SnapCenter Plug-in for VMware vSphere 4.9

to English version

バックアップからのVMDKのリストア

従来のVMまたはvVol VMのプライマリー バックアップまたはセカンダリー バックアップから、既存のVMDKのほか、削除や切断したVMDKをリストアできます。

VM上の1つ以上の仮想マシン ディスク(VMDK)を同じデータストアにリストアできます。

NFS環境でのリストア処理のパフォーマンスを向上させるには、VMwareアプリケーションのvStorage API for Array Integration(VAAI)を有効にします。
開始する前に
  • バックアップが存在している必要があります。

    SnapCenter Plug-in for VMware vSphereを使用してVMのバックアップを作成しておく必要があります。

  • 転送中のVMはリストアできません。

    リストアするVMがvMotionまたはStorage vMotionの状態であってはいけません。

タスク概要
  • VMDKがVMから削除されているか切断されている場合、リストア処理によってVMDKがVMに接続されます。

  • VMが配置されているFabricPoolのストレージ階層が使用できない場合、リストア処理が失敗することがあります。

  • 接続処理とリストア処理では、デフォルトのSCSIコントローラーを使用してVMDKが接続されます。NVMeコントローラーでVMに接続されたVMDKはバックアップされますが、接続処理とリストア処理ではSCSIコントローラーを使用して再接続されます。

手順
  1. VMware vSphere ClientのGUIで、ツールバーの[Menu]をクリックし、ドロップダウン リストから[仮想マシンおよびテンプレート]を選択します。

  2. 左側のナビゲータ ペインで、VMを右クリックし、ドロップダウン リストから[SnapCenter]を選択し、2番目のドロップダウン リストから[リストア]を選択します。

  3. [リストア]ウィザードの[バックアップを選択します]ページで、リストア元のバックアップ コピーを選択します。

    特定のバックアップ名またはバックアップ名の一部を検索するか、バックアップ リストをフィルターすることができます。フィルターする場合は、フィルター アイコンをクリックし、日時の範囲、VMwareスナップショットの有無、マウントの有無、およびプライマリーまたはセカンダリーの場所を選択します。[OK]をクリックしてウィザードに戻ります。

  4. [スコープを選択します]ページで、リストア先を選択します。

    リストア先 リストア先の指定方法

    元のデータストア

    ドロップダウン リストから[Particular disk]を選択し、[Next]をクリックします。
    データストア選択表で、VMDKを選択または選択解除できます。

    別の場所にある別のデータストア

    デスティネーション データストアをクリックし、リストから別のデータストアを選択します。

  5. [Select Location]ページで、リストアするSnapshotコピー(プライマリーまたはセカンダリー)を選択します。

  6. [Summary]ページを確認し、[Finish]をクリックします。

  7. オプション:画面下部の[Recent Tasks]をクリックして、処理の進行状況を監視します。

  8. 最新の情報を表示するには画面を更新します。

Top of Page