SANtricity 11.8 Solutions

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Web ServicesとUnified Managerの概要

Web Services Proxyのインストールと設定を開始する前に、Web ServicesとSANtricity Unified Managerの概要について理解しておく必要があります。

Web Services

Web Servicesは、富士通のETERNUS AB/HBシリーズのストレージ システムを設定、管理、監視するためのアプリケーション プログラミング インターフェイス(API)です。API要求を発行することで、ETERNUS AB/HBシリーズ ストレージ システムの設定、プロビジョニング、パフォーマンス監視などのワークフローを実行できます。

Web Services APIを使用してストレージ システムを管理するには、次の知識が必要になります。

  • JavaScript Object Notation(JSON):Web ServicesのデータはJSONでエンコードされているため、JSONのプログラミング概念を理解しておく必要があります。詳細については、「Introducing JSON」を参照してください。

  • Representational State Transfer(REST):Web Servicesは実質的にすべてのSANtricity管理機能へのアクセスを提供するRESTful APIであるため、RESTの概念を理解しておく必要があります。詳細については、「Architectural Styles and the Design of Network-based Software Architectures」を参照してください。

  • プログラミング言語の概念:Web Services APIで使用される最も一般的なプログラミング言語はJavaとPythonですが、HTTP要求を行うことができれば他のプログラミング言語も使用できます。

Web Servicesには2種類の実装があります。

  • 組み込み:SANtricity 11.60以降のバージョンを実行するHB2100/HB2200/HB2300 / AB2100ストレージ システム、SANtricity 11.60以降のバージョンを実行するHB5100/HB5200 / AB5100ストレージ システム、およびSANtricity 11.60以降のバージョンを実行するAB3100 / AB6100ストレージ システムには、各コントローラーにRESTful APIサーバーが組み込まれています。インストールは不要です。

  • プロキシ:SANtricity Web Services Proxyは、WindowsサーバーまたはLinuxサーバーに別途インストールするRESTful APIサーバーです。このホストベースのアプリケーションでは、数百台規模の新旧のETERNUS AB/HBシリーズ ストレージ システムを管理できます。一般に、ストレージ システムが10台を超えるネットワークではプロキシを使用します。プロキシは、多数の要求を組み込みのAPIよりも効率的に処理できます。

中核となるAPIはどちらの実装でも使用できます。

web services proxy overview

次の表は、プロキシ バージョンと組み込みバージョンの比較です。

考慮事項 プロキシ 組み込み

インストール

ホスト システム(LinuxまたはWindows)が必要です。プロキシは、富士通ダウンロードサイトからダウンロードできます。

インストールや有効化は必要ありません。

セキュリティ

デフォルトで最小限のセキュリティ設定が適用されます。

セキュリティ設定が低いため、開発者はAPIをすばやく簡単に使用できます。必要に応じて、組み込みバージョンと同じセキュリティ プロファイルを適用できます。

デフォルトで高いセキュリティ設定が適用されます。

セキュリティ設定が高くなっているのは、APIがコントローラー上で直接実行されるためです。たとえば、HTTPアクセスは許可されないほか、HTTPSについてもSSLや古いTLSの暗号化プロトコルはすべて無効です。

一元管理

1台のサーバーからすべてのストレージ システムを管理します。

組み込み先のコントローラーのみを管理します。

Unified Manager

プロキシ インストール パッケージには、HB2100/HB2200/HB2300、HB5100/HB5200、AB3100、AB6100などのETERNUS AB/HBシリーズの新しいストレージ システムの設定が可能な、WebベースのインターフェイスであるUnified Managerが含まれています。

Unified Managerでは次のバッチ処理を実行できます。

  • 複数のストレージ システムのステータスをまとめて表示

  • ネットワーク内の複数のストレージ システムを検出

  • 1つのストレージ システムから複数のシステムに設定をインポート

  • 複数のストレージ システムのファームウェアをアップグレード

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