エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SnapCenter Plug-in for VMware vSphere 5 ( CA08871-282 ~ 295 )

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監査ログ

監査ログは時系列でイベントを集めたもので、アプライアンス内のファイルに書き込まれます。監査ログ ファイルは/var/log/fujitsu/auditに生成され、次のいずれかの命名規則に従ってファイル名が付けられます。

  • audit.log:使用中のアクティブな監査ログ ファイル。

  • audit-%d{yyyy-MM-dd-HH-mm-ss}.log.gz:ロールオーバーされた監査ログ ファイル。ファイル名の日時(例:audit-2022-12-15-16-28-01.log.gz)は、ファイルが作成された日時を示します。

SCVプラグインのユーザー インターフェイスを使用すると、次のタブで、監査ログの詳細を表示したり、エクスポートしたりできます。
[ダッシュボード] > [設定] > [監査ログ]タブ
監査ログで処理の監査を確認できます。監査ログはサポート バンドルでダウンロードされます。

Eメールが設定されている場合、監査ログの整合性検証エラーが発生したときに、SCVからEメール通知が送信されます。監査ログの整合性検証エラーは、いずれかのファイルが改ざんまたは削除された場合に発生することがあります。

監査ファイルのデフォルト設定は次のとおりです。

  • 使用中の監査ログ ファイルの最大サイズは10MB

  • 最大10個の監査ログ ファイルが保持される

ロール オーバーされた監査ログは定期的に整合性が検証されます。SCVには、ログを表示したり整合性を検証したりするためのREST APIが用意されています。組み込みのスケジュールがトリガーされ、次の整合性ステータスのいずれかが割り当てられます。

ステータス

説明

TAMPERED

監査ログ ファイルの内容が変更されています

NORMAL

監査ログ ファイルは変更されていません

ROLLOVER DELETE

- 監査ログ ファイルは保持期間に基づいて削除されています
- デフォルトでは、10ファイルのみが保持されます

UNEXPECTED DELETE

監査ログ ファイルが削除されました

ACTIVE

- 監査ログ ファイルは使用中です
- audit.logにのみ適用されます

イベントは、主に次の3つのカテゴリーに分類されます。

  • データ保護のイベント

  • メンテナンス コンソールのイベント

  • 管理コンソールのイベント

データ保護のイベント

SCVのリソースは次のとおりです。

  • Storage System

  • Resource Group

  • Policy

  • Backup

  • Subscription

  • Account

次の表に、各リソースで実行できる処理を示します。

リソース

処理

Storage System

作成、変更、削除

Subscription

作成、変更、削除

Account

作成、変更、削除

Resource Group

作成、変更、削除、中断、再開

Policy

作成、変更、削除

Backup

作成、名前変更、削除、マウント、アンマウント、リストア済みVMDK、リストア済みVM、VMDKの接続、VMDKの接続解除、ゲスト ファイルのリストア

メンテナンス コンソールのイベント

メンテナンス コンソールでの管理処理が監査されます。
メンテナンス コンソールで使用できるオプションは次のとおりです。

1.サービスの開始 / 停止
2.ユーザー名とパスワードの変更
3.MySQLのパスワードの変更
4.MySQLバックアップの設定
5.MySQLバックアップのリストア
6.「maint」ユーザーのパスワードの変更
7.タイム ゾーンの変更
8.NTPサーバーの変更
9.SSHアクセスの無効化
10.jailディスク サイズの拡張
11.アップグレード
12.VMware Toolsのインストール(open-vm-toolsへの置き換えを進行中)
13.IPアドレス設定の変更
14.ドメイン名検索設定の変更
15.静的ルートの変更
16.診断シェルへのアクセス
17.リモート診断アクセスの有効化

管理コンソールのイベント

管理コンソールUIでは、次の処理が監査されます。

  • 設定

    • adminクレデンシャルの変更

    • タイムゾーンの変更

    • NTPサーバーの変更

    • Ipv4 / IPv6設定の変更

  • 構成

    • vCenterクレデンシャルの変更

    • プラグインの有効化 / 無効化

syslogサーバーの設定

監査ログはアプライアンス内に保存され、定期的に整合性が検証されます。イベント転送を使用すると、ソース コンピュータまたは転送元コンピュータからイベントを取得し、一元化されたコンピュータ(syslogサーバー)に保存できます。データは、ソースとデスティネーション間での転送時に暗号化されます。

開始する前に

管理者権限が必要です。

タスク概要

このタスクは、syslogサーバーの設定に役立ちます。

手順
  1. SnapCenter Plug-in for VMware vSphereにログインします。

  2. 左側のナビゲーション ペインで、[Settings] > [Audit Logs] > [Settings]を選択します。

  3. [Audit Log Settings]ペインで、[Send audit logs to Syslog server]を選択します。

  4. 次の情報を入力します。

    • syslogサーバーのIP

    • syslogサーバーのポート

    • RFCタイプ

    • syslogサーバー証明書

  5. [保存]をクリックして、syslogサーバーの設定を保存します。

監査ログ設定の変更

ログ設定のデフォルトの設定を変更できます。

開始する前に

管理者権限が必要です。

タスク概要

このタスクは、デフォルトの監査ログ設定を変更するのに役立ちます。

手順
  1. SnapCenter Plug-in for VMware vSphereにログインします。

  2. 左側のナビゲーション ペインで、[Settings] > [Audit Logs] > [Settings]を選択します。

  3. [Audit Log Settings]ペインで、監査ログ ファイルの最大数と監査ログ ファイルの最大サイズを入力します。

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