SnapCenter Plug-in for VMware vSphere 5 ( CA08871-282 ~ 295 )
ワークフロー、前提条件、制限事項
WindowsゲストOSの仮想マシン ディスク(VMDK)からファイルやフォルダーをリストアできます。
ゲスト リストアのワークフロー
ゲストOSリストア処理には、次の手順が含まれます。
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接続
仮想ディスクをゲストVMまたはプロキシVMに接続し、ゲスト ファイル リストア セッションを開始します。
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待機
接続処理が完了し、参照およびリストアを実行できるようになるまで待ちます。接続
処理が完了すると、ゲスト ファイル リストア セッションが自動的に作成され、Eメール通知が
送信されます。
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ファイルまたはフォルダーの選択
ゲスト ファイル リストア セッションでVMDKを参照し、リストアするファイルまたはフォルダーを1つ以上選択します。
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リストア
選択したファイルまたはフォルダーを指定した場所にリストアします。
ゲスト ファイルとフォルダーをリストアするための前提条件
WindowsゲストOSのVMDKから1つ以上のファイルまたはフォルダーをリストアする前に、すべての要件を確認しておく必要があります。
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VMware Toolsがインストールされ、実行されている必要があります。
SnapCenterは、VMware Toolsからの情報を使用して、VMwareゲストOSへの接続を確立します。
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WindowsゲストOSでWindows Server 2008 R2以降が実行されている必要があります。
サポートされているバージョンに関する最新の情報については、弊社のサポートにお問い合わせください。
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ターゲットVMのクレデンシャルで、組み込みのドメイン管理者アカウントまたは組み込みのローカル管理者アカウントを指定する必要があります。ユーザー名は「Administrator」である必要があります。リストア処理を開始する前に、仮想ディスクを接続するVMのクレデンシャルを設定する必要があります。このクレデンシャルは、接続処理と後続のリストア処理の両方で必要です。ワークグループ ユーザーは、組み込みのローカル管理者アカウントを使用できます。
組み込みの管理者アカウントではなく、VM内の管理者権限を持つアカウントを使用する必要がある場合は、ゲストVMのUACを無効にする必要があります。 -
リストア元のバックアップSnapshotコピーとVMDKを確認しておく必要があります。
SnapCenter Plug-in for VMware vSphereでは、リストアするファイルやフォルダーの検索はサポートされていません。そのため、作業を開始する前に、Snapshotコピーとそれに対応するVMDKのファイルまたはフォルダーの場所を把握しておく必要があります。
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接続する仮想ディスクはSnapCenterバックアップに含まれている必要があります。
リストアするファイルまたはフォルダーが格納されている仮想ディスクが、SnapCenter Plug-in for VMware vSphere仮想アプライアンスを使用して実行されたVMバックアップに含まれている必要があります。
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プロキシVMを使用するには、プロキシVMを設定する必要があります。
仮想ディスクをプロキシVMに接続する場合は、接続およびリストア処理を開始する前にプロキシVMを設定しておく必要があります。
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英語のアルファベット以外を使った名前のファイルの場合は、単一のファイルとしてではなく、ディレクトリーにリストアする必要があります。
日本語の漢字など、アルファベット以外の名前のファイルをリストアするには、ファイルが配置されているディレクトリーをリストアします。
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LinuxゲストOSからのリストアはサポートされていません。
LinuxゲストOSを実行しているVMからファイルやフォルダーをリストアすることはできません。ただし、VMDKを接続し、ファイルとフォルダーを手動でリストアすることもできます。サポートされているゲストOSの最新情報については、弊社のサポートにお問い合わせください。
ゲスト ファイル リストアに関する制限事項
ゲストOSからファイルまたはフォルダーをリストアする前に、この機能でサポートされない処理について理解しておく必要があります。
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ゲストOS内でダイナミック ディスク タイプをリストアすることはできません。
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暗号化されたファイルまたはフォルダーをリストアした場合、暗号化属性は保持されません。ファイルまたはフォルダーを暗号化されたフォルダーにリストアすることはできません。
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[Guest File Browse]ページには、隠しファイルとフォルダーが表示されますが、フィルターすることはできません。
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LinuxゲストOSからはリストアできません。
LinuxゲストOSを実行しているVMからファイルやフォルダーをリストアすることはできません。ただし、VMDKを接続し、ファイルとフォルダーを手動でリストアすることもできます。サポートされているゲストOSの最新情報については、弊社のサポートにお問い合わせください。
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NTFSファイルシステムからFATファイルシステムにリストアすることはできません。
NTFS形式からFAT形式にリストアしようとした場合、FATファイルシステムはWindowsセキュリティ属性をサポートしていないため、NTFSセキュリティ記述子はコピーされません。
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クローニングされたVMDKまたは初期化されていないVMDKからゲスト ファイルをリストアすることはできません。
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ONTAP 9.7以降を実行しているシステムでバックアップを実行し、VMware整合性オプションがオンの場合は、セカンダリー バックアップからリストアすることはできません。
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ファイルのディレクトリー構造はリストアできません。
ネストされたディレクトリー内のファイルをリストア対象として選択した場合、そのファイルは同じディレクトリー構造ではリストアされません。ディレクトリー ツリーはリストアされず、ファイルのみがリストアされます。ディレクトリー ツリーをリストアする場合は、構造の最上部にディレクトリー自体をコピーします。
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vVol VMから別のホストにゲスト ファイルをリストアすることはできません。
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暗号化されたゲスト ファイルはリストアできません。