ボリューム削除

概要

ボリュームを削除します。

削除可能なボリュームタイプは、StandardWSVTPVSDV、およびTemporary です。

Caution
  • ボリュームを削除すると、ボリューム内のデータにアクセスできなくなります。

  • 以下のボリュームは削除できません。
    • LUNグループ に登録されているボリューム

    • Web GUI 以外のアプリケーションでマッピングされているボリューム

    • RAIDマイグレーション を実行中のボリューム(移動元ボリュームと移動先ボリューム)

    • アドバンスト・コピー を実行中のコピー元、コピー先ボリューム (*1)

      *1  :  アドバンスト・コピーが実行中であっても、データマージ処理を実行していない Veeamスナップショットボリューム は削除できます。
    • TPV平準化を実行中のボリューム(平準化対象TPVと作業ボリューム)

    • FTRP平準化を実行中のボリューム(作業ボリューム)

    • Storage Migrationの移行経路が設定されているボリューム

    • ODX実行中のODXバッファーボリューム

    • Storage Cluster機能で使用されているボリューム

    • 所属するTPPに作成されたデータコンテナボリュームのステータスが「Readying」、「Not Ready」、「Broken」、または「Data Lost」のときの Deduplication/Compressionボリューム

  • ボリュームの作成と削除を繰り返すと、RAIDグループ内に空き領域が分散する場合があります。

  • 一度の操作で削除できるボリューム数は最大で128個です。

  • 一度の操作で用途が「Veeam」、「Dedupe&Comp/Veeam」、「Dedupe/Veeam」、または「Comp/Veeam」のボリュームを複数選択して削除することはできません。用途が「Veeam」、「Dedupe&Comp/Veeam」、「Dedupe/Veeam」、または「Comp/Veeam」のボリュームは1つずつ削除してください。

Note
  • SDPV を削除する場合は、「Snap Data Pool Volume削除」、または「Snap Data Pool Volume強制削除」を参照してください。

  • ODXバッファーボリュームも本機能で削除できます。

  • 外部RAIDグループ に作成した外部ボリューム も本機能で削除できます。外部ボリュームを削除すると、外部ストレージ装置 から引き継いだ「外部LU情報」も削除されます。

  • 外部ボリュームを削除した場合は、以下を削除してください。詳細は、「外部RAIDグループ削除」および「外部ドライブ削除」を参照してください。
    • 外部ボリュームを作成した外部RAIDグループ

    • 外部RAIDグループを作成した外部ドライブ

  • データコンテナボリュームは、該当ボリュームが属するTPPの重複排除/圧縮機能を無効にすると、自動的に削除されます。詳細は、「Deduplication/Compression設定」を参照してください。

  • ボリュームがStorage Cluster機能で使用されているかどうかは、[ ボリューム ] 画面で確認できます。詳細は、「ボリューム(基本情報)」を参照してください。

  • ボリュームがLUNグループに登録されている場合、または「マッピングされているため削除できません。」が表示された場合、以下の方法でLUNグループからボリュームを削除してください。
    1. [ ボリューム ] ナビの「LUNグループ」でボリュームが登録されているLUNグループをすべて確認します。

    2. [ 接続性 ] ナビの「LUNグループ」で、ボリュームが登録されているLUNグループを選択し、アクションから「LUNグループ変更」をクリックします。

    3. 「LUNグループ変更」で削除するボリュームの「ホストLUNとボリュームNo.の割り当て情報」を削除します。

    4. ボリュームが複数のLUNグループに登録されている場合は、手順2と手順3を繰り返します。

      (ボリュームが登録されているLUNグループは、手順3 [ LUNグループ変更 ] 画面の「LUNグループ」欄でも確認できます。)

    5. 手順1または手順3の「LUNグループ」欄にポートの位置情報 (「CE#n CM#n CA#n Port#n」または「CM#n CA#n Port#n」) が表示された場合、ボリュームは Web GUI以外のアプリケーションでマッピングされています。該当アプリケーションを使用して、ポートマッピング情報からボリュームを削除してください。

    6. [ ボリューム ] ナビの「LUNグループ」で「LUNグループ数」が「0」であることを確認します。

    7. 本機能でボリュームを削除します。

    ホストアフィニティ設定しているボリュームをLUNグループから削除する場合は、ホストアフィニティを削除する必要はありません。LUNグループ内のすべてのボリュームが不要な場合は、ホストアフィニティを削除してから手順2で「LUNグループ削除」をクリックしてLUNグループごと削除してください。

操作手順

  1. 削除するボリュームを選択し(複数選択可)、[ アクション ] から「削除」をクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

    Caution
    • 以下の場合、「削除」をクリックできません。
      • タイプが「FTV」のボリュームを選択した

      • データコンテナボリュームを選択した

  2. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → ボリュームの削除が開始されます。

    Note
    • TPVを削除すると、該当TPVの物理割り当て領域がフォーマットされます。フォーマットが正常に完了すると、物理割り当て領域が解放されます。

  3. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ボリューム ] 画面に戻ります。