SANtricity 11.7 Solutions

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  • Web Services Proxy(ca08871-230.pdf)
  • リモート ボリューム ミラーリング(ca08871-231.pdf)
  • Storage Plugin for vCenter(ca08871-232.pdf)
  • Remote Storage Volumes用ハードウェアの設定

    サポートされるiSCSIプロトコル経由でリモート ストレージ システムと通信するように、ETERNUS AB/HBシリーズ ストレージ システムを設定する必要があります。

    リモート ストレージ デバイスとETERNUS AB/HBシリーズ システムの設定

    SANtricity System ManagerでのRemote Storage Volumes機能の設定に進む前に、次の手順を実行します。

    1. ETERNUS AB/HBシリーズ システムとリモート ストレージ システムがiSCSI経由で通信できるように、これらのシステムをケーブル接続します。

    2. ETERNUS AB/HBシリーズ システムとリモート ストレージ システムが相互に通信できるように、iSCSIポートを設定します。

    3. ETERNUS AB/HBシリーズ システムのIQNを取得します。

    4. ETERNUS AB/HBシリーズ システムをリモート ストレージ システムから認識できるようにします。リモート ストレージ システムがETERNUS AB/HBシリーズ システムの場合は、デスティネーションのETERNUS AB/HBシリーズ システムのIQNをホスト ポートの接続情報として使用してホストを作成します。

    5. リモート ストレージ デバイスがホスト / アプリケーションで使用されている場合は、次の手順を実行します。

      • リモート ストレージ デバイスへのI/Oを停止します。

      • リモート ストレージ デバイスをマッピング解除 / アンマウントします。

    6. ETERNUS AB/HBシリーズ ストレージ システムに対して定義されているホストにリモート ストレージ デバイスをマッピングします。

    7. マッピングに使用されているデバイスのLUN番号を取得します。

    推奨:インポート プロセスを開始する前に、リモートのソース ボリュームをバックアップします。

    ストレージ システムのケーブル接続

    セットアップ プロセスの一環として、ストレージ システムとI/OホストをiSCSI互換インターフェイスにケーブル接続する必要があります。

    次の図は、iSCSI接続経由でRemote Storage Volumesの処理を実行するシステムのケーブル接続例です。

    remote target volumes iscsi use case 1
    remote target volumes iscsi use case 2

    iSCSIポートの設定

    ターゲット(ローカルのETERNUS AB/HBシリーズ ストレージ システム)とソース(リモート ストレージ システム)の間の通信を確立するために、iSCSIポートを設定する必要があります。

    iSCSIポートは、サブネットに基づいて複数の方法で設定できます。以下は、Remote Storage Volumes機能で使用するiSCSIポートの設定方法の一例です。

    ソースA ソースB ターゲットA ターゲットB

    10.10.1.100/22

    10.10.2.100/22

    10.10.1.101/22

    10.10.2.101/22

    ソースA ソースB ターゲットA ターゲットB

    10.10.0.100/16

    10.10.0.100/16

    10.10.0.101/16

    10.10.0.101/16

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