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ボリューム グループの空き容量の統合
[空き容量の統合]オプションを使用すると、選択したボリューム グループの既存の空きエクステントを統合できます。これにより、追加ボリュームを作成する際にボリューム グループ内の空き容量を最大限使用できるようになります。
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ボリューム グループに少なくとも1つの空き容量領域が含まれている必要があります。
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ボリューム グループのすべてのボリュームがオンラインで、ステータスが最適である必要があります。
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ボリュームのセグメント サイズの変更など、実行中のボリューム変更処理がないことを確認してください。
この処理は開始後にキャンセルすることはできません。データには統合処理の実行中も引き続きアクセスできます。
[空き容量の統合] ダイアログ ボックスは、次のいずれかの方法で起動できます。
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ボリューム グループで1つ以上の空き容量領域が検出されると、[ホーム] ページの [通知] 領域に、推奨事項として [空き容量の統合] が表示されます。[空き容量の統合] リンクをクリックするとダイアログ ボックスが開きます。
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以下のタスクで説明しているように、[プールとボリューム グループ] ページから [空き容量の統合] ダイアログ ボックスを開くこともできます。
空き容量領域について
空き容量領域は、ボリュームを削除するか、ボリュームの作成時に使用可能なすべての空き容量を使用しなかった場合に発生する空き容量です。1つ以上の空き容量領域があるボリューム グループでボリュームを作成する場合、ボリュームの容量はそのボリューム グループ内の最も大きい空き容量領域以内に制限されます。たとえば、ボリューム グループに合計15GiBの空き容量があり、最も大きい空き容量領域が10GiBであるとすると、作成できるボリュームのサイズは最大10GiBです。
ボリューム グループの空き容量を統合すると、書き込みパフォーマンスが向上します。ボリューム グループの空き容量は、ホストがファイルを書き込み、変更、削除するうちに徐々に断片化されていきます。最終的に、使用可能な容量は1つの連続したブロックに存在するのではなく、小さなフラグメントに分断されてボリューム グループ全体に分散した状態になります。その結果、ホストは新しいファイルを空きクラスタの使用可能な範囲に収まるフラグメントとして書き込まなければならなくなるため、ファイルの断片化がさらに進みます。
選択したボリューム グループの空き容量を統合することで、ホストが新しいファイルを書き込む際のファイルシステムのパフォーマンスが向上します。また、統合プロセスは、新しいファイルの以降の断片化を防ぐのにも役立ちます。
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[管理] ページで、ボリューム グループがあるストレージ システムを選択します。
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[プロビジョニング]>[プールとボリューム グループの設定]を選択します。
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空き容量を統合するボリューム グループを選択し、[一般的でないタスク]>[ボリューム グループの空き容量を統合]を選択します。
[空き容量の統合] ダイアログ ボックスが表示されます。
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この処理を実行する確認として「
consolidate
」と入力します。 -
[統合] をクリックします。
システムがボリューム グループの空き容量領域の統合(デフラグ)を開始し、以降のストレージ設定タスク用に1つの連続したブロックに統合します。
ナビゲーション サイドバーで [処理] を選択して、空き容量の統合処理の進捗状況を確認できます。この処理には時間がかかることがあり、システムのパフォーマンスに影響する可能性があります。