SnapCenter Plug-in for VMware vSphere 4.9

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各種SnapCenter GUIの概要

SnapCenter環境では、適切なGUIを使用してデータ保護処理と管理処理を実行する必要があります。

SnapCenter Plug-in for VMware vSphereは、他のSnapCenterプラグインとは異なるスタンドアロン プラグインです。VM、VMDK、データストアのすべてのバックアップ処理とリストア処理には、vCenterのVMware vSphere Client GUIを使用する必要があります。また、Web Client GUIダッシュボードを使用して、保護されているVMと保護されていないVMのリストを監視することもできます。他のすべてのSnapCenterプラグイン(アプリケーションベースのプラグイン)については、SnapCenter GUIを使用してバックアップ処理とリストア処理やジョブの監視を行います。

VMとデータストアを保護するには、VMware vSphere Clientインターフェイスを使用します。Web Client GUIは、ストレージ システム上でSnapshotコピー テクノロジと統合されます。これにより、VMやデータストアを数秒でバックアップし、ESXiホストをオフラインにすることなくVMをリストアすることが可能です。

また、SnapCenter VMwareプラグインで管理操作を実行するための管理GUIも用意されています。

次の表に、各SnapCenter GUIで実行される処理を示します。

使用するGUI 実行する操作 アクセスするバックアップ

SnapCenter vSphere Client GUI

VMとデータストアのバックアップ
VMDKの接続と接続解除
データストアのマウントとアンマウント
VMとVMDKのリストア
ゲスト ファイルとフォルダーのリストア

VMware vSphere Client GUIを使用して実行された、VMとデータストアのバックアップ

SnapCenter GUI

Microsoft SQL Server、Microsoft Exchange、Oracleのデータベース保護を含む、VM上のデータベースとアプリケーションのバックアップおよびリストア。
データベース クローン

SnapCenter GUIを使用して実行されたバックアップ

SnapCenter Plug-in for VMware vSphereの管理GUI

ネットワーク構成の変更
サポート バンドルの生成
NTPサーバー設定の変更
プラグインの無効化 / 有効化

N/A

vCenter GUI

vCenter Active DirectoryユーザーへのSCVロールの追加
ユーザーまたはグループへのリソース アクセスの追加

N/A

VM整合性バックアップおよびリストア処理には、VMware vSphere Client GUIを使用する必要があります。データストアのマウントや名前変更など、一部の処理はVMware Toolsを使用して実行できますが、これらの処理はSnapCenterリポジトリに登録されず、認識されません。

SnapCenterでは、データベースとVMを1つにまとめたSnapshotコピーを作成することはできません。VMとデータベースのバックアップは、個別にスケジュールを設定して実行する必要があります。これにより、データベースとVMが同じボリュームでホストされている場合でも、別々のSnapshotコピーが作成されます。アプリケーションベースのバックアップは、SnapCenter GUIを使用してスケジュール設定する必要があります。また、VM整合性バックアップは、VMware vSphere Client GUIを使用してスケジュール設定する必要があります。

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