RCIL電源連動の設定

RCIL電源連動機能を使用してLAN経由でサーバと電源連動を行うためには、ETERNUS DX側でRCIL接続設定を有効にする必要があります。

RCIL電源連動設定は、ETERNUS Web GUIの画面で、ナビゲーションの[システム]タブをクリックし、[システム]画面から実施します。

Important
  • RCIL電源連動は、連動させるサーバ側でも RCIL機能を備えている必要があります。

  • RCIL(LAN)経由で電源連動を行う前に、ETERNUS DXの状態を確認してください。

    • ETERNUS DXのコントローラー0(CM#0)とコントローラー1(CM#1)の両方のMNTポートにLANケーブルが接続されていることを確認してください。

    • ETERNUS DXのMAINTENANCE LED( )が消灯していることを確認してください。緑色に点灯または点滅している場合は、装置が保守作業中の状態のため電源連動は行えません。

  1. ネットワーク環境設定

    Wake On LANを有効にします。また、クラスタ接続(異なるRCILグループに属する2台のサーバと接続する場合)で運用する場合は、サブCMのIPアドレスを設定します。

    Caution

    サーバと装置が異なるネットワークに属している場合、事前にサーバのマニュアルで、自装置(サーバ)と異なるネットワークに属する装置(ETERNUS DX)との電源連動をサポートしているかどうかを確認してください。

    「Wake On LAN」の有効設定は、ETERNUS Web GUIの画面で、カテゴリーの「ネットワーク」をクリックし、[ネットワーク]画面から実施します。

    手順については、『Web GUI ユーザーズガイド』の「ネットワーク環境設定」の「操作手順」を参照してください。

  2. 電源連動設定

    RCIL接続を有効にします。

    RCIL接続の有効設定は、ETERNUS Web GUIの画面で、カテゴリーの「システム設定」ををクリックし、[システム設定]画面から実施します。

    手順については、『Web GUI ユーザーズガイド』の「電源連動設定」の「操作手順」を参照してください。

  3. ファイアーウォール設定

    接続許可プロトコルの「RCIL」を有効にします。

    「RCIL」の有効設定は、ETERNUS Web GUIの画面で、カテゴリーの「ネットワーク」をクリックし、[ネットワーク]画面から実施します。

    手順については、『Web GUI ユーザーズガイド』の「ファイアーウォールの設定」の「操作手順」を参照してください。