データ削減処理CM変更
概要
Deduplication/Compressionボリューム に割り当てられているデータ削減処理CMを変更します。
「データ削減処理CM」とは、重複排除/圧縮によるデータ削減処理を制御するCMのことです。本機能は、データ削減処理で使用するメモリの平準化やCMの負荷分散のために使用します。
本機能は、Deduplication/Compression機能が有効な場合だけ表示されます。
データコンテナボリュームのデータ削減処理CM は本機能で変更できません。変更する場合は、CLIを使用してください。なお、本操作には「保守作業」の権限が必要です。
- 以下の場合、本機能は実行できません。
ステータスが「Normal」以外のCEが存在する
新しいデータ削減処理CM に「自動」を選択した場合、「Normal」および「Warning」以外のCMが存在する
新しいデータ削減処理CM に「自動」以外を選択した場合、「Normal」以外のCMが存在する
設定内容
新しいデータ削減処理CMを選択します。
データ削減処理CMの設定
項目 | 説明 | 設定値 |
---|---|---|
新しいデータ削減処理CM |
新しいデータ削減処理CMを選択します。 選択肢には「自動」と実装されている正常なCM番号(「CE#n CM#n」または「CM#n」)が表示されます。 「自動」を選択した場合、正常なCM間でデータ削減処理の負荷が分散するように、担当CMが割り当てられます。 |
自動 ETERNUS DX900 S6またはETERNUS DX8900 S6の場合 CE#n CM#n ETERNUS DX600 S6またはETERNUS DX8100 S6の場合 CM#n |
表示内容
選択したDeduplication/Compressionボリュームの詳細が表示されます。
対象のシン・プロビジョニングボリューム
項目 | 説明 |
---|---|
No. |
ボリューム番号が表示されます。 |
名前 |
ボリューム名が表示されます。 |
タイプ |
ボリュームの種別が表示されます。 TPV |
用途 |
ボリュームの用途が表示されます。 詳細は、ボリューム用途を参照してください。 |
ステータス |
ボリュームのステータスが表示されます。 詳細は、ボリュームのステータスを参照してください。 |
現在のデータ削減処理CM |
現在、ボリュームに割り当てられているデータ削減処理CM が表示されます。 CE#n CM#nまたはCM#n |
操作手順
データ削減処理CMを変更するDeduplication/Compressionボリュームを選択し(複数選択可)、[ アクション ] から「データ削減処理CM変更」をクリックします。
CautionDeduplication/Compressionボリューム以外のボリュームを選択した場合、「データ削減処理CM変更」をクリックできません。
新しいデータ削減処理CM を選択し、[ 変更 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ データ削減処理CMの変更が開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ボリューム ] 画面に戻ります。