MetroCluster マニュアル ( CA08871-401 )
Broadcom IPスイッチの設定
クラスタ インターコネクトおよびバックエンドMetroCluster IP接続用にBroadcom IPスイッチを設定する必要があります。
次のシナリオでは、使用する構成に追加のライセンス(100Gbポート ライセンス×6)が必要です。 |
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ポート53とポート54を、40Gbpsまたは100GbpsのMetroCluster ISLとして使用します。
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ローカル クラスタとMetroClusterインターフェイスをポート49~52に接続するプラットフォームを使用します。
Broadcom IPスイッチを工場出荷時のデフォルトにリセット
新しいバージョンのスイッチ ソフトウェアとRCFをインストールする前に、Broadcomスイッチの設定を消去し、基本的な設定を完了する必要があります。
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この手順は、MetroCluster IP構成の各IPスイッチで実行する必要があります。
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スイッチにシリアル コンソールを使用して接続する必要があります。
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このタスクでは、管理ネットワークの設定をリセットします。
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管理者特権のコマンド プロンプトに切り替えます(
#
)。enable
(IP_switch_A_1)> enable (IP_switch_A_1) #
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スタートアップ設定を消去し、バナーを削除します。
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スタートアップ設定を消去します。
erase startup-config
(IP_switch_A_1) #erase startup-config Are you sure you want to clear the configuration? (y/n) y (IP_switch_A_1) #
このコマンドでは、バナーは消去されません。
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バナーを削除します。
no set clibanner
(IP_switch_A_1) #configure (IP_switch_A_1)(Config) # no set clibanner (IP_switch_A_1)(Config) #
-
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スイッチをリブートします。
(IP_switch_A_1) #reload
Are you sure you would like to reset the system? (y/n) y
スイッチをリロードする前に保存されていない設定または変更した設定を保存するかを確認するメッセージが表示された場合は、[No]を選択します。 -
スイッチがリロードされるまで待ってから、スイッチにログインします。
デフォルト ユーザーは「
admin
」で、パスワードは設定されていません。次のようなプロンプトが表示されます。(Routing)>
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管理者特権のコマンド プロンプトに切り替えます。
enable
Routing)> enable (Routing) #
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サービス ポートのプロトコルを
none
に設定します。serviceport protocol none
(Routing) #serviceport protocol none Changing protocol mode will reset ip configuration. Are you sure you want to continue? (y/n) y (Routing) #
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サービス ポートにIPアドレスを割り当てます。
serviceport ip ip-address netmask gateway
次の例では、サービス ポートにIPアドレス「10.10.10.10」を割り当てています。サブネットは「255.255.255.0」、ゲートウェイは「10.10.10.1」です。
(Routing) #serviceport ip 10.10.10.10 255.255.255.0 10.10.10.1
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サービス ポートが正しく設定されていることを確認します。
show serviceport
次の例では、ポートが稼働しており、正しいアドレスが割り当てられています。
(Routing) #show serviceport Interface Status............................... Up IP Address..................................... 10.10.10.10 Subnet Mask.................................... 255.255.255.0 Default Gateway................................ 10.10.10.1 IPv6 Administrative Mode....................... Enabled IPv6 Prefix is ................................ fe80::dac4:97ff:fe56:87d7/64 IPv6 Default Router............................ fe80::222:bdff:fef8:19ff Configured IPv4 Protocol....................... None Configured IPv6 Protocol....................... None IPv6 AutoConfig Mode........................... Disabled Burned In MAC Address.......................... D8:C4:97:56:87:D7 (Routing) #
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必要に応じて、SSHサーバーを設定します。
TelnetプロトコルはRCFファイルで無効になります。SSHサーバーを設定しない場合、シリアル ポート接続でしかブリッジにアクセスできなくなります。 -
RSAキーを生成します。
(Routing) #configure (Routing) (Config)#crypto key generate rsa
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DSAキーを生成します(オプション)。
(Routing) #configure (Routing) (Config)#crypto key generate dsa
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FIPS準拠バージョンのEFOSを使用している場合は、ECDSAキーを生成します。次の例では、長さが521のキーを作成しています。有効な値は、256、384、または521です。
(Routing) #configure (Routing) (Config)#crypto key generate ecdsa 521
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SSHサーバーを有効にします。
必要に応じて、設定コンテキストを終了します。
(Routing) (Config)#end (Routing) #ip ssh server enable
キーがすでに存在する場合は、上書きを要求されることがあります。
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必要に応じて、ドメインとネーム サーバーを設定します。
configure
ip domain
コマンドとip name server
コマンドの例を次に示します。(Routing) # configure (Routing) (Config)#ip domain name lab.fujitsu.com (Routing) (Config)#ip name server 10.99.99.1 10.99.99.2 (Routing) (Config)#exit (Routing) (Config)#
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必要に応じて、タイム ゾーンと時刻の同期(SNTP)を設定します。
sntp
コマンドでSNTPサーバーのIPアドレスと相対タイムゾーンを指定する例を次に示します。(Routing) # (Routing) (Config)#sntp client mode unicast (Routing) (Config)#sntp server 10.99.99.5 (Routing) (Config)#clock timezone -7 (Routing) (Config)#exit (Routing) (Config)#
EFOSのバージョンが3.10.0.3以降の場合は、次の例に示すように
ntp
コマンドを使用します。> (Config)# ntp ? authenticate Enables NTP authentication. authentication-key Configure NTP authentication key. broadcast Enables NTP broadcast mode. broadcastdelay Configure NTP broadcast delay in microseconds. server Configure NTP server. source-interface Configure the NTP source-interface. trusted-key Configure NTP authentication key number for trusted time source. vrf Configure the NTP VRF. >(Config)# ntp server ? ip-address|ipv6-address|hostname Enter a valid IPv4/IPv6 address or hostname. >(Config)# ntp server 10.99.99.5
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スイッチ名を設定します。
hostname IP_switch_A_1
スイッチのプロンプトに新しい名前が表示されます。
(Routing) # hostname IP_switch_A_1 (IP_switch_A_1) #
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設定を保存します。
write memory
次の例のようなプロンプトと出力が表示されます。
(IP_switch_A_1) #write memory This operation may take a few minutes. Management interfaces will not be available during this time. Are you sure you want to save? (y/n) y Config file 'startup-config' created successfully . Configuration Saved! (IP_switch_A_1) #
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MetroCluster IP構成の他の3つのスイッチについて、上記の手順を繰り返します。
BroadcomスイッチのEFOSソフトウェアのダウンロードとインストール
MetroCluster IP構成の各スイッチにスイッチのオペレーティング システム ファイルとRCFファイルをダウンロードする必要があります。
このタスクは、MetroCluster IP構成内のスイッチごとに実行する必要があります。
次の点に注意してください。
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EFOS 3.4.x.xからEFOS 3.7.x.x以降にアップグレードする場合は、スイッチでEFOS 3.4.4.6(またはそれ以降の3.4.x.xリリース)が実行されている必要があります。それよりも前のリリースが実行されている場合は、まずスイッチをEFOS 3.4.4.6(またはそれ以降の3.4.x.xリリース)にアップグレードしてから、スイッチをEFOS 3.7.x.x以降にアップグレードします。
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EFOS 3.4.x.xと3.7.x.x以降では、設定が異なります。EFOSバージョンを3.4.x.xから3.7.x.x以降(またはその逆)に変更するには、スイッチを工場出荷時のデフォルトにリセットし、そのEFOSのバージョンに対応するRCFファイルを(再)適用する必要があります。この手順は、シリアル コンソール ポート経由でアクセスして実行する必要があります。
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EFOSバージョン3.7.x.x以降では、FIPS非準拠バージョンとFIPS準拠バージョンを使用できます。FIPS非準拠バージョンからFIPS準拠バージョンに移行する場合、またはその逆に移行する場合は、さまざまな手順が適用されます。EFOSをFIPS非準拠バージョンからFIPS準拠バージョン(またはその逆)に変更すると、スイッチは工場出荷時のデフォルトにリセットされます。この手順は、シリアル コンソール ポート経由でアクセスして実行する必要があります。
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show fips status
コマンドを使用して、EFOSがFIPS準拠バージョンかを確認します。次の例では、IP_switch_A_1
ではFIPS準拠のEFOSが使用されていて、IP_switch_A_2
ではFIPS非準拠のEFOSが使用されています。例1
IP_switch_A_1 #show fips status System running in FIPS mode IP_switch_A_1 #
例2
IP_switch_A_2 #show fips status ^ % Invalid input detected at `^` marker. IP_switch_A_2 #
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次の表を参照して、該当する手順に従います。
手順
現在のEFOSバージョン
新しいEFOSバージョン
手順の概要
2つのFIPS(非)準拠バージョン間でEFOSをアップグレードする手順
3.4.x.x
3.4.x.x
方法1を使用して新しいEFOSイメージをインストールします。 設定とライセンス情報は保持されます。
3.4.4.6(またはそれ以降の3.4.x.x)
3.7.x.x以降のFIPS非準拠
方法1を使用してEFOSをアップグレードします。 スイッチを工場出荷時のデフォルトにリセットし、EFOS 3.7.x.x以降のRCFファイルを適用します。
3.7.x.x以降のFIPS非準拠
3.4.4.6(またはそれ以降の3.4.x.x)
方法1を使用してEFOSをダウングレードします。 スイッチを工場出荷時のデフォルトにリセットし、EFOS 3.4.x.xのRCFファイルを適用します。
3.7.x.x以降のFIPS非準拠
方法1を使用して新しいEFOSイメージをインストールします。設定とライセンス情報は保持されます。
3.7.x.x以降のFIPS準拠
3.7.x.x以降のFIPS準拠
方法1を使用して新しいEFOSイメージをインストールします。 設定とライセンス情報は保持されます。
FIPS準拠のEFOSバージョン間でアップグレードする手順
FIPS非準拠
FIPS準拠
方法2を使用してEFOSイメージをインストールします。スイッチの設定とライセンス情報は失われます。
FIPS準拠
FIPS非準拠
ソフトウェア イメージをバックアップ ブート パーティションにダウンロードしてEFOSをアップグレードする手順
次の手順は、両方のEFOSバージョンがFIPS非準拠の場合、または両方のEFOSバージョンがFIPS準拠の場合にのみ実行できます。
一方のバージョンがFIPS準拠で、もう一方のバージョンがFIPS非準拠の場合は、次の手順を実行しないでください。 |
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スイッチ ソフトウェアをスイッチにコピーします。
copy sftp://user@50.50.50.50/switchsoftware/efos-3.4.4.6.stk backup
copy sftp://user@50.50.50.50/switchsoftware/efos-3.4.4.6.stk backup+
この例では、オペレーティング システム ファイル「efos-3.4.4.6.stk」をSFTPサーバー50.50.50.50からバックアップ パーティションにコピーしています。使用するTFTP / SFTPサーバーのIPアドレスを指定し、インストールする必要があるRCFファイルのファイル名を指定する必要があります。
(IP_switch_A_1) #copy sftp://user@50.50.50.50/switchsoftware/efos-3.4.4.6.stk backup Remote Password:************* Mode........................................... SFTP Set Server IP.................................. 50.50.50.50 Path........................................... /switchsoftware/ Filename....................................... efos-3.4.4.6.stk Data Type...................................... Code Destination Filename........................... backup Management access will be blocked for the duration of the transfer Are you sure you want to start? (y/n) y File transfer in progress. Management access will be blocked for the duration of the transfer. Please wait... SFTP Code transfer starting... File transfer operation completed successfully. (IP_switch_A_1) #
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次回リブート時にスイッチをバックアップ パーティションからブートするように設定します。
boot system backup
(IP_switch_A_1) #boot system backup Activating image backup .. (IP_switch_A_1) #
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次回ブート時に新しいブート イメージがアクティブになることを確認します。
show bootvar
(IP_switch_A_1) #show bootvar Image Descriptions active : backup : Images currently available on Flash ---- ----------- -------- --------------- ------------ unit active backup current-active next-active ---- ----------- -------- --------------- ------------ 1 3.4.4.2 3.4.4.6 3.4.4.2 3.4.4.6 (IP_switch_A_1) #
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設定を保存します。
write memory
(IP_switch_A_1) #write memory This operation may take a few minutes. Management interfaces will not be available during this time. Are you sure you want to save? (y/n) y Configuration Saved! (IP_switch_A_1) #
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スイッチをリブートします。
reload
(IP_switch_A_1) #reload Are you sure you would like to reset the system? (y/n) y
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スイッチがリブートするまで待ちます。
まれに、スイッチをブートできないことがあります。ONIE OSインストールを使用してEFOSをアップグレードする手順に従って新しいイメージをインストールしてください。 -
スイッチをEFOS 3.4.x.xからEFOS 3.7.x.x(またはその逆)に変更した場合は、次の2つの手順を実行して正しい設定(RCF)を適用します。
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MetroCluster IP構成の残りの3つのIPスイッチについて、上記の手順を繰り返します。
ONIE OSインストールを使用してEFOSをアップグレードする手順
次の手順は、一方のEFOSバージョンがFIPS準拠で、もう一方のEFOSバージョンがFIPS非準拠の場合に実行できます。これらの手順は、スイッチをブートできない場合に、FIPS非準拠またはFIPS準拠のEFOS 3.7.x.xイメージをONIEからインストールするためにも使用できます。
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スイッチをONIEインストール モードで起動します。
ブート中に次の画面が表示されたら、ONIEを選択します。
+--------------------------------------------------------------------+ |EFOS | |*ONIE | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | +--------------------------------------------------------------------+
「ONIE」を選択すると、スイッチがロードされ、次の選択肢が表示されます。
+--------------------------------------------------------------------+ |*ONIE: Install OS | | ONIE: Rescue | | ONIE: Uninstall OS | | ONIE: Update ONIE | | ONIE: Embed ONIE | | DIAG: Diagnostic Mode | | DIAG: Burn-In Mode | | | | | | | | | | | +--------------------------------------------------------------------+
スイッチがONIEインストール モードでブートします。
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ONIEの検出を停止して、イーサネット インターフェイスを設定します。
次のメッセージが表示されたら、<enter>を押してONIEコンソールを起動します。
Please press Enter to activate this console. Info: eth0: Checking link... up. ONIE:/ #
ONIE検出が続行され、コンソールにメッセージが表示されます。 Stop the ONIE discovery ONIE:/ # onie-discovery-stop discover: installer mode detected. Stopping: discover... done. ONIE:/#
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ifconfig eth0 <ipAddress> netmask <netmask> up
とroute add default gw <gatewayAddress>
を使用して、イーサネット インターフェイスを設定し、ルートを追加します。ONIE:/ # ifconfig eth0 10.10.10.10 netmask 255.255.255.0 up ONIE:/ # route add default gw 10.10.10.1
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ONIEインストール ファイルをホストしているサーバーにアクセスできることを確認します。
ONIE:/ # ping 50.50.50.50 PING 50.50.50.50 (50.50.50.50): 56 data bytes 64 bytes from 50.50.50.50: seq=0 ttl=255 time=0.429 ms 64 bytes from 50.50.50.50: seq=1 ttl=255 time=0.595 ms 64 bytes from 50.50.50.50: seq=2 ttl=255 time=0.369 ms ^C --- 50.50.50.50 ping statistics --- 3 packets transmitted, 3 packets received, 0% packet loss round-trip min/avg/max = 0.369/0.464/0.595 ms ONIE:/ #
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新しいスイッチ ソフトウェアをインストールします。
ONIE:/ # onie-nos-install http:// 50.50.50.50/Software/onie-installer-x86_64 discover: installer mode detected. Stopping: discover... done. Info: Fetching http:// 50.50.50.50/Software/onie-installer-3.7.0.4 ... Connecting to 50.50.50.50 (50.50.50.50:80) installer 100% |*******************************| 48841k 0:00:00 ETA ONIE: Executing installer: http:// 50.50.50.50/Software/onie-installer-3.7.0.4 Verifying image checksum ... OK. Preparing image archive ... OK.
ソフトウェアがインストールされ、そのあとスイッチがリブートされます。スイッチが新しいEFOSバージョンで正常にリブートするのを待ちます。
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新しいスイッチ ソフトウェアがインストールされていることを確認します。
show bootvar
(Routing) #show bootvar Image Descriptions active : backup : Images currently available on Flash ---- ----------- -------- --------------- ------------ unit active backup current-active next-active ---- ----------- -------- --------------- ------------ 1 3.7.0.4 3.7.0.4 3.7.0.4 3.7.0.4 (Routing) #
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インストールを完了します。
スイッチは設定が適用されない状態でリブートされ、工場出荷時のデフォルトにリセットされます。次の2つのドキュメントに記載されている手順に従ってスイッチの基本設定を行い、RCFファイルを適用します。
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スイッチの基本設定を行います。手順4以降を実行します。Broadcom IPスイッチを工場出荷時のデフォルトにリセット
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「BroadcomのRCFファイルのダウンロードとインストール」に記載されている手順に従ってRCFファイルを作成、適用します。
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BroadcomのRCFファイルのダウンロードとインストール
MetroCluster IP構成の各スイッチにスイッチのRCFファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。
このタスクでは、スイッチにファイルをコピーするために、FTP、TFTP、SFTP、SCPなどのファイル転送ソフトウェアが必要です。
この手順は、MetroCluster IP構成の各IPスイッチで実行する必要があります。
RCFファイルは4つあり、それぞれがMetroCluster IP構成の4つの各スイッチに対応しています。使用するスイッチのモデルに対応した正しいRCFファイルを使用する必要があります。
スイッチ |
RCFファイル |
---|---|
IP_switch_A_1 |
v1.32_Switch-A1.txt |
IP_switch_A_2 |
v1.32_Switch-A2.txt |
IP_switch_B_1 |
v1.32_Switch-B1.txt |
IP_switch_B_2 |
v1.32_Switch-B2.txt |
EFOSバージョン3.4.4.6以降の3.4.x.xリリースとEFOSバージョン3.7.0.4では、RCFファイルが異なります。スイッチで実行されているEFOSバージョンに対応する正しいRCFファイルを作成しておく必要があります。 |
EFOSバージョン |
RCFファイル バージョン |
---|---|
3.4.x.x |
v1.3x、v1.4x |
3.7.x.x |
v2.x |
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MetroCluster IP用のBroadcom RCFファイルを生成します。
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RcfFileGenerator for MetroCluster IPをダウンロードします。
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RcfFileGenerator for MetroCluster IPを使用して、使用する構成に対応するRCFファイルを生成します。
ダウンロード後のRCFファイルの変更はサポートされていません。
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RCFファイルをスイッチにコピーします。
-
RCFファイルを最初のスイッチにコピーします。
copy sftp://user@FTP-server-IP-address/RcfFiles/switch-specific-RCF/BES-53248_v1.32_Switch-A1.txt nvram:script BES-53248_v1.32_Switch-A1.scr
この例では、RCFファイル「BES-53248_v1.32_Switch-A1.txt」をSFTPサーバー「50.50.50.50」からローカル ブートフラッシュにコピーしています。使用するTFTP / SFTPサーバーのIPアドレスを指定し、インストールする必要があるRCFファイルのファイル名を指定する必要があります。
(IP_switch_A_1) #copy sftp://user@50.50.50.50/RcfFiles/BES-53248_v1.32_Switch-A1.txt nvram:script BES-53248_v1.32_Switch-A1.scr Remote Password:************* Mode........................................... SFTP Set Server IP.................................. 50.50.50.50 Path........................................... /RcfFiles/ Filename....................................... BES-53248_v1.32_Switch-A1.txt Data Type...................................... Config Script Destination Filename........................... BES-53248_v1.32_Switch-A1.scr Management access will be blocked for the duration of the transfer Are you sure you want to start? (y/n) y File transfer in progress. Management access will be blocked for the duration of the transfer. Please wait... File transfer operation completed successfully. Validating configuration script... config set clibanner "*************************************************************************** * Fujitsu Reference Configuration File (RCF) * * Switch : BES-53248 ... The downloaded RCF is validated. Some output is being logged here. ... Configuration script validated. File transfer operation completed successfully. (IP_switch_A_1) #
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RCFファイルがスクリプトとして保存されたことを確認します。
script list
(IP_switch_A_1) #script list Configuration Script Name Size(Bytes) Date of Modification ------------------------------- ----------- -------------------- BES-53248_v1.32_Switch-A1.scr 852 2019 01 29 18:41:25 1 configuration script(s) found. 2046 Kbytes free. (IP_switch_A_1) #
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RCFスクリプトを適用します。
script apply BES-53248_v1.32_Switch-A1.scr
(IP_switch_A_1) #script apply BES-53248_v1.32_Switch-A1.scr Are you sure you want to apply the configuration script? (y/n) y config set clibanner "******************************************************************************** * Reference Configuration File (RCF) * * Switch : BES-53248 ... The downloaded RCF is validated. Some output is being logged here. ... Configuration script 'BES-53248_v1.32_Switch-A1.scr' applied. (IP_switch_A_1) #
-
設定を保存します。
write memory
(IP_switch_A_1) #write memory This operation may take a few minutes. Management interfaces will not be available during this time. Are you sure you want to save? (y/n) y Configuration Saved! (IP_switch_A_1) #
-
スイッチをリブートします。
reload
(IP_switch_A_1) #reload Are you sure you would like to reset the system? (y/n) y
-
残りの3つのスイッチのそれぞれについて、同じ手順を繰り返します。それぞれのスイッチに対応するRCFファイルをコピーするように注意してください。
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-
スイッチをリロードします。
reload
IP_switch_A_1# reload
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MetroCluster IP構成の他の3つのスイッチについて、上記の手順を繰り返します。
未使用のISLポートとポート チャネルの無効化
不要なヘルス アラートを回避するために、未使用のISLポートとポート チャネルを無効にすることを推奨します。
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RCFファイルのバナーを使用して、未使用のISLポートとポート チャネルを特定します。
ポートがブレーク アウトモードになっている場合は、コマンドで指定するポート名とRCFバナーに表示される名前が異なる可能性があります。RCFケーブル接続ファイルを使用してポート名を検索することもできます。 ISLポートの詳細を調べる場合show port all
コマンドを実行します。ポート チャネルの詳細を調べる場合show port-channel all
コマンドを実行します。 -
未使用のISLポートとポート チャネルを無効にします。
特定された未使用のポートやポート チャネルごとに、次のコマンドを実行する必要があります。
(SwtichA_1)> enable (SwtichA_1)# configure (SwtichA_1)(Config)# <port_name> (SwtichA_1)(Interface 0/15)# shutdown (SwtichA_1)(Interface 0/15)# end (SwtichA_1)# write memory