SANtricity 11.8 Solutions
Web Services Proxyファイルのダウンロードとインストール
インストールを実施するには、ファイルをダウンロードし、LinuxサーバーまたはWindowsサーバーにプロキシ パッケージをインストールします。次の手順を使用してプロキシをアップグレードすることもできます。
Web Services Proxyファイルのダウンロード
富士通ダウンロードサイトのソフトウェア ダウンロード ページから、インストール ファイルとreadmeファイルをダウンロードできます。
ダウンロード パッケージには、Web Services ProxyとUnified Managerインターフェイスが含まれています。
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富士通ダウンロードサイトにアクセスします。
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[ETERNUS AB/HB Series SANtricity Web Services Proxy] を選択します。
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指示に従ってファイルをダウンロードします。サーバーに応じた正しいダウンロード パッケージ(Windowsの場合はEXE、Linuxの場合はBINまたはRPM)を選択してください。
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プロキシとUnified Managerをインストールするサーバーにインストール ファイルをダウンロードします。
WindowsサーバーまたはLinuxサーバーへのインストール
Web Services ProxyとUnified Managerは、3つのモード(グラフィカル、コンソール、サイレント)のいずれかを使用するか、RPMファイル(Linuxのみ)を使用してインストールできます。
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インストール要件を確認します。
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プロキシとUnified Managerをインストールするサーバーに正しいインストール ファイル(Windowsの場合はEXE、Linuxの場合はBIN)をダウンロードしておきます。
グラフィカル モードでのインストール
グラフィカル モードでのインストールは、WindowsとLinuxのどちらでも実行できます。グラフィカル モードでは、Windows形式のインターフェイスにプロンプトが表示されます。
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インストール ファイルをダウンロードしたフォルダーにアクセスします。
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WindowsまたはLinuxのインストールを起動します。
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Windows:インストール ファイルをダブルクリックします。
santricity_webservices-windows_x64-nn.nn.nn.nnnn.exe
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Linux:次のコマンドを実行します。
santricity_webservices-linux_x64-nn.nn.nn.nnnn.bin
上記ファイル名の「
nn.nn.nn.nnnn
」はバージョン番号です。
インストール プロセスが開始され、SANtricity Web Services ProxyおよびUnified Managerのスプラッシュ画面が表示されます。
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画面の指示に従います。
インストールでは、複数の機能を有効にし、複数の設定パラメーターを入力します。選択した内容は、必要に応じてあとで構成ファイルで変更できます。
アップグレードでは、設定パラメーターの入力を求められることはありません。 -
「Web サーバが起動しました」というメッセージが表示されたら、[OK] をクリックしてインストールを完了します。
[インストールが完了しました] ダイアログ ボックスが表示されます。
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Unified Managerまたは対話型のAPIドキュメントを起動する場合は該当するチェック ボックスをオンにし、[完了] をクリックします。
コンソール モードでのインストール
コンソール モードでのインストールは、WindowsとLinuxのどちらでも実行できます。コンソール モードでは、ターミナル ウィンドウにプロンプトが表示されます。
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次のコマンドを実行します。
<install filename> -i console
上記コマンドの
<install filename>
は、ダウンロードしたプロキシ インストール ファイルの名前です(例:santricity_webservices-windows_x64-nn.nn.nn.nnnn.exe
)。インストール プロセス中にコマンド プロンプトで「 QUIT
」と入力すると、いつでもインストールをキャンセルできます。インストール プロセスが開始され、「Launching Installer — Introduction」というメッセージが表示されます。
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画面の指示に従います。
インストールでは、複数の機能を有効にし、複数の設定パラメーターを入力します。選択した内容は、必要に応じてあとで構成ファイルで変更できます。
アップグレードでは、設定パラメーターの入力を求められることはありません。 -
インストールが完了したら、Enter キーを押してインストーラを終了します。
サイレント モードでのインストール
サイレント モードでのインストールは、WindowsとLinuxのどちらでも実行できます。サイレント モードでは、メッセージやスクリプトはターミナル ウィンドウに表示されません。
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次のコマンドを実行します。
<install filename> -i silent
上記コマンドの
<install filename>
は、ダウンロードしたプロキシ インストール ファイルの名前です(例:santricity_webservices-windows_x64-nn.nn.nn.nnnn.exe
)。 -
Enter キーを押します。
インストール処理が完了するまでに数分かかることがあります。インストールが完了すると、ターミナル ウィンドウにコマンド プロンプトが表示されます。
RPMコマンドでのインストール(Linuxのみ)
RPMパッケージ管理システムと互換性があるLinuxシステムでは、オプションのRPMファイルを使用してWeb Services Proxyをインストールできます。
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プロキシとUnified ManagerをインストールするサーバーにRPMファイルをダウンロードします。
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ターミナル ウィンドウを開きます。
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次のコマンドを入力します。
rpm -u santricity_webservices-nn.nn.nn.nnnn-n.x86_64.rpm
上記コマンドの「 nn.nn.nn.nnnn
」はバージョン番号です。インストール処理が完了するまでに数分かかることがあります。インストールが完了すると、ターミナル ウィンドウにコマンド プロンプトが表示されます。