ボリューム(基本情報)

概要

ボリュームの基本的な情報が表示されます。

Note
  • ここでは説明の必要がない場合、「ボリューム」と「外部ボリューム」を両方とも「ボリューム」と表記しています。

表示内容

ボリュームの基本的な情報が一覧表示されます。

ボリューム一覧

項目 説明

No.

ボリューム番号が表示されます。

ボリューム番号は、自動的に設定することも、作成時に指定することもできます。自動設定の場合、昇順に付与されます。

クリックすると、[ ボリューム詳細 ] 画面([ Basic ] タブ)が表示されます。

名前

ボリューム名が表示されます。

クリックすると、[ ボリューム詳細 ] 画面([ Basic ] タブ)が表示されます。

ステータス

ボリュームのステータスが表示されます。

正常な場合、「Available」が表示されます。

詳細は、ボリュームのステータスを参照してください。

タイプ

ボリュームの種別が表示されます。

Standard

WSV

TPV

FTV

SDV

SDPV

Temporary

用途

ボリュームの用途が表示されます。

詳細は、ボリューム用途を参照してください。

容量

ボリュームの容量が表示されます。

タイプが「SDV」の場合、仮想容量が表示されます。

RAIDグループ/TPP/FTRP No.

以下の番号が表示されます。

  • タイプが「WSV」の場合

    代表ボリューム が属するRAIDグループの番号が表示されます。

  • タイプが「TPV」の場合

    ボリュームが属する TPPの番号が表示されます。

  • タイプが「FTV」の場合

    ボリュームが属する FTRPの番号が表示されます。

  • タイプが「Standard」で用途が「Migration」の場合

    外部ボリュームが属する 外部RAIDグループの番号が表示されます。

  • そのほかのタイプの場合

    ボリュームが属するRAIDグループの番号が表示されます。

RAIDグループ/TPP/FTRP名

以下の名前が表示されます。

  • タイプが「WSV」の場合

    代表ボリュームが属するRAIDグループの名前が表示されます。

  • タイプが「TPV」の場合

    ボリュームが属する TPPの名前が表示されます。

  • タイプが「FTV」の場合

    ボリュームが属する FTRPの名前が表示されます。

  • タイプが「Standard」で用途が「Migration」の場合

    外部ボリュームが属する外部RAIDグループの名前が表示されます。

  • そのほかのタイプの場合

    ボリュームが属するRAIDグループの名前が表示されます。

暗号化

暗号化の状態が表示されます。

  • CM

    CM により暗号化されているボリュームです。

  • 「-」(ハイフン)

    暗号化されていない(平文の)ボリュームです。

  • SED

    SED により暗号化されているボリュームです。

UID

UID (Universal Identifier) が表示されます。

UIDは、オープンシステム系サーバからボリュームを特定するための識別子(デバイス名)です。UIDの状態は、「UIDモード」に表示されます。

データコンテナボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

32桁の半角数字英大文字(16進数)

Note
  • 外部LU情報 を引き継いだ 外部ボリュームの場合、外部ボリュームの UID が表示されます。外部LU情報を引き継いでいない外部ボリュームの場合、本装置(ローカルストレージ装置)で割り当てた UID が表示されます。

  • 外部LU情報を削除した場合、本装置で割り当てた UID が表示されます。詳細は、「外部LU情報削除」を参照してください。

UIDモード

UIDの状態が表示されます。

データコンテナボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • デフォルト

    以下の場合に表示されます。

    • 本装置で作成したボリューム

    • 外部LU情報を引き継いでいないボリューム (*1)

  • カスタム

    以下のいずれかの場合に表示されます。

    • CLI コマンド "set volume" で変更したUIDを適用したボリューム

    • Storage Cluster機能で使用されているボリューム

  • External

    外部LU情報を引き継いでいるボリューム (*1)の場合に表示されます。

*1  :  無停止ストレージマイグレーションによるデータ移行前、移行中、および移行後のボリュームに表示されます。
Note
  • 外部LU情報を削除した場合、本項目は「External」から「デフォルト」に変更されます。詳細は、「外部LU情報削除」を参照してください。

処理

現在実行中の処理が表示されます。現在実行中の処理が複数ある場合、「xx:yy:zz」のように処理が「:」(コロン)で区切られて表示されます。「xx」には、「暗号化中」、「フォーマット中」、「マイグレーション中」、または「平準化中」が表示されます。「yy」には、「容量最適化中」、「容量最適化予約中」、「自動で停止する」、または「手動で停止する」が表示されます。「zz」には、「容量最適化中」または「容量最適化予約中」が表示されます。

なお、「自動で停止する」および「手動で停止する」は、無停止ストレージマイグレーションライセンスが登録済みの場合だけ表示されます。

現在実行中の処理がない場合は、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • 暗号化中

    暗号化変換中です。

  • フォーマット中

    フォーマット中です。

  • マイグレーション中

    RAIDマイグレーション 中です。

  • 平準化中

    TPV平準化中またはFTRP平準化中です。

  • 容量最適化中

    TPVまたはFTVで 容量最適化中です。

  • 容量最適化予約中

    TPVまたはFTVで容量最適化予約中 (*1) です。

  • 自動で停止する

    移動元ボリュームと移動先ボリューム間のデータ同期を自動で停止します。

  • 手動で停止する

    移動元ボリュームと移動先ボリューム間のデータ同期を手動で停止します。

*1  :  RAIDマイグレーションで「マイグレーション後にTPV/FTV容量最適化を開始する」を有効にした場合、移動元ボリュームは容量最適化予約状態になります。
Note
  • 「RAIDマイグレーション開始」を使用して無停止ストレージマイグレーションによるデータ移行を開始するときに、マイグレーション完了後のデータ同期に「自動で停止する」または「手動で停止する」を選択した場合、移動元ボリュームの本項目には「マイグレーション中:自動で停止する」または「マイグレーション中:手動で停止する」が表示されます。

    「手動で停止する」を選択した場合、マイグレーションが完了していても移動元ボリュームと移動先ボリューム間でデータ同期中は、移動元ボリュームの処理に「マイグレーション中:手動で停止する」が表示されます。

コピー動作保護

ボリュームの保護設定状況またはミラーリング予約などボリュームの属性が表示されます。

データコンテナボリュームの場合、「No」が表示されます。

  • Yes

    保護されています。コピー先ボリュームとして使用できません。

  • No

    保護されていません。コピー先ボリュームとして使用できます。

  • DLM (Dynamic LUN Mirroring)

    コピー動作保護されているかどうかにかかわらず、Dynamic LUN Mirroring 機能により、RECのコピー先として作成中のボリュームに設定される属性です。この属性が表示される場合、作成に失敗して装置に残ってしまったボリュームの可能性があります。

  • ODX (Offloaded Data Transfer)

    ODXバッファーボリュームです。ODXバッファーボリュームはボリューム保護非対象です。

Storage Cluster

ボリュームが Storage Cluster機能で使用されている場合は「有効」が、使用されていない場合は「無効」が表示されます。

本項目は、Storage Cluster機能が「有効」の場合だけ表示されます。

Virtual Volume

ボリュームが Virtual Volume機能で使用されている場合は「有効」が、使用されていない場合は「無効」が表示されます。Virtual Volume 機能で使用されていても、$VVOL_METAは「無効」が表示されます。「$VVOL_META」は、Virtual Volume 機能で使用される管理情報(メタデータ)が格納されるシステムボリュームです。

本項目は、Virtual Volume機能が「有効」の場合だけ表示されます。

Allocation

ボリュームの Allocation方式が表示されます。

タイプが「TPV」または「FTV」以外の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Thin

    Write I/O を受け付けた時点で、ボリュームの対象領域に物理領域を割り当てます。

  • Thick

    ボリューム作成時にボリュームの全領域に対して、物理領域を割り当てます。

使用容量

ボリュームの使用容量(物理割り当て済み容量)が表示されます。

以下の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

*1  :  Deduplication/Compressionボリュームの使用容量を確認する場合は、該当Deduplication/Compressionボリュームが属するTPPに作成されたデータコンテナボリュームの使用容量を確認してください。データコンテナボリュームの使用容量は、該当TPPに作成されたすべてのDeduplication/Compressionボリュームの使用容量に相当します。

オリジナルデータサイズ

ボリュームに書き込まれた圧縮前のデータ容量(論理割り当て容量)が表示されます。

Deduplication/Compressionボリューム以外は、「使用容量」と同じ容量が表示されます。

以下の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • タイプが「TPV」および「FTV」以外

  • タイプが「TPV」で、用途が「System」

  • タイプが「FTV」で、用途が「System」

  • 圧縮前のデータ容量を取得できない

本項目は、Deduplication/Compression機能が有効な場合だけ表示されます。

使用率

ボリュームの使用率(0 ~ 100 %)が表示されます。

  • Deduplication/Compressionボリュームの場合、圧縮前のデータ容量とボリューム容量の割合が表示されます。

    使用率 = オリジナルデータサイズ ÷ 容量

  • そのほかのボリュームの場合、物理割り当て済み容量とボリューム容量の割合が表示されます。

    使用率 = 使用容量 ÷ 容量

タイプが「TPV」および「FTV」以外の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

閾値

ボリュームの使用率を監視する閾値(1 ~ 100 %)が表示されます。

使用率が閾値に達した場合、ホストセンスが報告されます。

以下の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • タイプが「TPV」および「FTV」以外

  • データコンテナボリューム

Note
  • TPVおよびDeduplication/Compressionボリュームの閾値を変更する場合は、「シン・プロビジョニングボリューム閾値設定」を使用します。

  • TPPの閾値は、[ 閾値 ] 画面で確認できます。詳細は、「閾値(シン・プロビジョニングプール)」を参照してください。

  • FTRPの閾値は、[ Flexible Tier Pool ] 画面で確認できます。詳細は、「Flexible Tier Pool(基本情報)」を参照してください。

データ削減処理CM

Deduplication/Compressionボリュームおよびデータコンテナボリュームの場合、データの重複排除/圧縮を制御するCMが表示されます。

そのほかのボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、Deduplication/Compression機能が有効な場合だけ表示されます。

CE#n CM#nまたはCM#n

Note
  • Deduplication/Compressionボリュームのデータ削減処理CM は、Web GUI から変更できます。詳細は、「データ削減処理CM変更」を参照してください。

  • データコンテナボリュームのデータ削減処理CM は、Web GUI から変更できません。変更する場合は、CLIを使用してください。

外部LU情報

ボリュームが 外部LU情報 を引き継ぐかどうかが表示されます。

用途が「Migration」(データ移行前またはデータ移行中)で、外部LU情報を引き継ぐ外部ボリュームは、本項目に「引き継ぐ」が表示されます。

以下の場合、本項目に「-」(ハイフン)が表示されます。

  • データ移行後(用途が「Block」)の場合、外部LU情報を引き継いだボリューム

  • 外部LU情報を引き継がない外部ボリューム

  • 外部LU情報を削除したボリューム

  • ボリューム(内部ボリューム

本項目は、無停止ストレージマイグレーションライセンスが登録されている場合だけ表示されます。

スナップショット名

Veeam Backup & Replication(以降、Veeam B&R と呼ぶ)から操作できるボリュームの場合、以下の名前が表示されます。

  • ボリュームが Veeam セッションのコピー先(Veeamスナップショットボリューム)の場合、スナップショット名が表示されます。Veeam B&Rの操作画面に表示される名前です。

  • ボリュームが SnapOPC+セッションのコピー先の場合、ボリューム名が表示されます。ボリューム一覧に表示される「名前」と同じものです。

そのほかのボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

WSVまたは「LUNコンカチネーション」で連結したボリュームを選択した場合、[ 使用RAIDグループ ] タブが表示されます。表示項目については、[ ボリューム詳細 ] 画面([ 使用RAIDグループ ] タブ) を参照してください。

[ ボリューム詳細 ] 画面([ Basic ] タブ)

ボリューム情報

ボリューム番号、ボリューム名、タイプ、および用途が表示されます。

項目 説明

ステータス

ボリュームのステータスが表示されます。

正常な場合、「Available」が表示されます。

詳細は、ボリュームのステータスを参照してください。

使用状況

データコンテナボリュームの使用状況が表示されます。

  • Normal

    データコンテナボリュームの使用率が80 %未満です。

    または、DeduplicationおよびCompressionが両方とも無効です。

  • Attention

    データコンテナボリュームの使用率が80 %以上または空き容量がない状態です。

  • Unknown

    上記以外の状態

本項目は、タイプが「TPV」または「FTV」の場合に表示されます。

容量

ボリュームの容量が実際の容量に応じた単位で表示されます。

RAIDグループ上の容量

ボリュームの容量がRAIDグループ上または外部RAIDグループ 上に確保された容量に応じた単位で表示されます。

ユーザーが入力した容量が表示される上記項目「容量」に対し、「RAIDグループ上の容量」には、ボリュームの基本サイズ単位にRAIDグループに確保された容量が表示されます。

タイプが「Standard」、「WSV」、「SDV」、「SDPV」、または「Temporary」の場合に表示されます。

使用容量

ボリュームの使用容量(物理割り当て済み容量)が表示されます。

Deduplication/Compressionボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、タイプが「TPV」または「FTV」の場合に表示されます。

オリジナルデータサイズ

ボリュームに書き込まれた圧縮前のデータ容量(論理割り当て容量)が表示されます。

Deduplication/Compressionボリューム以外は、「使用容量」と同じ容量が表示されます。

以下の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • タイプが「TPV」で、用途が「System」

  • タイプが「FTV」で、用途が「System」

  • 圧縮前のデータ容量を取得できない

本項目は、Deduplication/Compression機能が有効で、タイプが「TPV」および「FTV」の場合に表示されます。

使用率

ボリュームの使用率(0 ~ 100 %)が表示されます。

  • Deduplication/Compressionボリュームの場合、圧縮前のデータ容量とボリューム容量の割合が表示されます。

    使用率 = オリジナルデータサイズ ÷ 容量

  • そのほかのボリュームの場合、物理割り当て済み容量とボリューム容量の割合が表示されます。

    使用率= 使用容量 ÷ 容量

本項目は、タイプが「TPV」または「FTV」の場合に表示されます。

閾値

ボリュームの使用率を監視する閾値(1 ~ 100 %)が表示されます。

使用率が閾値に達した場合、ホストセンスが報告されます。

データコンテナボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、タイプが「TPV」または「FTV」の場合に表示されます。

8KB

32KB

256KB

RAIDグループ No.

ボリュームが属するRAIDグループまたは外部RAIDグループの番号が表示されます。

タイプが「WSV」の場合、代表ボリュームが属するRAIDグループの番号が表示されます。

タイプが「TPV」または「FTV」の場合、本項目は表示されません。

RAIDグループ名

ボリュームが属するRAIDグループまたは外部RAIDグループの名前が表示されます。

タイプが「WSV」の場合、代表ボリュームが属するRAIDグループの名前が表示されます。

タイプが「TPV」または「FTV」の場合、本項目は表示されません。

シン・プロビジョニングプール No.

ボリュームが属するTPPの番号が表示されます。

タイプが「TPV」の場合だけ表示されます。

シン・プロビジョニングプール名

ボリュームが属するTPPの名前が表示されます。

タイプが「TPV」の場合だけ表示されます。

FTRP No.

ボリュームが属するFTRPの番号が表示されます。

タイプが「FTV」の場合だけ表示されます。

FTRP名

ボリュームが属するFTRPの名前が表示されます。

タイプが「FTV」の場合だけ表示されます。

暗号化

ボリュームの暗号化の状態が表示されます。

CM

「-」(ハイフン)

SED

データ保護

ボリュームのデータ保護方式が表示されます。

  • デフォルト

    装置内でデータを保護します。

  • T10-DIF

    装置内およびホスト経路で、T10-DIF (Data Integrity Field) に準拠したデータ保護をします。ホストインターフェースがFCの場合だけ有効です。

Wide Stripe Size

Wide Stripe Size が表示されます。

「Wide Stripe Size」とは、各RAIDグループに順番に割り当てる WSV Unitのサイズです。タイプが「WSV」以外の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Normal

    RAIDレベルごとに持つ基本サイズ (*1)の整数倍で16 MB以下になる最大サイズです。

  • Small

    RAIDレベルごとに持つ基本サイズ (*1)の整数倍で2 MB以下になる最大サイズです。ただし、基本サイズが2 MBを超える場合は、基本サイズになります。

*1  :  ボリューム作成時の基本サイズ(ストライプサイズ)のことです。詳細は、「RAIDレベルごとの基本サイズ」を参照してください。

予約削除

SDPVの予約削除状態が表示されます。

SDPVが使用中の場合に「Snap Data Pool Volume削除」でSDPVを削除すると、予約削除状態になります。タイプが「SDPV」以外の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Yes

    SDPVが予約削除中です。

  • No

    SDPVが予約削除中ではありません。

UID

UIDが表示されます。

データコンテナボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

32桁の半角数字英大文字(16進数)

Note
  • 外部LU情報を引き継いだ外部ボリュームの場合、外部ボリュームの UID が表示されます。外部LU情報を引き継いでいない外部ボリュームの場合、本装置(ローカルストレージ装置)で割り当てた UID が表示されます。

  • 外部LU情報を削除した場合、本装置で割り当てた UID が表示されます。詳細は、「外部LU情報削除」を参照してください。

UIDモード

UIDの状態が表示されます。

データコンテナボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

デフォルト

カスタム

External

Note
  • 外部LU情報を削除した場合、本項目は「External」から「デフォルト」に変更されます。詳細は、「外部LU情報削除」を参照してください。

Storage Cluster

ボリュームが Storage Cluster機能で使用されている場合は「有効」が、使用されていない場合は「無効」が表示されます。

本項目は、Storage Cluster機能が「有効」の場合だけ表示されます。

Virtual Volume

ボリュームが Virtual Volume機能で使用されている場合は「有効」が、使用されていない場合は「無効」が表示されます。Virtual Volume 機能で使用されていても、$VVOL_METAは「無効」が表示されます。

本項目は、Virtual Volume機能が「有効」の場合だけ表示されます。

Allocation

ボリュームの Allocation方式が表示されます。

タイプが「TPV」または「FTV」以外の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

Thin

Thick

用途詳細

ボリュームの詳細な用途が表示されます。

用途 用途詳細 説明

Block

Block

SANで使用するボリュームです。

Block/Dedupe&Comp

Block Deduplication and Compression Enabled

Deduplication/Compressionボリュームです。

Deduplication機能およびCompression機能が有効なボリュームです。

Block/Dedupe

Block Deduplication Enabled

Deduplication/Compressionボリュームです。

Deduplication機能が有効なボリュームです。

Block/Comp

Block Compression Enabled

Deduplication/Compressionボリュームです。

Compression機能が有効なボリュームです。

System

VVOL Metadata

Virtual Volume機能で使用される管理情報(メタデータ)が格納されるシステムボリュームです。

Virtual Volume機能が「有効」の場合、ETERNUS SF Storage Cruiser から最初のVVOLを作成したとき、自動的に作成されます。

Data Container (*1)

データコンテナボリュームです。

重複排除/圧縮機能で使用するコンテナボリュームです。

Migration

Migration

データ移行で使用する 外部ボリューム です。

Veeam

Veeam

Deduplication機能およびCompression機能が無効なVeeam スナップショットボリュームです。

Dedupe&Comp/Veeam

Dedupe&Comp/Veeam

Deduplication機能およびCompression機能が有効なVeeam スナップショットボリュームです。

Dedupe/Veeam

Dedupe/Veeam

Deduplication機能が有効なVeeam スナップショットボリュームです。

Comp/Veeam

Comp/Veeam

Compression機能が有効なVeeam スナップショットボリュームです。

*1  :  TPPの Deduplication/Compression(重複排除/圧縮機能)を有効に設定したとき、自動的に作成されます。

データ削減処理CM

Deduplication/Compressionボリュームおよびデータコンテナボリュームの場合、データの重複排除/圧縮を制御するCMが表示されます。

そのほかのボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、Deduplication/Compression機能が有効な場合だけ表示されます。

CE#n CM#nまたはCM#n

処理

現在実行中の処理が表示されます。

現在実行中の処理がない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

処理が複数ある場合、「xx:yy:zz」のように処理が「:」(コロン)で区切られて表示されます。「xx」には、「暗号化中」、「フォーマット中」、「マイグレーション中」、または「平準化中」が表示されます。「yy」には、「容量最適化中」、「容量最適化予約中」、「自動で停止する」、または「手動で停止する」が表示されます。「zz」には、「容量最適化中」または「容量最適化予約中」が表示されます。

なお、「自動で停止する」および「手動で停止する」は、無停止ストレージマイグレーションライセンスが登録済みの場合だけ表示されます。

Note
  • 「RAIDマイグレーション開始」を使用して無停止ストレージマイグレーションによるデータ移行を開始するときに、マイグレーション完了後のデータ同期に「自動で停止する」または「手動で停止する」を選択した場合、移動元ボリュームの本項目には「マイグレーション中:自動で停止する」または「マイグレーション中:手動で停止する」が表示されます。

    「手動で停止する」を選択した場合、マイグレーションが完了していても移動元ボリュームと移動先ボリューム間でデータ同期中は、以下が表示されます。

    項目 移動元ボリューム 移動先ボリューム
    用途詳細 Migration Block
    処理 マイグレーション中:手動で停止する マイグレーション中
    マイグレーション状態 Active Active
    進捗率 100 % 100 %

マイグレーション状態

RAIDマイグレーションの状態が表示されます。

処理が「マイグレーション中」以外の場合、本項目は表示されません。

  • Reserved

    RAIDマイグレーションは、リザーブ状態です。

  • Active

    RAIDマイグレーションは、正常に動作中です。

  • Error

    エラーによりRAIDマイグレーションは中止されました。

  • 「-」(ハイフン)

    上記以外の状態です。

進捗率

現在実行中の処理の進捗がバーと進捗率(0 ~ 100 %)で表示されます。画面を更新すると、進捗率が最新になります。現在実行中の処理がない場合、またはマイグレーション状態が「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

推定残り時間

フォーマットの推定残り時間が表示されます。画面を更新すると、推定残り時間が最新になります。処理が「フォーマット中」以外の場合、本項目は表示されません。

  • 計算中

    推定残り時間を計算中です。

  • 30日以上

    推定残り時間が30日以上です。

  • x日y時間z分

    推定残り時間が1分以上、30日未満です。1日未満の場合、「日」は省略されます。1時間未満の場合、「日」と「時間」は省略されます。

  • 1分未満

    推定残り時間が1分未満です。

Caution
  • 推定残り時間は、参照した時点のI/O負荷によって、増えたり、減ったりする可能性があります。

残り容量

フォーマットの残り容量が表示されます。画面を更新すると、残り容量が最新になります。処理が「フォーマット中」以外の場合、本項目は表示されません。

容量最適化進捗率

現在実行中の容量最適化の進捗がバーと進捗率(0 ~ 100 %)で表示されます。画面を更新すると、容量最適化進捗率が最新になります。容量最適化中でない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

装置状態が「Not Ready」の場合、空白になります。

外部LU情報

ボリュームが外部LU情報を引き継ぐかどうかが表示されます。

用途が「Migration」(データ移行前またはデータ移行中)で、外部LU情報を引き継ぐ外部ボリュームは、本項目に「引き継ぐ」が表示されます。

以下の場合、本項目に「-」(ハイフン)が表示されます。

  • データ移行後(用途が「Block」)の場合、外部LU情報を引き継いだボリューム

  • 外部LU情報を引き継がない外部ボリューム

  • 外部LU情報を削除したボリューム

  • ボリューム(内部ボリューム)

本項目は、無停止ストレージマイグレーションライセンスが登録されている場合だけ表示されます。

スナップショット名

Veeam B&R から操作できるボリュームの場合、以下の名前が表示されます。

  • ボリュームが Veeam セッションのコピー先(Veeamスナップショットボリューム)の場合、スナップショット名が表示されます。Veeam B&Rの操作画面に表示される名前です。

  • ボリュームが SnapOPC+セッションのコピー先の場合、ボリューム名が表示されます。ボリューム一覧に表示される「名前」と同じものです。

そのほかのボリュームの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

[ ボリューム詳細 ] 画面([ 使用RAIDグループ ] タブ)

[ 使用RAIDグループ ] タブは、ボリュームタイプが「TPV」および「FTV」の場合、表示されません。

使用RAIDグループ情報

使用RAIDグループ情報が以下の順序に表示されます。表示内容のソートはできません。

  • タイプが「Standard」の場合、LUNコンカチネーション で連結しているボリューム順

  • タイプが「WSV」の場合、WSV Unitの連結番号順(WSV Unit をRAIDグループに割り当てる際の順番)

項目 説明

RAIDグループNo.

連結しているボリュームまたはWSV Unit が所属するRAIDグループの番号が表示されます。

RAIDグループ名

連結しているボリュームまたはWSV Unit が所属するRAIDグループの名前が表示されます。

容量

連結しているボリュームまたはWSV Unitの容量が表示されます。容量は、実際の容量に応じた単位で表示されます。

RAIDグループ上の容量

連結しているボリュームまたはWSV UnitのRAIDグループ上に確保された容量が表示されます。容量は、確保された容量に応じた単位で表示されます。