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プールの自動作成

未割り当てのドライブが11本以上検出された場合、または既存のプールに追加可能な未割り当てのドライブが検出された場合、プールを自動的に作成することができます。プールは、論理的にグループ化されたドライブの集まりです。

開始する前に

[プールの自動構成] ダイアログ ボックスは、次のいずれかの条件に該当する場合に開くことができます。

  • ドライブ タイプが類似する既存のプールに追加できる未割り当てドライブが1本以上検出された場合。

  • 新しいプールを作成するために使用できる未割り当てドライブが11本以上検出された場合(ドライブ タイプが異なるために既存のプールに追加できない場合)。

タスク概要

プールの自動作成を使用すると、ストレージ システム内のすべての未割り当てドライブから1つのプールを簡単に構成したり、既存のプールにドライブを追加したりできます。

次の事項に注意してください。

  • ストレージ システムにドライブを追加すると、そのドライブがシステムで自動的に検出され、ドライブ タイプと現在の構成に基づいて、1つまたは複数のプールを作成するように求められます。

  • プールがすでに定義されている場合は、互換性があるドライブを既存のプールに追加するオプションが提示されます。新しいドライブを既存のプールに追加すると、追加した新しいドライブを含めた新しい容量にデータが自動的に再分配されます。

  • AB6100またはAB3100ストレージ システムを構成する際は、各コントローラーが最初の12個のスロットと最後の12個のスロットそれぞれで同じ数のドライブにアクセスできるようにします。この構成により、コントローラーがドライブ側の両方のPCIeバスをより効果的に使用できるようになります。プールを作成する場合、ストレージ システムのすべてのドライブを使用してください。

手順
  1. [管理] ページで、プールのストレージ システムを選択します。

  2. [プロビジョニング]>[プールとボリューム グループの設定]を選択します。

  3. [さらに表示]>[プールの自動構成を起動]を選択します。

    新しいプール、ドライブが追加されている既存のプール、またはその両方が表示されます。新しいプールには、連番を付した名前がデフォルトで付けられます。

    システムでの処理は次のようになります。

    • ドライブ タイプ(HDDまたはSSD)が同じで容量が同等の十分な数のドライブがある場合は、単一のプールを作成する。

    • 未割り当て容量が異なるドライブ タイプのドライブで構成されている場合は、複数のプールを作成する。

    • ストレージ システムにすでにプールが定義されている場合、追加した新しいドライブのドライブ タイプが既存のプールと同じであれば、そのプールにドライブを追加する。

    • タイプの異なる複数のドライブを追加した場合は、ドライブ タイプが同じドライブを既存のプールに追加し、別のドライブ タイプのドライブを使用して別のプールを作成する。

  4. 新しいプールの名前を変更するには、[編集](鉛筆のアイコン)をクリックします。

  5. プールのその他の特性を確認するには、[詳細] (ページのアイコン)にカーソルを合わせるかタッチします。

    ドライブ タイプ、セキュリティ機能、Data Assurance(DA)機能、シェルフ損失の保護、ドロワー損失の保護に関する情報が表示されます。

    AB6100およびAB3100ストレージ システムについては、リソース プロビジョニングとボリュームのブロック サイズについての設定も表示されます。

  6. [承認] をクリックします。

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