機能仕様一覧

ETERNUS DXでは、コスト削減、全体最適化に加え、データの保全性、およびセキュリティの強化のための多彩な機能を提供しています。

これらの機能を活用することによって、様々な側面からの課題に対応できます。

ETERNUS DXには、通常運用で使用する基本機能と特定のシーンで使用する拡張機能があります。

基本機能の詳細は基本機能を、拡張機能の詳細は拡張機能を参照してください。

表: 基本機能

概要

機能

データ保護

データの整合性を保証し、データの信頼性を高めるための機能です。

ドライブの異常を早期発見し、修復することもできます。

データ・ブロックガード

ディスクドライブ・パトロール

リダンダント・コピー

リビルド

Fast Recovery

コピーバック/コピーバックレス

保護(Shield)

リバースケーブリング

リソース活用(仮想化/自動階層制御)

無駄のないリソース活用を実現する機能です。

シン・プロビジョニング

Flexible Tier

Extreme Cache Pool

  • データ容量拡張

    データ量の増加に柔軟に対応して、RAIDグループ、ボリュームの拡張や移動を行うための機能です。

  • 性能確保

    性能向上のため、複数のRAIDグループに分散するボリュームを作成する機能です。

RAIDマイグレーション

ロジカル・デバイス・エクスパンション

LUNコンカチネーション

ワイドストライピング

セキュリティ対策(データ暗号化)

データの暗号化によって、ドライブ媒体の不正なデータ解読を防ぐための機能です。

自己暗号化ドライブ(SED)による暗号化

ファームウェアデータ暗号化

セキュリティ対策(ユーザーアクセス管理)

悪意を持った不正アクセスから、情報漏洩を防ぐための機能です。

アカウント管理

ユーザー認証

監査ログ

セキュリティ対策(不正アクセス防止)

不用意な装置アクセスを防止する機能です。

ホストアフィニティ

iSCSIセキュリティ

環境負荷低減

稼働時間や設置環境の調整によって、消費電力を削減するための機能です。

エコモード

消費電力可視化

運用管理(装置監視)

システム管理者の方の負担を軽減し、システムの安定と稼働率の向上を実現するための機能です。

運用管理インターフェース

性能情報管理

イベント通知

装置時刻同期

電源制御

電源投入/切断をサーバと連動させたり、スケジュール運転を行ったりするときに使用する電源制御に関する機能です。

リモート電源操作(Wake On LAN)

RCIL電源連動

  • 高速バックアップ

  • 事業継続

業務を停止することなく任意のポイントでデータ複製ができます。

バックアップ

性能チューニング

性能向上のためにチューニングが可能な機能です。

担当CM

Striping Size拡張

環境配慮

ETERNUS DXは、電気・電子機器に含まれる特定化学物質の使用を制限する欧州会議、および理事会の指令であるRoHS指令に対応しています。

表: 拡張機能

概要

機能

運用最適化(重複排除/圧縮)(*1)

重複データの排除およびデータ圧縮により、書き込みデータ量を削減する機能です。

重複排除/圧縮

セキュリティ対策(ユーザーアクセス管理)

他テナントへの不要なアクセスを防止する機能です。

Multitenancy

安定稼働

サーバ接続の安定稼働のため、サーバごとに適切な応答動作や処理の優先度を設定できます。

運用中にストレージシステム側で異常が発生した場合に、自動的に接続装置を切り替え、業務を継続できます。

Quality of Service(QoS)

ホストレスポンス

Storage Cluster

データ移動

装置間でデータを移行する機能です。

ストレージマイグレーション

業務無停止データ移動

業務サーバを停止することなく、装置間でデータを移行する機能です。

無停止ストレージマイグレーション

情報連携(サーバ機能連携)

仮想化環境での性能向上のため、サーバと連携して動作する機能です。システム全体での管理の一元化、およびサーバ側の負荷軽減などに効果があります。

VMware連携

Veeam Storage Integration

Microsoft連携

OpenStack連携

論理ボリュームマネージャー(LVM)

*1

ETERNUS DX900 S6およびETERNUS DX8900 S6は圧縮機能のみサポート