SnapCenter Plug-in for VMware vSphere 6 マニュアル ( CA08871-405 )
必要なONTAP権限
必要な最小ONTAP権限は、データ保護に使用するSnapCenterプラグインによって異なります。
SnapCenter Plug-in for VMware(SCV)5.0以降では、SCVへのカスタマイズされたロールベースアクセスを持つすべてのONTAPユーザーに対して、HTTPおよびONTAPIタイプのアプリケーションをユーザーのログイン方法として追加する必要があります。これらのアプリケーションにアクセスできないと、バックアップは失敗します。ONTAPユーザーのログイン方法の変更を認識させるには、SCVサービスを再起動する必要があります。 |
必要な最小ONTAP権限
すべてのSnapCenterプラグインには、次の最小権限が必要です。
フルアクセス コマンド:ONTAP 9.7以降で必要な最小権限 |
event generate-autosupport-log |
job history show |
lun |
snapmirror list-destinations |
version |
volume clone create |
vserver cifs |
読み取り専用コマンド:ONTAP 9.7以降で必要な最小権限 |
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cluster identity show |
サポートされていないvServerコマンドに関する警告メッセージは無視してもかまいません。 |
ONTAPに関するその他の情報
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ONTAP 9.7以降を実行している場合:
vsadmin
としてログインするか、上記の表に記載されている権限を持つロールでログインする必要があります。 -
ユーザー ロールを作成および管理するには、クラスタ管理者である必要があります。ユーザーをクラスタStorage VMまたはStorage VMに関連付けることができます。
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SnapMirror Active Sync機能を使用するには、ONTAP 9.12.1以降のバージョンが必要です。
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改ざん不能のSnapshot(TPS)機能を使用するには、次の手順を実行します。
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SANにはONTAP 9.13.1以降のバージョンが必要です。
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NFSにはONTAP 9.12.1以降のバージョンが必要です。
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NVMe over TCPプロトコルにはONTAP 9 10.1以降が必要です。
ONTAPバージョン9.11.1以降の場合、ONTAPクラスタとの通信にはREST APIを使用します。ONTAPユーザーは、httpアプリケーションを有効にしておく必要があります。ただし、ONTAP REST APIで問題が見つかった場合は、設定キー「FORCE_ZAPI」を使用して従来のZAPIワークフローに切り替えることができます。場合によっては、設定APIを使用してこのキーを追加または更新し、trueに設定する必要があります。 |