エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

MetroCluster マニュアル

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MetroCluster IP構成でTDM / xWDMおよび暗号化機器を使用する

MetroCluster IP構成で多重化機器を使用する場合は、一定の考慮事項に注意する必要があります。

これらの考慮事項は、MetroCluster専用の直接のバックエンド リンクおよびスイッチにのみ適用され、MetroCluster以外のトラフィックと共有されるリンクには適用されません。

WDMまたは外部暗号化デバイスでの暗号化の使用

MetroCluster IP構成においてWDMデバイスで暗号化を使用する場合は、次の要件を満たす必要があります。

  • 該当するスイッチのベンダーの認定を受けた外部暗号化デバイスまたはDWDM機器を使用する必要があります。

    動作モード(トランキングや暗号化など)に対応した認定が必要です。

  • 暗号化を含むエンドツーエンドの全体的なレイテンシおよびジッターがIMTまたはこのドキュメントに記載されている最大値以下である必要があります。

SFPに関する考慮事項

MetroCluster ISLでは、機器のベンダーがサポートしているSFPまたはQSFPがサポートされます。SFPとQSFPはFujitsuまたは機器のベンダーから入手できます。

ISLに関する考慮事項

ISLの速度と長さは、1つのファブリックのすべてのISLで同じである必要があります。

ISLのトポロジーは、1つのファブリックのすべてのISLで同じである必要があります。たとえば、直接リンクの場合はすべてを直接リンクにし、WDMを使用する場合はすべてでWDMを使用する必要があります。

ISLをMetroCluster以外のネットワークと共有する場合は、「プライベート レイヤー2ネットワークの共有に関する考慮事項」セクションのガイドラインに従う必要があります。

ファブリック1とファブリック2の間でサポートされる最大距離差は20kmです。

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