ONTAP tools for VMware vSphere 9.13
データストアのサイズ変更
データストアのサイズを変更することで、仮想マシン ファイル用のストレージを拡張または縮小できます。データストアのサイズ変更は、インフラ要件の変更に合わせて必要になる場合があります。
タスク概要
VMFSデータストアのサイズ変更時にデータストアに含まれるボリュームのサイズも変更されるようにするには、VMFSデータストアの初期プロビジョニング時に[ストレージ属性]セクションの[既存のボリュームを使用]オプションは使用せず、各データストアに対して新しいボリュームが自動的に作成されるようにします。
NFSデータストアのサイズは拡張または縮小できますが、VMFSデータストアについてはサイズの拡張のみが可能です。データストアのサイズ変更は、自動拡張 / 縮小オプションが設定されたFlexGroupデータストアでもサポートされます。従来のデータストアに属するFlexGroupとvVolデータストアに属するFlexVolは、既存のサイズより小さくすることはできませんが、最大120%まで拡張できます。これらのFlexGroupボリュームおよびFlexVolではデフォルトのSnapshotが有効になります。
ONTAP 9.9.1以降でオールSANアレイ(ASA)タイプのストレージ プラットフォームを使用している場合のみ、vmdkサイズが16TBを超えるvVolデータストアを作成できます。 |
手順
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vSphere Clientの[Home]ページで、[ホストおよびクラスタ]をクリックします。
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ナビゲーション ペインで、データストアを含むデータセンターを選択します。
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データストアを右クリックし、[ONTAP ツール] > [非vVolデータストアのサイズ変更]を選択します。
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[データストアのサイズ変更]ダイアログ ボックスで、データストアの新しいサイズを指定し、[OK]をクリックします。
[ストレージ システム]メニューの[すべて再検出]オプションを実行すると、[ストレージ システム]およびダッシュボードのストレージのリストを手動で更新できます。または、スケジュールされている次回の更新まで待つこともできます。