SNMPトラップ通知の設定
ETERNUS DXにイベントが発生した場合に、SNMPマネージャー（監視サーバ）にSNMPトラップを送信できます。SNMP（Simple Network Management Protocol）は、ネットワーク管理で使用される標準プロトコルです。
本書および使用する監視ソフトウェア（SNMPマネージャー）のマニュアルをよくお読みになったうえで、ETERNUS DXの監視を行ってください。
SNMPマネージャーが装置と異なるサブネットワークにある場合、「ネットワーク環境設定」の「接続許可IPアドレス」にSNMPマネージャーのIPアドレスまたはSNMPマネージャーが属するネットワークアドレスを設定する必要があります。
ネットワークの環境設定は、『Web GUI ユーザーズガイド』の「ネットワーク環境設定」の「操作手順」を参照してください。
「初期設定」機能を使用すると、ウィザード形式でSNMPエージェント環境を設定できます。「初期設定」機能を使用しない場合は、以下の順序でSNMPエージェント環境を設定してから、SNMPトラップを送信をしてください。
SNMPエージェント基本設定
装置に搭載されているSNMPエージェントの基本設定を行います。
SNMPマネージャー設定
SNMPマネージャーのIPアドレスを設定します。
SNMPエージェントMIBビュー設定
SNMPエージェントのMIBビューを設定します。
SNMPエージェントユーザー設定
SNMPエージェントをアクセスするユーザーを設定します。
ユーザーごとにセキュリティレベルやMIBアクセス範囲を設定します。
SNMP通信において、SNMPv3を使用する場合に設定します。
SNMPエージェントコミュニティー設定
SNMPエージェントのコミュニティーを設定します。
SNMP通信において、SNMPv1またはSNMPv2cを使用する場合に設定します。
SNMPエージェントトラップ設定
装置で発生した事象をSNMPトラップによりSNMPマネージャーに通知できます。
SNMPトラップ通知の設定後、SNMPトラップの送信テストを実施してください。詳細は、SNMPトラップの送信テストを参照してください。