で保存したファイルを使用してください。「ETERNUS DX S3 series, ETERNUS DX200F (対象:V10L40未満)」で保存したファイルは、編集できません。

Note
  • コピー経路上にETERNUS DX S6 seriesが存在しないときでも、「ETERNUS DX S6 series」が表示されます。

Box ID

出力対象モデルの Box ID が表示されます。

  • ETERNUS DX S6/S5/S4/S3 series、ETERNUS AF series、ETERNUS DX90 S2、ETERNUS DX400 S2 series、および ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合、Box IDが1行にまとめて表示されます。なお、ETERNUS DX S6/S5/S4/S3 series およびETERNUS AF seriesで経路情報がない場合、Box ID に空白が表示されます。

  • そのほかのモデルの場合、Box IDが1行ずつ表示されます。

[ コピー経路情報ファイル選択 ](適用時)画面

コピー経路情報ファイル選択

項目 説明

コピー経路情報ファイル

コピー経路情報ファイルの格納先を入力します。

[ 参照 ] ボタンをクリックして格納先を指定します。

[ コピー経路接続装置一覧 ] 画面

設定装置情報

項目 説明

Box ID

設定装置のBox IDが表示されます。

接続装置情報

項目 説明

Box ID選択チェックボックス

装置に適用する経路情報のチェックボックスをオンにします。

本機能で作成した経路情報と装置に適用済みの経路情報に差異がある場合にチェックボックスが表示されます。初期値では、本機能で作成した経路情報に存在するBox IDのチェックボックスがオンになっています。

適用結果

本機能で作成した経路情報と装置に適用済みの経路情報を比較した結果が表示されます。

Box ID選択チェックボックスをオンにした場合、作成した経路情報を装置に適用したときの装置内の経路情報が表示されます。

Box ID選択チェックボックスをオフにした場合、作成した経路情報を装置に適用しないときの装置内の経路情報が表示されます。

  • 経路が変更されない場合、「変更しない」

  • 経路が追加される場合、「追加する」

  • 経路が追加されない場合、「追加しない」

  • 経路が変更される場合、「変更する」

  • 経路が削除される場合、「削除する」

詳細は、適用結果の仕様適用結果の表示例と実適用結果を参照してください。コピー経路情報ファイルを装置に適用した場合、「追加する」、「変更する」、および「削除する」経路が更新対象になります。

Caution
  • 作成した経路情報と装置の経路情報に差異がある場合、一部の経路に「適用しない」(Box ID選択チェックボックスに「オフ」)を選択して装置に経路情報を適用すると、適用後の経路情報とバックアップした経路情報ファイルの内容が不一致になります。詳細は、適用結果の仕様を参照してください。

Note
  • 適用結果で「削除する」と表示された経路であっても、「Box ID選択チェックボックス」をオフにすると、適用結果が「変更しない」に変わります。この状態で作成した経路情報を適用すると、該当の経路は削除されません。装置上で経路情報はマージされます。

  • 適用結果で「変更しない」と表示された経路は、「Box ID選択チェックボックス」がオン固定で表示されます。「Box ID選択チェックボックス」をオフに変更できません。

Box ID

接続装置のBox IDが表示されます。

作成したコピー経路情報の Box ID にリンクが表示されます。クリックすると、[ コピー経路情報設定確認 ] ダイアログボックスが表示されます。

適用結果の仕様

比較結果 (*1) 「適用結果」の表示
Box ID選択チェックボックスの状態

オン

(適用する)

オフ

(適用しない)

初期値
両方に存在する 経路情報一致 変更しない 変更しない 変更しない
経路情報不一致 変更する 変更しない (*2) 変更する
作成した経路情報だけに存在する 追加する 追加しない 追加する
装置の経路情報だけに存在する 削除する 変更しない (*2) 変更しない
*1  :  「作成した経路情報」と「装置の経路情報」の比較結果を示します。
*2  :  この状態で経路情報ファイルを装置に適用すると、装置の経路情報とバックアップ経路ファイルの内容が不一致になります。

適用結果の表示例と実適用結果

(例1)作成した経路情報を装置に適用する場合(Box ID選択チェックボックスがすべて「オン」)
作成した経路情報

装置1の経路

装置4 --(経路c)-- 装置1 --(経路b)-- 装置3

装置の経路情報

装置1の経路

装置2 --(経路a)-- 装置1 --(経路b)-- 装置3

Box ID選択チェックボックス

装置2:オン

装置3:オン(「作成した経路情報」と「装置の経路情報」に差異がないため、オン固定になります。)

装置4:オン

適用結果

作成した経路情報を装置に適用した場合、装置の経路情報がどのように変更されるかが表示されます。

経路a:削除する

経路b:変更しない

経路c:追加する

装置の経路情報

(実適用結果)

装置1の経路

装置4 --(経路c)-- 装置1 --(経路b)-- 装置3

「装置の経路情報」、「バックアップ経路情報」、および「ダウンロード経路情報」はすべて同じになります。

バックアップ経路情報 (*1)

装置1の経路

装置4 --(経路c)-- 装置1 --(経路b)-- 装置3

ダウンロード経路情報 (*2)

装置1の経路

装置4 --(経路c)-- 装置1 --(経路b)-- 装置3

(例2)作成した経路情報を装置に適用する場合(Box ID選択チェックボックスが「オフ」)
作成した経路情報

装置1の経路

装置4 --(経路c)-- 装置1 --(経路b)-- 装置3

装置の経路情報

装置1の経路

装置2 --(経路a)-- 装置1 --(経路b)-- 装置3

Box ID選択チェックボックス

装置2:オフ

装置3:オン(「作成した経路情報」と「装置の経路情報」に差異がないため、オン固定になります。)

装置4:オフ

適用結果

作成した経路情報を装置に適用した場合、装置の経路情報がどのように変更されるかが表示されます。

経路a:変更しない

経路b:変更しない

経路c:追加しない

装置の経路情報

(実適用結果)

装置1の経路

装置2 --(経路a)-- 装置1 --(経路b)-- 装置3

コピー経路情報ファイルの適用前と適用後において、装置の経路情報に変更はありません。

バックアップ経路情報 (*1)

装置1の経路

装置1 --(経路b)-- 装置3

バックアップ経路情報は、「作成した経路情報」の中で装置に適用した部分だけが保存されます。「装置の経路情報」とは一致しません。

ダウンロード経路情報 (*2)

装置1の経路

装置1 --(経路b)-- 装置3

ダウンロード経路情報は、バックアップ経路情報と同じ内容になります。

(例3)作成した経路情報を装置に適用する場合(Box ID選択チェックボックスが「オン」/「オフ」混在)
作成した経路情報

装置1の経路

装置4 --(経路c)-- 装置1 ==(経路b)== 装置3(経路bのポート数を増加)

装置の経路情報

装置1の経路

装置2 --(経路a)-- 装置1 --(経路b)-- 装置3

Box ID選択チェックボックス

装置2:オフ

装置3:オン

装置4:オン

適用結果

作成した経路情報を装置に適用した場合、装置の経路情報がどのように変更されるかが表示されます。

経路a:変更しない

経路b:変更する

経路c:追加する

装置の経路情報

(実適用結果)

装置1の経路

装置4 --(経路c)-- 装置1 ==(経路b)== 装置3

                                |(経路a)

                              装置2

装置1 と 装置2の間の経路a は、装置上で適用した経路情報にマージされます。

バックアップ経路情報 (*1)

装置1の経路

装置4 --(経路c)-- 装置1 ==(経路b)== 装置3

バックアップ経路情報は、「作成した経路情報」の中で装置に適用した部分(この例では「作成した経路情報」のすべて)が保存されます。マージされた部分(装置1 と 装置2の間の経路a)はバックアップされないため、「装置の経路情報」とは一致しません。

ダウンロード経路情報 (*2)

装置1の経路

装置4 --(経路c)-- 装置1 ==(経路b)== 装置3

ダウンロード経路情報は、バックアップ経路情報と同じ内容になります。

*1  :  コピー経路情報ファイルを装置に適用すると、バックアップ経路ファイルが作成されます。このファイルは「コピー経路情報採取」で装置からダウンロードできます。
*2  :  本機能で [ 保存 ] ボタンをクリックして設定用PCに保存したコピー経路情報ファイルです。

[ コピー経路情報設定確認 ] ダイアログボックス

コピー経路情報

項目 説明

設定装置Box ID

設定装置のBox IDが表示されます。

接続装置Box ID

接続装置のBox IDが表示されます。

接続形態

接続装置との接続形態が表示されます。

実効回線速度

接続装置との実効回線速度(1 ~ 65535 (Mbit/s))が表示されます。接続形態が「直接接続」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

経路情報

項目 説明

CE

CE番号が表示されます。

設定装置:縦軸に表示されます。

接続装置:横軸に表示されます。

ETERNUS DX8900 S6など、CEを複数台搭載できる機種の場合に表示されます。

CE#n

CM

CM番号が表示されます。

設定装置:縦軸に表示されます。

接続装置:横軸に表示されます。

機種タイプがETERNUS6000 以外の場合に表示されます。

CM#n

RT

RT番号が表示されます。

設定装置:縦軸に表示されます。

接続装置:横軸に表示されます。

機種タイプがETERNUS6000の場合だけ表示されます。

RT#n

CA

CA番号とPort種別が表示されます。

設定装置:縦軸に表示されます。

接続装置:横軸に表示されます。

機種タイプがETERNUS DX90の場合は表示されません。

CA#n (x)

x:Port種別

FC

iSCSI

Port

CMまたはCA内のポート番号(0 ~ 3)が表示されます。

設定装置:縦軸に表示されます。

接続装置:横軸に表示されます。

Port Type が「iSCSI 1-Port」、「iSCSI 2-Port」、「iSCSI-RA 1-Port」、または「iSCSI-RA 2-Port」の場合、ポート番号の後ろまたは下にIPバージョンが表示されます。

     (v4) : IPv4アドレス

     (v6L) : IPv6リンクローカルアドレス

     (v6C) : IPv6コネクトIPアドレス

     (-) : コピー経路として未使用

ETERNUS6000の場合、ポート番号の後ろまたは下に用途が表示されます。

     (I) : Initiator(送信専用のポート)

     (T) : Target(受信専用のポート)

     (-) : コピー経路として未使用

経路情報

RAポート間で設定されているコピー経路に [ ] アイコンが表示されます。

[ 帯域制限設定 ] 画面

接続装置情報

項目 説明

Box ID

接続装置のBox IDが表示されます。

帯域制限

接続装置との帯域制限が表示されます。

全ポートが同じ場合、帯域制限が1つ表示されます。ポートごとに異なる場合、複数の帯域制限が表示されます。

[帯域制限] リンクをクリックすると、[ REC帯域制限設定 ] 画面が表示されます。

無制限

1 ~ 65535 (Mbit/s)

接続形態

接続装置との接続形態が表示されます。

直接接続

遠隔接続

実効回線速度

接続装置との実効回線速度(1 ~ 65535 (Mbit/s))が表示されます。接続形態が「直接接続」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

[ REC帯域制限設定 ] 画面

装置情報

項目 説明

自装置Box ID

自装置のBox IDが表示されます。

接続先装置Box ID

接続先装置のBox IDが表示されます。

実効回線速度

自装置と経路が設定されている接続先装置が遠隔接続の場合、実効回線速度(1 ~ 65535 (Mbit/s))が表示されます。

直接接続の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

帯域制限設定

項目 説明 設定値

設定方法

帯域制限の設定方法を選択します。

全パス同じ帯域を設定する

パスごとに帯域を設定する

帯域制限

設定方法に「全パス同じ帯域を設定する」を選択した場合、帯域制限値を入力します。「0」を入力すると、帯域制限は「無制限」になります。

設定方法に「パスごとに帯域を設定する」を選択した場合、空白が表示されます。アドバンスト・コピー経路欄でパスごとに帯域制限値を設定してください。

0 ~ 65535 (Mbit/s)

空白

アドバンスト・コピー経路

項目 説明 設定値

自装置ポート

自装置のCAポートの位置情報が表示されます。

CE#n CM#n CA#n Port#nまたはCM#n CA#n Port#n

 

接続先ポートWWN / iSCSI Name

接続先ポートが表示されます。

FCポートの場合、WWN が表示されます。

iSCSIポートの場合、iSCSI Name が表示されます。

 

IPアドレス

ポート種別がiSCSIの場合、コピー経路で使用している接続先ポートのIPアドレスが表示されます。

IPバージョンにより表示形式が異なります。

ポート種別がFCの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

IPv4アドレスの場合

xxx.xxx.xxx.xxx

xxx:0~255(10進数)

IPv6アドレスの場合

xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字)

詳細は、IPv6のアドレス表記を参照してください。

 

帯域制限

パスごとに帯域制限値を入力します。

「0」を入力すると、帯域制限は「無制限」になります。

0(初期値)~ 65535 (Mbit/s)

[ 応答遅延時間測定 ] 画面

接続装置情報

項目 説明

測定対象選択チェックボックス

応答遅延時間を測定する接続装置のチェックボックスをオンにします。

接続形態が「遠隔接続」の接続装置のみチェックボックスが表示されます。

Box ID

接続装置のBox IDが表示されます。

応答遅延時間

接続装置との応答遅延時間が表示されます。

接続形態が「直接接続」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。応答遅延時間を測定 または 設定していない場合、「未測定」が表示されます。

接続形態

接続装置との接続形態が表示されます。

直接接続

遠隔接続

[ 応答遅延時間測定結果 ] 画面

接続装置情報

項目 説明

(測定対象)

応答遅延時間を測定した接続装置に [ ] アイコンが表示されます。

Box ID

接続装置のBox IDが表示されます。

応答遅延時間

接続装置との応答遅延時間の測定結果が表示されます。接続形態が「直接接続」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • 応答遅延時間が「0」の場合、「未測定」

  • 測定が失敗した場合、「Error」(赤文字)

接続形態

接続装置との接続形態が表示されます。

直接接続

遠隔接続

機能ボタン

ボタン 説明

[ 参照 ]

クリックすると、装置に取り込む情報ファイルの選択画面が表示されます。

[ 保存 ]

クリックすると、コピー経路情報ファイルの保存ダイアログボックスが表示されます。

操作手順

処理モード選択

処理モードを選択します。

  1. [ アクション ] から「コピー経路設定」をクリックします。

    [ 開始 ] 画面が表示されます。

  2. 処理モードを選択し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    選択した処理モードによって、表示される画面が異なります。

装置情報登録

コピー経路を作成する装置の情報を登録します。

  1. 装置情報の登録方法を選択し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    選択した登録方法によって、表示される画面は異なります。

  2. 利用するコピー経路情報ファイルの格納先を入力し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    [ 装置情報登録確認 ] 画面が表示されます。

  3. 装置情報を登録する装置を選択し(複数選択可)、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

  4. [ OK ] ボタンをクリックします。

    [ 装置構成設定 ] 画面が表示されます。

    Note
  5. RAポートおよびCA/RAポートの設定を行い、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    [ ポート情報設定 ] 画面が表示されます。

    Caution
    • コピー経路を設定する、設定しないにかかわらず、RA または CA/RAのポートをすべて設定してください。

  6. ポートの設定を行い、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    ポートの設定状況によって、表示される画面は異なります。

  7. 装置情報ファイルを利用するかどうかを指定し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    選択した処理方法によって、表示される画面は異なります。

  8. 装置情報を登録します。装置情報の登録を続行するかどうかを指定し、 [ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    選択した処理方法によって、表示される画面は異なります。

  9. 装置情報を確認し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    [ コピー経路作成装置選択 ] 画面が表示されます。コピー経路情報作成に進んでください。

コピー経路情報作成

コピー経路を作成します。コピー経路を作成する装置のBox ID を指定し、装置間の回線情報を設定します。

  1. コピー経路を作成する[ 接続装置Box ID ] リンクをクリックします。

    [ コピー経路作成 ] ダイアログボックスが表示されます。

  2. コピー経路を設定し、[ OK ] ボタンをクリックします。

    [ コピー経路作成装置選択 ] 画面が表示されます。

  3. コピー経路設定を行う装置の台数分、手順1手順2を繰り返します。

  4. すべての装置でコピー経路設定が完了したら、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    [ コピー経路接続装置一覧 ] 画面が表示されます。コピー経路情報適用に進んでください。

    Caution
    • 以下の場合、エラー画面が表示されます。
      • 接続装置が最大数を超えた

      • 1つのポートに接続する経路数が最大数を超えた

    Note

コピー経路情報選択

利用するコピー経路情報ファイルを選択します。

Note
  1. 利用するコピー経路情報ファイルの格納先のパスを入力し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    [ コピー経路接続装置一覧 ] 画面が表示されます。コピー経路情報適用に進んでください。

    Note

コピー経路情報適用

コピー経路情報を適用します。

  1. 装置間にコピー経路が設定されていることを確認し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

    Note
  2. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → コピー経路情報の適用が開始されます。適用が完了すると、[ 適用結果 ] 画面が表示されます。

    Caution
    • 設定装置の構成とコピー経路情報ファイルの構成で以下のいずれかが不一致の場合、[ 適用結果 ] 画面に不可要因が表示されます。
      • ポートモード(自装置が「CA」で コピー経路情報ファイルが「RA」)

      • ポート種別(FC、iSCSI、および iSCSI RA)

      • ポート種別が「FC」の場合、WWN

      • ポート種別が「iSCSI」または「iSCSI RA」の場合、IPアドレス

      • ポート種別が「iSCSI」または「iSCSI RA」の場合、iSCSI Name

  3. メッセージを確認し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    [ 開始 ] 画面で選択した処理モードによって、表示される画面が異なります。

    • 「経路作成」を選択していた場合

      [ ファイルダウンロード ] 画面が表示されます。コピー経路情報保存に進んでください。

    • 「経路適用」を選択していた場合
      • コピー経路情報ファイルを正常に適用できた場合

        [ 帯域制限設定 ] 画面が表示されます。帯域制限設定に進んでください。

      • コピー経路情報ファイルを正常に適用できなかった場合

        → [ 終了実行確認 ] 画面が表示されます。[ OK ] ボタンをクリックすると、[ 正常終了表示 ] 画面が表示されます。終了に進んでください。

コピー経路情報保存

コピー経路情報作成で作成したコピー経路情報を保存します。

Note
  • 保存したコピー経路情報ファイルは他装置に適用することができます。

  • モデルごとに [ 保存 ] ボタンをクリックして、コピー経路情報ファイルを保存してください。

  1. [ 保存 ] ボタンをクリックします。

    → ファイルをダウンロードするダイアログボックスが表示されます。

  2. モデルごとにコピー経路情報を保存します。

    ファイル名の初期値は以下のモデルによって異なります。

    • ETERNUS DX S6 series の場合

      「RecPath_シリアルナンバー_YYYY-MM-DD_hh-mm-ss_番号.bin」(シリアルナンバー:装置の製造番号、YYYY-MM-DD_hh-mm-ss:保存画面 (手順1 の画面) が表示された時点の日時、番号(*1)) です。

    • ETERNUS DX S5 series、ETERNUS AF S3 series、ETERNUS DX8000 S4 series、ETERNUS DX S4/S3 series、AF series、およびETERNUS DX200F(対象:V10L40 以上)の場合

      「RecPathConvt_シリアルナンバー_YYYY-MM-DD_hh-mm-ss_番号.bin」(シリアルナンバー:装置の製造番号、YYYY-MM-DD_hh-mm-ss:保存画面 (手順1 の画面) が表示された時点の日時、番号(*1))です。

    • ETERNUS DX S3 series、ETERNUS DX200F(対象:V10L40 未満)の場合

      「RecPathConvtV10L30_シリアルナンバー_YYYY-MM-DD_hh-mm-ss_番号.bin」(シリアルナンバー:装置の製造番号、YYYY-MM-DD_hh-mm-ss:保存画面(手順1の画面)が表示された時点の日時、番号(*1))です。

    • そのほかのモデルの場合

      「RecPathConvt_シリアルナンバー_YYYY-MM-DD_hh-mm-ss_番号.bin」(シリアルナンバー:装置の製造番号、YYYY-MM-DD_hh-mm-ss:保存画面(手順1の画面)が表示された時点の日時、番号(*1))です。

      *1  :  画面に表示された [ 保存 ] ボタンに対し、一番上を「1」として上から順に割り当てた番号です。
  3. すべてのモデルのコピー経路情報ファイルを保存後、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    → 作成した経路情報を適用済みの場合、[ 帯域制限設定 ] 画面が表示されます。帯域制限設定に進んでください。

    Caution
    • コピー経路情報ファイルを保存していないモデルが残っている状態で [ 終了 ] ボタンをクリックすると、作成したコピー経路情報ファイルは削除されます。すべてのコピー経路情報ファイルを保存してください。

    Note
    • 作成した経路情報を適用していない場合 または [ 終了 ] ボタンをクリックした場合、 [ 終了実行確認 ] 画面が表示されます。[ OK ] ボタンをクリックすると、[ 正常終了表示 ] 画面が表示されます。終了に進んでください。

帯域制限設定

自装置と接続装置間の帯域制限を設定します。

Note
  1. 帯域制限を設定する接続装置を選択し、[ 帯域制限 ] リンクをクリックします。

    [ REC帯域制限設定 ] 画面 が表示されます。

  2. 帯域制限の詳細情報を入力し、[ 設定 ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

  3. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → REC帯域制限設定が開始されます。

  4. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ 帯域制限設定 ] 画面に戻ります。

  5. [ 次へ >> ] ボタンをクリックすると、[ 応答遅延時間測定 ] 画面が表示されます。応答遅延時間測定に進んでください。

応答遅延時間測定

自装置と接続装置の応答遅延時間を測定します。

Caution
  • 応答遅延時間は、回線にデータが流れていない静的な状態で測定してください。

  • 応答遅延時間は、装置間に物理的な回線を正しく設定してから測定してください。回線に異常がある場合は、応答遅延時間を正確に測定できません。

  • 応答遅延時間は、コピー元装置およびコピー先装置の両方で設定が必要です。詳細は、「応答遅延時間測定」を参照してください。

  • 応答遅延時間の測定には、最大で160秒かかります。

  1. 応答遅延時間を測定する接続装置を選択し(複数選択可)、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

    Note
    • 応答遅延時間を測定可能な接続装置がない または すべて「直接接続」の場合、[ 正常終了表示 ] 画面が表示されます。終了に進んでください。

  2. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → 応答遅延時間の測定が開始されます。測定が完了すると、[ 応答遅延時間測定結果 ] 画面が表示されます。

  3. 測定された応答遅延時間を確認し、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

  4. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → 応答遅延時間の設定が開始されます。設定が完了したら、[ 正常終了表示 ] 画面が表示されます。終了に進んでください。

終了

  1. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ コピー経路 ] 画面に戻ります。