エフサステクノロジーズ株式会社

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MetroCluster マニュアル ( CA08871-401 )

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Tiebreakerソフトウェアのインストールの準備

Tiebreakerソフトウェアをインストールして設定する前に、システムが一定の要件を満たしていることを確認する必要があります。

ソフトウェア要件

インストールするTiebreakerのバージョンに応じて、次のソフトウェア要件を満たしている必要があります。

ONTAP Tiebreakerバージョン

サポートされるONTAPバージョン

サポートされるLinuxバージョン

Java / MariaDBの要件

1.6

ONTAP 9.12.1以降

詳細については、OSのサポート対応表を参照してください。

なし。依存関係はインストールにバンドルされています。

1.5

ONTAP 9.8~ONTAP 9.14.1

  • Red Hat Enterprise Linux 8.1~8.7

Red Hat Enterprise Linux 8.1~8.7の場合:

  • MariaDB 10.x(「yum install mariadb-server.x86_64」を使用してインストールされるデフォルトのバージョンを使用)

  • OpenJDK 17、18、または19

1.4

ONTAP 9.7~ONTAP 9.9.1

  • Red Hat Enterprise Linux 8.1~8.7

  • Red Hat Enterprise Linux 7~7.9

  • CentOS 7~7.9(64ビット版)

CentOSの場合:

  • MariaDB 5.52.x / MySQL Server 5.6.x

  • 4GB RAM

  • OpenJRE 8

Red Hat Enterprise Linux 8.1~8.7の場合:

*MariaDB 10.x(「yum install mariadb-server.x86_64」を使用してインストールされるデフォルトのバージョンを使用) *JRE 8

その他の要件

追加の要件としては、次の点に注意する必要があります。

  • Tiebreakerソフトウェアは第3のサイトにインストールします。これにより、スイッチ間リンク(ISL)障害(サイト間リンクが停止している)なのかサイト障害なのかを判断することが可能となります。TiebreakerソフトウェアをインストールまたはアップグレードしてMetroCluster構成を監視するには、ホスト システムが特定の要件を満たしている必要があります。

  • MetroCluster Tiebreakerソフトウェアとその依存関係パッケージをインストールするには、「root」権限が必要です。

  • 複数のTiebreakerモニタとの競合を回避するために、利用できるMetroCluster Tiebreakerモニタの数は、MetroCluster構成ごとに1つだけとなっています。

  • Tiebreakerソフトウェアのネットワーク タイム プロトコル(NTP)ソースを選択する際は、ローカルのNTPソースを使用する必要があります。Tiebreakerソフトウェアが監視するMetroClusterサイトと同じソースは使用しないでください。

  • ディスク容量:8GB

  • ファイアウォール:

    • AutoSupportメッセージをセットアップするための直接アクセス

    • SSH(ポート22 / TCP)、HTTPS(ポート443 / TCP)、およびping(ICMP)

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