SANtricity 11.8 Solutions
ボリューム グループの設定の変更
名前やRAIDレベルなど、ボリューム グループの設定を編集できます。
ボリューム グループにアクセスするアプリケーションが必要とするパフォーマンスを確保できるようにRAIDレベルを変更する場合は、次の前提条件を満たしていることを確認してください。
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ボリューム グループのステータスが最適である必要があります。
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ボリューム グループに、新しいRAIDレベルに変更するための十分な容量が必要です。
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[管理] ページで、ボリューム グループがあるストレージ システムを選択します。
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[プロビジョニング]>[プールとボリューム グループの設定]を選択します。
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編集するボリューム グループを選択し、[設定の表示 / 編集] をクリックします。
[ボリューム グループ設定] ダイアログ ボックスが表示されます。
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[設定] タブを選択し、ボリューム グループの設定を必要に応じて編集します。
フィールドの詳細
設定 説明 名前
ユーザーが指定したボリューム グループの名前を変更できます。ボリューム グループの名前は必ず指定する必要があります。
RAIDレベル
ドロップダウン メニューから新しいRAIDレベルを選択します。
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RAID 0ストライピング - ハイパフォーマンスを実現できますが、データの冗長性は確保されません。ボリューム グループ内の1本のドライブで障害が発生すると、関連付けられているすべてのボリュームで障害が発生し、すべてのデータが失われます。ストライピングRAIDグループは、2つ以上のドライブを1つの大容量論理ドライブにまとめます。
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RAID 1ミラーリング - ハイパフォーマンスと最高レベルのデータの冗長性を確保できるため、企業または個人レベルの機密データの格納に適しています。一方のドライブの内容をミラー ペアの2つ目のドライブに自動的にミラーリングすることで、データを保護します。単一ドライブ障害からの保護を提供します。
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RAID 10ストライピング / ミラーリング - RAID 0(ストライピング)とRAID 1(ミラーリング)を組み合わせたもので、ドライブを4本以上選択した場合に可能な構成です。RAID 10は、ハイパフォーマンスとフォールト トレランスが必要な、データベースなどの大量のトランザクションを処理するアプリケーションに適しています。
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RAID 5 - 標準的なI/Oサイズが小さく読み取り処理の割合が高いマルチユーザー環境(データベースやファイルシステム ストレージなど)に最適です。
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RAID 6 - RAID 5を超える冗長性が求められるが高い書き込みパフォーマンスは必要がない環境に最適です。
RAID 3をボリューム グループに割り当てるには、コマンドライン インターフェイスを使用する必要があります。
RAIDレベルの変更はキャンセルできません。変更中もデータは引き続き使用できます。
最適化容量(AB6100のみ)
ボリューム グループの作成時に、使用可能容量とパフォーマンスおよびドライブの寿命とのバランスに基づいて、推奨される最適化容量が決定されます。このバランスを調整するには、使用可能容量を犠牲にしてパフォーマンスの向上とドライブ寿命の延長を図る場合はスライダを右に、パフォーマンスとドライブ寿命を犠牲にして使用可能容量を増やす場合は左に動かします。
SSDドライブでは、その容量の一部が未割り当ての場合に寿命が長くなり、最大書き込みパフォーマンスが向上します。ボリューム グループに関連付けられているドライブの未割り当て容量は、ボリューム グループの空き容量(ボリュームで使用されていない容量)と、使用可能容量のうちの最適化容量として確保された容量で構成されます。この最適化容量は使用可能容量を削って確保され、この容量をボリュームの作成に使用することはできません。 -
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[保存] をクリックします。
RAIDレベルの変更によって、容量が減ったり、ボリュームの冗長性が失われたり、シェルフ / ドロワー損失の保護が失われた場合は、確認ダイアログ ボックスが表示されます。[はい] を選択して続行するか、[いいえ] をクリックします。
ボリューム グループのRAIDレベルを変更すると、ボリューム グループを構成するすべてのボリュームのRAIDレベルがプラグインによって変更されます。この処理の実行中は、パフォーマンスが若干低下することがあります。