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Eメール監査証跡システム

Eメールは、企業や組織の活動の生命に関わるビジネス・クリティカル・データ注1です。そしてその利便性の反面、情報漏洩対策にもっとも考慮すべき情報の一つになっています。情報漏洩が発生すると、経済的な損失を被るだけではなく、社会的な責任も問われるようになってきています。このため、Eメールによる情報漏洩が起きた場合、漏洩の内容、原因追跡、影響度を調査して、再発防止策を説明する責任が生じます。そこで、企業や組織が内外に向けて送受信したEメールを確実に保存しておき、必要時に検索・参照するEメール・アーカイブ・ソリューションが必要となります。

ここでは、万が一電子メールで情報が漏洩した際に、原因追跡/調査が可能になるソフトウェア「Mail Archiver」と連携したETERNUS NR1000F seriesの「SnapLock機能」によるEメール・アーカイブ・ソリューションをご紹介します。

上図のとおり、メール保存ソフトウェアを通過するすべてのメールは複製され、自動的に保存部となるETERNUS NR1000F seriesへ保存されます。ETERNUS NR1000F seriesは「SnapLock機能」により、一旦保存されたデータを改ざん並びに誤消去ができなくなります。これにより、第三者による監査が必要な場合も確実に対応することができます。
さらに、保存されたすべてのデータは、 Mail Archiverが提供するWebブラウザ上から何時でも検索・参照が可能です。

(注1) ビジネス・クリティカル・データ:組織内部の基幹系業務で使用されるミッション・クリティカル・データ以外の組織内外に提供するサービスで取り扱われ、オープンな環境で不特定多数のアクセスが発生するという特質を持つデータ。主にEメール、文書、Web、画像、音声などのデータ。

動作環境

サポートストレージ ETERNUS NR1000F series
OS Data ONTAP® 6.5.2以降
必須オプション SnapLock制御機構
(保存情報の改ざんや誤消去を防止する際に必要なオプション)
対応ソフトウェア Mail Archiver
連携グループウェア サイボウズ ガルーン 2, 富士通 TeamWARE Office 200X, IBM Lotus Notes/Donimo, Microsoft Exchange Server

(注)本ページでご紹介している製品・機能・サポート内容などは都合により予告なく変更することがありますので予めご了承ください。