コピー動作保護

概要

アドバンスト・コピーのコピー先ボリュームとして登録できないように、ボリュームを保護します。

ボリューム保護機能は、任意のボリュームをコピーセッション やリストアの設定でコピー先としないように制限することで、データを保護する機能です。ボリューム保護を設定することで、複数のソフトウェアでアドバンスト・コピー機能を利用するときに、ソフトウェア間で使用するボリュームが重複して想定外のコピーによるデータ破壊を防ぐことができます。

保護設定できるボリュームタイプは、「Standard」、「WSV」、「TPV」、および「FTV」です。

Caution
  • アドバンスト・コピーライセンスが未登録の場合、選択したボリュームを保護設定できません。

  • 外部ボリューム(用途が「Migration」のボリューム)は、保護設定しないでください。

  • 以下のボリュームは保護設定できません。
    • ODXバッファーボリューム

    • データコンテナボリューム

    • Veeamスナップショットボリューム

    • すでに保護されているボリューム

    • Storage Cluster機能で使用されているボリューム

Note
  • すでにコピー先として使用中のボリュームも保護設定できます。

操作手順

  1. 保護するボリュームを選択し(複数選択可)、[ アクション ] から「コピー動作保護」をクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

    Caution
    • 以下のボリュームを選択した場合、「コピー動作保護」をクリックできません。

      • タイプが「Standard」、「WSV」、「TPV」、および「FTV」以外

      • 用途が「System」、「Veeam」、「Dedupe&Comp/Veeam」、「Dedupe/Veeam」、または「Comp/Veeam」

      • コピー動作保護が「Yes」または「ODX」

  2. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → ボリュームの保護設定が開始されます。

  3. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ボリューム ] 画面に戻ります。