MetroCluster マニュアル ( CA08871-401 )
MetroClusterネットワーク トポロジーの例
一部の追加ネットワーク構成がMetroCluster IP構成でサポートされます。ここでは、サポートされるネットワーク構成の例をいくつか示します。サポートされるすべてのトポロジーを紹介するわけではありません。
これらのトポロジーでは、「ISLに関する考慮事項」に記載されている要件に従って、ISLと中間ネットワークが設定されていることを前提としています。
MetroCluster以外のトラフィックとISLを共有する場合は、MetroClusterに最小限必要な帯域幅が常に確保されていることを確認する必要があります。 |
直接リンクを使用する共有ネットワーク構成
このトポロジーでは、2つのサイトが直接リンクで接続されます。これらのリンクは、xWDMおよびTDMのデバイス間またはスイッチ間に設定できます。ISLの容量は、MetroClusterトラフィック専用ではなく、MetroCluster以外の他のトラフィックと共有されます。
中間ネットワークを使用する共有インフラ
このトポロジーでは、MetroClusterサイトは直接接続されませんが、MetroClusterとホストのトラフィックはネットワークを経由します。 ネットワークは一連のxWDMおよびTDMとスイッチで構成できますが、直接ISLを使用する共有構成とは異なり、サイト間はリンクで直接接続されません。サイト間のインフラによっては、ネットワーク構成を任意に組み合わせることが可能です。
複数のMetroCluster構成で中間ネットワークを共有する構成
このトポロジーでは、2つのMetroCluster構成で同じ中間ネットワークを共有します。次の例では、MetroCluster 1のswitch_A_1とMetroCluster 2のswitch_A_1が同じ中間スイッチに接続されています。
「MetroCluster 1」と「MetroCluster 2」は、どちらも1つの8ノードMetroCluster構成にすることも、2つの4ノードMetroCluster構成にすることもできます。 |
Fujitsu検証済みスイッチを使用するMetroCluster構成とMetroCluster準拠スイッチを使用する構成の組み合わせ
2つの異なるMetroCluster構成で同じ中間スイッチを共有します。1つのMetroClusterは共有レイヤー2構成のFujitsu検証済みスイッチを使用して構成され(MetroCluster 1)、もう1つのMetroClusterは中間スイッチに直接接続されたMetroCluster準拠スイッチを使用して構成されます(MetroCluster 2)。