エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

MetroCluster マニュアル ( CA08871-401 )

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MetroClusterの自動強制スイッチオーバーを使用する場合のリスクと制限事項

ONTAP 9.12.1以降では、MetroCluster IP構成でMetroClusterの自動強制スイッチオーバー機能を有効にできます。この機能は、Mediator-Assisted Unplanned Switchover(MAUSO;Mediatorアシスト計画外スイッチオーバー) 機能を拡張したものです。

MetroClusterの自動強制スイッチオーバー機能を有効にしていると、サイト障害検出時にスイッチオーバーが自動的に実行されます。この機能を使用して、MetroCluster IPの自動スイッチオーバー機能を補強できます。

MetroCluster IP構成で、自動強制スイッチオーバー モードでの動作を許可すると、次の既知の問題によりデータが失われる可能性があります。

  • ストレージ コントローラーの不揮発性メモリーが、パートナー サイトのリモート ディザスタ リカバリー(DR)パートナーにミラーリングされません。

ここに記載されていない状況が発生することも考えられます。富士通は、MetroClusterの自動強制スイッチオーバー機能を有効にしたことで発生する可能性があるデータ破損、データ損失、その他の損傷について一切責任を負いません。リスクおよび制限を許容できない場合は、MetroClusterの自動強制スイッチオーバー機能を使用しないでください。
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