ONTAP tools for VMware vSphere 9.12

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仮想マシンの移行またはクローニングに関する考慮事項

データセンター内の既存の仮想マシンを移行する際には、いくつかの考慮事項について理解しておく必要があります。

保護されている仮想マシンの移行

保護されている仮想マシンは次の場所に移行できます。

  • 別のESXiホストにある同じvVolデータストア

  • 同じESXiホストにある、互換性のある別のvVolデータストア

  • 別のESXiホストにある、互換性のある別のvVolデータストア

仮想マシンを別のFlexVolに移行した場合、対応するメタデータ ファイルも仮想マシン情報で更新されます。仮想マシンを別のESXiホストだが同じストレージに移行した場合、基盤となるFlexVolのメタデータ ファイルは変更されません。

保護されている仮想マシンのクローニング

保護されている仮想マシンは、次の場所にクローニングできます。

  • レプリケーション グループを使用する同じFlexVolの同じコンテナ

    同じFlexVolのメタデータ ファイルが、クローニングされた仮想マシンの詳細で更新されます。

  • レプリケーション グループを使用している別のFlexVolの同じコンテナ

    クローニングされた仮想マシンが配置されているFlexVolのメタデータ ファイルが、クローニングされた仮想マシンの詳細で更新されます。

  • 別のコンテナまたはvVolデータストア

    クローニングされた仮想マシンが配置されているFlexVolのメタデータ ファイルが仮想マシンの詳細で更新されます。

VMwareでは、現在、VMテンプレートにクローニングされた仮想マシンはサポートされていません。

保護されている仮想マシンのクローンのクローニングはサポートされています。

仮想マシンのSnapshot

現時点では、メモリーなしの仮想マシンSnapshotのみがサポートされています。仮想マシンにメモリーありのSnapshotが存在する場合、仮想マシンは保護対象とはみなされません。

また、メモリーありのSnapshotが存在する保護されていない仮想マシンを保護することもできません。このリリースでは、仮想マシンの保護を有効にする前に、メモリーありのSnapshotを削除する必要があります。

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