ONTAP tools for VMware vSphere 9.13
ONTAP Toolsを使用して設定するESXiホストの値
ONTAP Tools for VMware vSphereを使用してESXiホストにタイムアウト値やその他の値を設定することにより、パフォーマンスの最大化とスムーズなフェイルオーバーを実現できます。ONTAP Toolsで設定される値は、Fujitsu独自のテスト結果に基づいています。
次に示すESXiホストの値を設定できます。
ESXiの高度な設定
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VMFS3.HardwareAcceleratedLocking
この値を1に設定します。
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VMFS3.EnableBlockDelete
この値を0に設定します。
NFS設定
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Net.TcpipHeapSize
この値を32に設定します。
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Net.TcpipHeapMax
この値を1,024MBに設定します。
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NFS.MaxVolumes
この値を256に設定します。
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NFS41.MaxVolumes
この値を256に設定します。
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NFS.MaxQueueDepth
キューイングのボトルネックを回避するには、この値を128以上に設定します。
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NFS.HeartbeatMaxFailures
すべてのNFS構成でこの値を10に設定します。
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NFS.HeartbeatFrequency
すべてのNFS構成でこの値を12に設定します。
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NFS.HeartbeatTimeout
すべてのNFS構成でこの値を5に設定します。
FC / FCoEの設定
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パス選択ポリシー
ALUAに対応するFCパスを使用する場合は、この値を「RR」(ラウンドロビン)に設定します。
他のすべての構成では、この値を「FIXED」に設定します。
この値を「RR」に設定すると、最適化されたすべてのアクティブなパスで負荷を分散できます。「FIXED」は、ALUAに対応していない従来の構成用の値で、プロキシI/Oを防止できます。
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Disk.QFullSampleSize
すべての構成でこの値を32に設定します。この値を設定すると、I/Oエラーの防止に役立ちます。
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Disk.QFullThreshold
すべての構成でこの値を8に設定します。この値を設定すると、I/Oエラーの防止に役立ちます。
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Emulex FC HBAタイムアウト
デフォルト値を使用します。
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QLogic FC HBAタイムアウト
デフォルト値を使用します。
iSCSI設定
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パス選択ポリシー
すべてのiSCSIパスで、この値を「RR」に設定します。
この値を「RR」に設定すると、最適化されたすべてのアクティブなパスで負荷を分散できます。
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Disk.QFullSampleSize
すべての構成でこの値を32に設定します。この値を設定すると、I/Oエラーの防止に役立ちます。
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Disk.QFullThreshold
すべての構成でこの値を8に設定します。この値を設定すると、I/Oエラーの防止に役立ちます。